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2012-04-29

綴り字記号つきの文字の入力

パソコンでフランス語を入力するときに 「綴り字記号 (アクサン) 」 つきの文字は、日本語キーボードからは直接打つことができません。

Ça va? の ç とか、étranger の é とか。


キーボードの設定をフランス語配列のキーボードに変更すれば可能ですが、その場合、日本語が入力できなくなるので、日本語とフランス語混じりの文章を書くときは不便です。

( ほかにも数年前までは 「文字コード」の制約もあって、一つの文書に日本語とフランス語を同時に記述するのは困難でした。 )


たとえば、マイクロソフトのワープロソフト Word だと、ショートカットキーを使ってアクサンつき文字を入力することができます。

たとえば、[ Ctrl ] + [ , ] のあとで c を打つと ç が入力されます。



他の文字については Word のヘルプにも書いてあるはずですが、ヘルプのどこにあるか見つけづらいので、「ワード フランス語 アクサン」 などで Webを検索すると見つかると思います。

いま検索してみたら、たとえば 「 アクサンの入力方法(wordやexcelの場合):フランス語会話の勉強法 」 というページにわかりやすく表で載っていました。


私は普段の文章書きには Word ではなくテキストエディターを使っています。

テキストエディターは Word (ワープロ) のように文字を大きくしたり色をつけたり、図や表を入れたりということがいっさいできません。

純粋に文字 (テキスト) だけを編集するソフトです。 そのぶん動作が軽快です。

私が知っている範囲だと、 EmEditor というテキストエディターは、日本語入力中でも、 Word と同じショートカットキーで綴り字記号つきの文字を入力することができます。




便利! なのですが、私はパソコンを使い始めたときから秀丸エディターというのを使っていて、秀丸エディターはこの方法でも綴り字記号つき文字を入力できません...。


(EmEdotorからコピーして貼り付けてみた。)


なので、一時的に秀丸エディターから EmEditor に常用エディターを変更してみたこともありました。

機能的にはEmEditorで十分(すぎるほど)なのですが、体というか指先に染みこんだ秀丸エディターの操作感を忘れられずに秀丸に戻りました。


どうすればいいのか。

しばらく綴り字記号つきの文字を入力する場合は、EmEditorを別途たちあげて、EmEditorでショートカットキーを使って ç や é や à を入力して、それをコピーして秀丸に貼り付けていました。

それから、気がついて、フランス語を入力するファイルの先頭に、よく使うアクサンつきの文字を入力しておいて、そのつどそこからコピーするようにしました。

こんな感じです。




でも、これでもまだ不便です。

もっといい方法はないのか?...


(続く...)


2012-04-15

彼女は立ち上がって、コーヒーが残っているかを


(フランス語中級)

Elle se leva pour aller voir s'il restait du café.

[ Zola, "L'Assommoir" ]

エミール・ゾラの 『居酒屋』 の一節(第7章)。


【発音】

Elle se leva
エル ス ルヴァ

pour aller voir .
プール アレ ヴォワール

s'il restait du café
シィル レステ デュ カフェ


今回はフランス語の音声をつけてみました...。
ネイティブの発音ではありませんよ...。

音声  [ SoundCloud ]


【語句】

_ leva : lever の直説法単純過去

_ se lever : 「起き上がる、立ち上がる」

_ aller voir : 「見に行く」

_ si : ここでは「~かどうか」

_ restait : rester (「留まる、~の状態でいる」) の直説法半過去形

_ il reste ~ : 「~が残っている」 。 この場合、il はいわゆる「非人称」の主語。

_ du café : ここでは du は部分冠詞。


【説明】

●単純過去形

Elle se leva で、「彼女は立ち上がった、彼女は起き上がった」ですが、「“立ち” 上がった」のか「“起き” 上がった」 のかどちらがいいかは状況(文脈)によります。

ここでは、「彼女」が椅子かなんかに座っていて、そこから「立ち上がった」ことにします。

leva の時制は単純過去形です。

引用文はエミール・ゾラの『居酒屋』という小説からですが、小説などでは 「だれだれは~した、それから~して、~した」みたいに、順番に何かが起こったり、だれかが何かを次々にしたりする様子が描かれます。

そういう場合に単純過去形が使われることが多いです。日常会話では単純過去形は使われません。

日本語でいえば「単純過去」はちょっと「古文」みたいな感じがするのかもしれません。


●pourの意味

つぎに Elle se leva pour aller voir ですが、前置詞 pour は「目的」を表すので、pour aller voir で 「見に行くために」となり、「彼女は~を見に行くために立ち上がった」 となります。

ですが、pour には「結果」の意味もあるので、「彼女は立ち上がって~を見に行った」でもいいですね。

どちらにするかはやはり状況(文脈)の自然さで選びましょう。


●siの意味

s'il restait du café で 「コーヒーが残っているかどうか(を)」。

ここでの si は 「~かどうか」です。また、il は 「非人称」になります。


●半過去形

rester が単純過去ではなくて、半過去形になっているのは、「コーヒーが残っている」というのは順番に起こったりしたりするような動きではなく、そのときの「状態」「状況」だからです。

そうした過去の「状況」「状態」「背景」を表す時制は、単純過去ではなく、複合過去でもなく、半過去になります。


【訳】

Elle se leva pour aller voir s'il restait du café.
彼女は立ち上がって、コーヒーが残っているか見に行った。


【補足】

* lever の直説法単純過去の活用

je levai
ジュ ルヴェ
tu levas
テュ ルヴァ
il leva
イル ルヴァ
nous levâmes
ヌ ルヴァーム
vous levâtes
ヴ ルヴァートゥ
ils levèrent
イル ルヴェール


【関連記事】


原文
* このページ内を検索すると該当する文章が見つかります。



フランス語入門005:「きみはそれが嫌いだ。」


例文: Tu détestes ça.


○発音

tu [テュ]: u の発音は唇を恥ずかしいくらい思い切り突きだして[イ]!

déteste [デテストゥ]: 語末の -es は発音しません

ça [サ]



○意味

tu : 「君は、あなたは」

détestes : 「が嫌いだ」

ça : 「それ、これ、あれ」

Te détestes ça. : 「きみはそれが嫌いだ。」


○解説

「私はそれが嫌いだ。」は、 Je déteste ça. (ジュ デテゥストゥ サ) でした。

「きみはそれが嫌いだ。」 になると、 Je が Tu に代わります。

それから変わったところはどこでしょう?

そうです、Je 「私は」 のときの déteste 「が嫌いだ」 が、Tu 「きみは」 になると détestes と、最後に -s がついています。

そうです。 「私はきみを愛している。」 が Je t'aime. で、「きみは私を愛してる。」が Tu m'aimes. だったのと同じです。

aime, aimes や déteste, détestes を「動詞」といいます。

Je や Tu はその動詞に対する「主語」ですね。

つまり、動詞の形は主語によって変わるということになります。

これを「動詞の活用」といったりします。

どのくらい「変わる」のか? それはまだ秘密です...。

とりあえず、

je → aime、déteste
tu → aimes, détestes

というふうに、

je → -e
tu → -es

というパターンがあることになります。




2012-04-14

上級仏単語: crapuleusement

crapuleusement


【発音】

crapuleusement
クラピュルーズモン


【品詞】

副詞


【意味】

卑劣に、下劣に