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2019-02-17

いかなる美の痕跡も残っていない

Il ne reste à cette femme aucune apparence de beauté. 

オンラインのフランス語辞典 TFLi の例文からです。

→ APPARENCE : Définition de APPARENCE


[発音]
Il ne reste à cette femme 
イルヌレスト アセットファム

aucune apparence de beauté
オキュナパランス ドゥボテ


◆ Il ne reste

rester (レステ) は「とどまる」とか「残っている」といういみの動詞ですが、

今回の例のように

Il reste A

となっているときは「Aが残っている」となります。

つまり、il は主語として形式的に置かれているだけの、「形式主語(仮主語)」です。

なので、Il ne reste ~ で「~が残っていない」です。

※ ne に対応する pas とか、あるいは jamais とかはこのあとに出てきます。


◆ à cette femme

「この女に」。

前置詞 à がついてるので、この cette femme は Il reste A の「A」にはなりません。

Il reste A à B という形で「BにAが残っている」となります。

この文では、 à B の部分が A よりも先にきています。


◆ aucune apparence de beauté

「いかなる美の名残りも」。

この aucune apparence が Il reste A の「A」にあたります。

apparence は「外観・みかけ」「痕跡・名残り(なごり)」(女性名詞)。

動詞 apparaître (現れる / ~に見える)の名詞形ですね。

aucun(e) は ne とセットで「いかなる~も(ない)」「どんな~も(ない)」です。

aucun(e) は形容詞なので名詞の前に置きます: aucune apparence 。


全体で、

◆ Il ne reste à cette femme aucune apparence de beauté.

「この女にはいかなる美の痕跡もない。」

「この女性には美しさの名残がみじんも感じられない。」

という感じです。