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2015-06-30

同盟国間としては普通ではないやり方だ

C'est une pratique anormale entre alliés de longue date. 

( ニュースのフランス語 / フランス語中級 )


アメリカの NSA ( 国家安全保障局 ) がフランスの歴代大統領の電話を盗聴していた問題で、フランスの首相 マニュエル・ヴァルス Manuel Valls がアメリカを批判して述べた言葉です。

引用元は、フランス語のニュース週刊誌 L'Express のWebサイトの6月24日付ニュースです。

( http://www.lexpress.fr/actualite/politique/espionnage-valls-demande-aux-etats-unis-de-reparer-les-degats-lies-aux-ecoutes_1693000.html )




発音は、

    C'est une pratique anormale

    セチュン プラティーク アノルマァル

    entre alliés de longue date.

    オントゥル アリエ ドゥ ロング ダァト

という感じになります。


さて、

    C'est une pratique

ですが、この場合の pratique は女性名詞で、

    実践

という意味のほかに、

    やり方

などが意味があります。

ですので、

    これは(~な)やり方だ

という感じで、この (~な) のところに来るのが、

    C'est une pratique anormale

の anormal です。


normal (ノルマァル) は、英語のノーマルと同じで、

    普通の、通常の

ですが、a- が付いて anormal となると

    異常な、変な

となります。

    ※ 英語だと ab- がついた abnormal ですね。


ですので、 C'est une pratique anormale で

    これは異常なやり方だ

です。

次の entre は、

    ~ の間に/で

という前置詞。

    allié  

は、

    同盟国、 連合軍

という意味で、第一次・第二次世界大戦で、

    les Alliés

と大文字で書くと、

    連合軍

つまり、ドイツに対する同盟軍のことになります。


ここまでで、

    C'est une pratique anormale entre alliés

   これは、同盟国の間では(間としては) 異常なやり方だ

となります。


最後の、

    de longue date

ですが、これは

    古くからの、長年の

という表現です。

    ※ 直訳すると 「長い日付の」 という感じでしょうか。


したがって、全文を、

    これは、古くからの同盟国の間では異常なやり方だ
        ↓
    これは、古くからの同盟国の間としては普通じゃない行為だ。

と訳してみます。






2015-06-29

ニュースの仏単語: station balnéaire

station balnéaire 海水浴場

世界各地でテロが相次いでいます。

6月26日には北アフリカのチュニジアでテロがありました。

テロの現場は、チュニジアの中部スースという街のリゾートホテルのビーチです。


この現場について、フランス語のニュースでは、

    station balnéaire

    スタシオン バルネエール

という言葉が使われていました。


この、

    balnéaire

は、

    海水浴の

という意味の形容詞で、


    station

には 「駅」 という意味もありますが、ここでは、

    静養地、保養地、リゾート

といった意味です。 (女性名詞)


ですので、

    station balnéaire

で、

    海水浴場

となります。



2015-06-26

ニュースの仏単語: espionnage

またもやアメリカの NSA ( National Security Agency : 国家安全保障局 ) がフランスで盗聴していた(いる?)ことが明らかになりました。

こんどはフランスの大統領の電話を三代にわたって盗聴していたとのことです。

※ 三代とは、 Jacques Chirac (1995–2007)、 Nicolas Sarkozy (2007–2012)、 François Hollande (2012–) です。

情報を暴露したのは ウィキリークス ( WikiLeaks 

こうした 「スパイ行為」 を、

    espionnage

    エスピオナージュ

といいます。

男性名詞です。

espionnage スパイ行為



この単語が英語に輸入されて、英語では、

    espionage

    エスピオナージ

と、n が一個少ないです。


そういえば古い話ですが、アリスという音楽グループの曲で 「エスピオナージ」 というのがありました!




2015-06-25

オリンピックにボーリングの場所はあるか?

Le bowling a-t-il sa place aux Jeux olympiques?

(フランス語初級)


フランスのニュース週刊誌 L'Express  のニュース (2015/6/22)見出し より。






2020年の東京オリンピックで、ボウリングが正式な競技として採用されるのだろうか、という記事です。


この文のおおまかな発音は、

    Le bowling a-t-il sa place aux Jeux olympiques?

    ル ボリング アティル サ プラァス オ ジュゾランピーク

となります。


意味を前から見ていきましょう。

    Le bowling ... ?

    ボーリングは ... だろうか。

最後が ? (ポワン ダンテロガシォン point d'interrogation : 疑問符) で終わっているので、この文は疑問文です。


つぎに、

    Le bowling a-t-il ... ?

は、

    ボーリングは ... を持っているだろうか。

です。

a は avoir の直説法現在 三人称単数形 (つまり il や elle に対する形)です。


フランス語の疑問文の作り方はいくつかありますが、その一つが、主語と動詞を倒置させる (主語と動詞の位置を入れ替える) やり方です。

ただし、今回の例のように主語が代名詞以外の時 (今回の主語は le bowling) は、その主語の代名詞 (今回は il ) を使って主語・動詞を倒置させます。

    Le bowling a sa place ...
        ↓
    Le bowling a-t-il sa place ... ?


また、a と il の間に t が入っているのは a-il としてしまうと、発音が「ア イル」 となって母音が続いてしまい発音しにくくなるので、その調整として t を入れることになっているからです。

※ この説明はあいまいですねぇ。 「北鎌フランス語教室」 さんのページにきちんとした説明があります。


つぎに、動詞 avoir の目的語 sa place が来ています。

    Le bowling a-t-il sa place ... ?


    ボーリングはその (自らの) 場を持っているだろうか。


sa は 所有形容詞 son の女性形で、「彼の、彼女の、それの」 という意味です。

なぜ女性形になっているかというと、sa が修飾している名詞 (place) が女性名詞だからです。

※ つまり、所有形容詞は 「形容詞」 なので、それが修飾する名詞に性数一致する、ということになります。


最後に、文全体だと、

    Le bowling a-t-il sa place aux Jeux olympiques?


    ボーリングはオリンピックゲームにその (自らの) 場を持っているだろうか。

    → オリンピックにはボーリングの場所はあるのか?

    → オリンピックにボーリングが入る余地はあるのか?
  
という感じです。



「オリンピック (オリンピック・ゲーム)」は、

    les Jeux Olympiques

    レ ジュゾランピーク

といいます。


※ Jeux Olympiques の O は大文字で書くのが普通です。


jeux は jeu (遊び、競技、ゲーム : 男性名詞) の複数形ですね。

olympique は 「オリンピックの」 という形容詞です。


Jeux Olympiques のように、名詞の複数形の後ろに形容詞(の複数形) がつく場合、リエゾン(つなげて読む)できる場合はリエゾンして読むことができます (リエゾンしなくてもいいです)。

※ 「単数名詞+形容詞」 の場合はリエゾンしてはいけません。


現在のオリンピックを最初に企画した人は フランス人の Pierre de Coubertin (ピエール・ド・クーベルタン: 1863-1937)。

彼は 「近代オリンピックの父」 と呼ばれています。

そのためか、国際オリンピック委員会やオリンピック競技ではフランス語が英語よりも重視されています。


そういえば、東京オリンピックの誘致活動のスピーチでは、滝川クリステルさんも、高円宮(たかまどのみや)久子さんもフランス語を使っていました!



2015-06-22

ニュースの仏単語: faillite

アメリカの拳銃で有名な銃器メーカー、コルト社が破産というニュースがありました。

「破産」 はフランス語で、

    faillite

    ファイット

と言い、女性名詞になります。

faillite 破産



政策や理論の

   破綻(はたん)

という意味にも使われます。


あなたが好きです

Je t'aime.

(フランス語入門)




( 「プロフェッスゥール宮川のボンジュールフランス語」 より)


1970年前半に歌謡曲を聞いていた人 (いますか?) なら覚えているでしょう。

沢田研二の名曲 「魅せられた夜」(1973)。


この曲のサビでは、

    Je t'aime.

が繰り返されます。


Je t'aime は英語で言えば I love you. です。


現在TBSで放映中のドラマ 「天皇の料理番」 でも、主人公の秋山徳蔵 (佐藤健) が、離れて暮らす妻に送る手紙の最後に、

    ジュテーム

とカタカナで書いていました。


それぞれの単語の意味は、

    je は 「私は」

    t' が 「あなたを、君を」

    aime が 「愛している」

となります。


※ このブログの別の記事 「 フランス語入門001: Je t'aime. 」 でも説明しています。



2015-06-19

パリにカジノはできないでしょう。

Il n’y aura pas de casinos à Paris.

(フランス語初級)


フランスの新聞 Le Monde (ル モンド) の 2015.6.11 の記事からの一文です。




とりあえず発音は、


    Il n’y aura pas de casinos à Paris.

    イルニ オラ パ ドゥ カズィノ ア パリ

という感じです。

この文の動詞はどれかというと、

  aura

ですね。

aura の不定詞 (原形) は avoir で、

aura は avoir の未来形 (単純未来形) の活用です。


確認しておくと、

    j'aurai                         ジョレ
    tu auras                     テュ オラ
    il aura                         イロラ
    nous aurons              ヌゾロン
    vous aurez                ヴゾレ
    ils auront                   イルゾロン


です。



ちょっと、aura を現在形の a にして書き換えてみます。

    Il n’y a pas de casinos à Paris.

il y a ~ は、「~がある (在る)」 という構文だったので、この文全体の意味は、

    パリにはカジノがない。

となります。

※ casino は男性名詞で、意味は 「カジノ」 です。


この文は ne (n') と pas があるので否定文です。

ここでさらにこの ne と pas を取り去ってみましょう。

すると、

    Il y a des casinos à Paris.

となるでしょう。

否定の文と普通の文(肯定文)を並べると、


    Il n’y a pas de casinos à Paris.

    Il y a des casinos à Paris.

となり、casinos の前が、

    否定文では、 de

    肯定文では、 des

となっています。



des は不定冠詞の複数形でした。

なぜ、否定文で不定冠詞複数形の des が de になっているかというとと、

    否定文中では、目的語(直接目的語)につく不定冠詞 ( un, une, des ) や
    部分冠詞 (du, de la ) は de になる。

という規則があるからです。

※ 初級文法の急所の一つです...。


いま、des casinos は il y a の目的語(直接目的語) になっているのです。

ですので、規則にしたがって否定文中で des が de になっています。

...。


元の未来形 (単純未来形) の文、

    Il n’y aura pas de casinos à Paris.

は、結局、

    パリにはカジノができないでしょう。

みたいな感じになります。

どうも、パリの議会でとりあえずパリにカジノは作らないということが決まったらしいです。

東京にはできるんでしょうか。



ニュースの仏単語: indemnisation

何か事故があったときの補償や賠償、国家間での補償や賠償などのように、「補償・賠償」 もニュースによく出る言葉です。
indemnisation 補償

フランス語では、

    indemnisation

    アンデムニザシォン

といいます。


最後が -tion で終わっているのは女性名詞になるので、 indémnisation は女性名詞です。


ちょっと発音しずらそうなので、 各国語の単語の発音が聞けるすばらしいコンセプトと仕組みのサイト、

    Forvo

で検索してみました。

    → indemnisation の発音 (Forvo)



空が青いです

(フランス語入門)

YouTube 「プロフェッスゥール宮川のボンジュールフランス語」 より。




今回の文は、

    Le ciel est bleu.

で、意味は、

    空が青い。

です。


「空」 はフランス語で、

    ciel

    シィエル

といいます。


フランス語の名詞には「性」の区別があって、それぞれの名詞ごとに「男性名詞」か「女性名詞」か決まっています。

ciel (空) は男性名詞です。


なぜ ciel (空) が「男性」 なのか。

カラッと晴れた空が男っぽいから?

別にそういった理由ではなくて、とりあえずそう決まっているのでそう覚えます。


さて、英語と同じく 「定冠詞」 というのがあります。

英語の定冠詞は the しかないですが、フランス語の定冠詞は、それが付く名詞が男性か女性か (さらには単数か複数か) で形を変えます。

ciel のような男性名詞 (の単数形) につく定冠詞は、

    le

    ル

です。

フランス語の単語の最後に e があっても発音しないので、 le の発音は、「レ」 ではなく 「ル」 に近いです。


ここまでの、

    le ciel

で、英語でいえば、

    the sky

ということになります。


つぎの

    est

ですが、発音は、

    エ

となります。

※ 「エスト」 とかにはなりません。


意味は、

    ~だ、~である

で、英語で言えば 「be動詞」 っていうやつです。

ですので、

    Le ciel est

までで、

    空は~だ

となります。

英語なら、

    The sky is

ですね。


最後の、

    bleu

    ブル

は、英語の blue に似ていますが u と e の順番が逆です。

意味は、英語の blue と同じ。 つまり、

   青い

という意味 (の形容詞) です。


というわけで、

    Le ciel est bleu.

は、

    空が青い。

となります。

英語なら、

    The sky is blue.

です。


2015-06-08

数字の0から8まで

(フランス語入門)

YouTubeの 「プロフェッスゥール宮川のボンジュールフランス語」 より。

0 から 8 まで、車のダッシュボードに並んでいる数字を読んでいます。




0  zéro

    ゼロォ

1  un

   アン(ウン)


2  deux

    ドゥ

  さいごの x は発音しません。


3  trois

    トゥロワ

  oi は 「 わ 」 みたいな発音になります。

  さいごの s は発音しません。


4  quatre

    カトゥル

   さいごの e は発音しません。

   ※ どんな単語でも綴り(つづり)の最後の e は (ぜったいに) 発音しません。 


5  cinq

    サンク


6  six

    シィス

  さいごの x は 「 す 」 みたいな発音になります。


7  sept

    セット

  とちゅうの p は発音しません。

  英語で september (セプテンバー) といえば 9月ですが、フランス語の数字の sept は 9 ではなく 7 です。

  ※ ちなみに フランス語の 9月は英語の 9月に似た、

      septembre 

      セプタァンブル

  で、この場合は p を発音します!


8  huit

    ユィット

  さいしょの h は発音しません。

  ※ フランス語では、単語の綴り(つづり)に h が入っていても (ぜったいに) 発音しません。




2015-06-07

ニュースの仏単語: chavirer


中国の長江で船が転覆するという事故がありました。


「(船が)転覆する」 は、

    chavirer

    シャヴィレ

です。



2015-06-01

ニュースの仏単語: méridional

今日のニュースなフランス語単語は、

    méridional

   メリディオナァル

です。


発音しにくいですね。

   mé -  メ

   ri -    リ

   dio -  ディオ

   nal - ナァル

というふうに、分けて一区切りずつ発音するとよいかもしれません。


   mé - ri - dio - nal

   メ  - リ - ディオ - ナァル


意味は、

    南の

で、最近ニュースによく出る 「南シナ海」 は、

    mer de Chine méridionale

    メール ド シヌ メリディオナル

です。

    mer (海)

が女性名詞なので、形容詞の méridional は最後に -e がついて

    méridionale

となっています。


※ Chine (中国) も女性名詞ですが、 méridional は Chine ではなく、mer を就職していると考えたほうがよいでしょう。


Wikipedia の項目に、

    Conflit territorial en mer de Chine méridionale

というのがあります。


この、

    conflit  コンフリ

は、男性名詞で、

    衝突、紛争

という意味で、

    territorial

    テリトリアァル

は、

    領土の

という意味の形容詞です。


ですので、

    Conflit territorial en mer de Chine méridionale

で、

    南シナ海における領土紛争

などとなります。


犬です。黒い犬です。

(フランス語入門)

YouTubeの 「プロフェッスゥール宮川のボンジュールフランス語」 より。






【例文】

    C'est un chien.

    これは犬です。


    C'est un chien noir.

    これは黒い犬です。



【語句】

    C'est ~ : これは~です。

    un : 男性名詞単数形につく不定冠詞。


フランス語の名詞は、「男性」と「女性」の性(性の区別)があります。

    chien : 犬。男性名詞です。


chien (犬)は(なぜか) 「男性名詞」 なのです。

名詞につく不定冠詞は、その名詞が 「男性」 か 「女性」 かによって形がことなります。

男性名詞につく不定冠詞は un (アン) です。


なので、chien に不定冠詞をつけると、

    un chien

となるのです。


    noir : 黒い。形容詞。


ふつう、形容詞は名詞の後ろに付けます。

「黒い犬」 だと、

    un chien noir

となります。