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2016-11-29

上級仏単語: hormis

本日の上級仏単語は、

    hormis

    オルミ

        → Forvoで発音を確認

        ※ この h は 「無音の h 」 です。

です。

hormis を除いて

品詞は、

    前置詞

で、

意味は、

   ~を除いて、 ~以外は

です。

同じ意味で、

    sauf   ソフ

や、

    excepté

    エクセプテ

という前置詞もありますが、 hormis は 「文語」 で使われる表現です。


2016-11-28

ヘーゲルの論理学の始まり

La Logique hégélienne part d'une identification de la pensée et de la chose pensée.





Jean Hippolyte (ジャン・イポリット) というフランスの哲学者(1907-1968)の "Logique et existence" (『論理と実存』) という著作の序文冒頭の一文。

    → "Logique et Existence" (Amazon.fr)


発音:

    La Logique hégélienne part d'une identification

    ラ ロジーク エゲリエンヌ パール デュニダンティフィカシオン

    de la pensée et de la chose pensée.

    ドゥ ラ パンセ エ ドゥ ラ ショーズ パンセ


意味:

    La Logique hégélienne

    ヘーゲルの論理学は


logique は 「論理」 「論理学」、女性名詞。

    ※ ここでは大文字で Logique となってます。 なぜかな?


ヘーゲル (Hegel) というのはドイツの有名な哲学者 (1770-1831)。

hégélien は 「ヘーゲルの」 という意味の形容詞。 hégélienne はその女性形。


    part d'une identification

    同一視から出発する


partir de ~ で、「~から始まる、発する」。

identification は 「同一視」 「混同」


何と何を同一視(混同) するのかというと、

    part d'une identification de la pensée et de la chose pensée.

となっているので la pensée と la chose pensée との同一視です。

pensée は 「考え」 「思考」 「思索」 で、女性名詞。

後半の chose pensée のほうの pensée は、名詞ではなくて、動詞 penser の過去分詞 pensé の女性形ですね。 chose (物) という女性名詞を修飾しています。

なので、 chose pensée で、 「思考された物」。


全体で、

    La Logique hégélienne part d'une identification de la pensée et de la chose pensée.

    ヘーゲルの論理学は、思考と思考された物との同一視から始まる。

となります


意訳して、

    思考と思考されるモノとが同じ一つのものであるとみなすこと。ここからヘーゲルの論理学は始まる。

としてみました。


2016-11-25

上級仏単語: cossu

今日の上級仏単語です。

cossu 裕福な


今日の単語は、

    cossu

    コスュ

です。

    ※ Forvo で発音を確認


品詞は形容詞。


意味は、

    裕福な、豪華な

です。


2016-11-23

上級仏単語: ringard

今日の上級仏単語です。

ringard 落ち目の


単語: ringard

発音: ランガール

    → Forvo で発音を確認

品詞: 名詞

意味: 落ち目の, 時代後れの


2016-11-21

上級仏単語: présomptueux

présomptueux  傲慢な


本日の上級仏単語 : présomptueux

発音: プレゾンプチュウ ( → Forvo で発音を確認

品詞: 形容詞

意味: うぬぼれた、 思い上がった、傲慢な


我消費ス故ニ我有リ

Je dépense, donc je suis.


17世紀のフランスの哲学者デカルト (Descartes) の有名なことばに、

    Je pense, donc je suis.

    ジュ パンス ドンク ジュ スィ

というのがあります。

デカルトの肖像画 
(デカルトの肖像画  ※ fr.wikipedia.org より)


donc は 「それゆえ、したがって」。

後半の je suis の suis ( être ) の意味は、この場合は、

    ~である

ではなくて、

    在る、居る、存在する

のほうです。


ですので、

    Je pense, donc je suis.

は、

    我思う、故に我有り。

などと訳されています。

仏和辞典でも donc の項目にこれが例文として出ていたりします。


そして今回のお題の

    Je dépense, donc je suis.

    ジュ デパンス ドンク ジュ スィ

という表現ですが、人から 「これは誰の言葉なの」 と聞かれて、初めて聞く表現だったので、ちょっとググってみたのですが、たくさんいろんなところで使われていますね。

とくにだれが言い出した言葉というわけではなく、デカルトの表現をもじって、最近いろいろ使われるようになった表現みたいです (あまり確信なし)。


意味は、 dépense が

   dépenser : 消費する

という動詞なので、

    私は消費する、だから私は存在している。

    我消費ス故ニ我有リ

などとなります。


この消費社会においては、消費することが人の存在意義になっている、とか、そういう感じでしょうか。


2016-11-15

上級仏単語: nauséabond

上級仏単語です。


nauséabond  吐き気をもよおさせる


単語: nauséabond

発音: ノゼアボン

    → Forvo で確認

品詞: 形容詞

意味: 吐き気をもよおさせる、不愉快な、胸の悪くなる


※ この単語の前半部分の 「ノゼ」 は、名詞の nausée (ノゼ) 「吐き気」 と同じですね。


ロボットは快楽を感じるか

Les robots jouissent-ils ? Cette question conduit à s'interroger sur la nature et la fonction du plaisir chez l'humain...
フランスのニュース雑誌 Le Point (ルポワン) のWebサイトの 11月14日の 「Sex machine」 というタイトルの記事のリード文からです。


Le Point, "Sex machine"

発音は、

    Les robots jouissent-ils ?

    レロボ ジュイッスティル

    Cette question conduit à s'interroger

    セット ケスチオン コンデュイ ア サンテロジェ

    sur la nature et la fonction

    スュル ラ ナチュール エ ラ フォンクシオン

    du plaisir chez l'humain

    デュ プレズィール シェ リュマン

というようなかんじです。


最初の

    Les robots jouissent-ils ?

の robot は 「ロボット」 のこと (男性名詞)。 発音は 「ロボ」 です。

動詞の jouissent の不定詞は jouir で、活用は finir と同じ。

意味は、

    楽しむ

ですが、ここでは記事のタイトルに Sex machine とあるので、

    性的な快感を得る

というほうの意味にとりましょう。

すると、

    ロボットは性的な快感を得るのか。

という意味になります。


二文目は、

    Cette question conduit à

と始まっています。

主語は、 Cette question 「この問は」 。

動詞 conduit は不定詞は conduire で、

    運転する

という意味ですが、他に、

    導く、連れていく、 (…するよう)仕向ける

などの意味があります。

この場合は、前置詞 à のあとに不定詞 s'interroger があるので、

    この問いは、…するよう仕向ける

という感じでしょう。

s'interroger の interroger は

    尋ねる、質問する

ですが、se がついて代名動詞になると、

   自問する、疑問を抱く

となります。


そして、何について自問するかの 「について」 が次の sur という前置詞に当たります。

ここまでで、

    Cette question conduit à s'interroger sur ...

    この問は…について自問するように仕向ける

という感じです。

そして疑問(自問)の対象となるのは、

    ... s'interroger sur la nature et la fonction du plaisir chez l'humain

の sur の後の、 la nature et la fonction du plaisir chez l'humain の部分です。

つまり、

    人間における快楽の性質と機能

です。


二文目の全体で、

    Cette question conduit à s'interroger sur la nature et la fonction du plaisir chez l'humain

    この問は、人間における快楽の性質と機能について自問するように仕向ける

となります。


全体では、

    Les robots jouissent-ils ? Cette question conduit à s'interroger sur la nature et la fonction du plaisir chez l'humain...

    ロボットは性的な快楽を感じることができるのか。 こう問うことは、人間における快楽というものの持つ性格と、その役割について考えることである。

という感じでしょうか。