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2015-07-21

サーフィン大会でサメに襲われる

La finale d'une compétition de surf sud-africaine a été annulée ce dimanche après l'impressionnante attaque de requin subie par le surfeur Mick Fanning.

(フランス語中級)

フランスのニュース週刊紙 L'Express のWebサイトの7月19日付けの記事からの引用です。

※ 元記事 → http://www.lexpress.fr/insolite/animaux/video-un-surfeur-indemne-apres-une-attaque-de-requin-en-pleine-competition_1700003.html


南アフリカで行われたサーフィン大会決勝で、選手がサメに襲われ大会が中止になりました。幸い怪我はなかった模様。




まずは文の前半から。

    La finale d'une compétition de surf sud-africaine a été annulée ce dimanche ...


単語をいくつか確認しましょう。

  ・ finale [フィナル](女性名詞) 決勝戦

  ・ compétition [コンペティション](女性名詞 ※ -tionで終わる単語は女性名詞) 競争、競技


  ・ surf [シュルフ](男性名詞) サーフィン、波乗り [※英語の surfin から]


  ・ sud-africain [シュド アフリカン](形容詞) 南アフリカの、南アフリカ共和国の


  ・ annuler [アニュレ] (動詞) 中止する、取り消す


前から見ていくと、


    La finale d'une compétition de surf sud-africaine ...

までは、

    南アフリカのサーフィン競技の決勝戦は...

という感じです。

ここで、形容詞の sud-africain (シュド アフリカン) は sud-africaine (シュド アフリケェヌ) と最後に -e が付いていますので、女性名詞、つまり compétition を修飾しています。

ここまでが文の 「主語(主部)」ですね。

というのも、つぎには、

    La finale d'une compétition de surf sud-africaine a été annulée ...

と、a été annulée という動詞が続くからです。

    a は動詞 avoir の直説法現在三人称単数形。

    été は動詞 être の過去分詞。

    annulée は動詞 annuler の過去分詞の女性形(最後に -e が付いてるので)。

つまり、

     a été

で、[ avoir の直説法現在 + 動詞の過去分詞 ] となるので 「複合過去」 になっていて、

さらに、

    été annulée

で、[ être + 過去分詞 ] になっているので 「受動態」 になります。

したがって、a été annulée で、

    中止された (中止になった) 

となります。

annuler の過去分詞 annulé に -e がついているのは、a été annulée の主語が、 La finale だからです。

    ※ 受動態の過去分詞は、主語に性数一致します。


ここまで、

    La finale d'une compétition de surf sud-africaine a été annulée ...

は、

    南アフリカのサーフィン競技の決勝戦は中止になった

です。

前半最後は、ce dimanche が付いているので、

    La finale d'une compétition de surf sud-africaine a été annulée ce dimanche ...

    南アフリカのサーフィン競技の決勝戦はこの日曜に中止になった

という感じでしょう。

-----

後半をみてみましょう。

    La finale d'une compétition de surf sud-africaine a été annulée ce dimanche après l'impressionnante attaque ...

l'impressionnante attaque の後で ( aprës ) 中止になったようです。


それぞの単語の意味は、

  ・ impressionnant (アンプレッショナン) [形容詞] 印象深い; 驚くべき; 恐ろしい

  ・ attaque (アタァク) [女性名詞] 攻撃、非難

なので、 なにか 「恐ろしい攻撃」 または 「恐ろしい非難」 の後に中止になったみたいです。


続きを見ると、

    La finale d'une compétition de surf sud-africaine a été annulée ce dimanche après l'impressionnante attaque de requin ...

requin の(de) 攻撃 (attaque) があったようです。


requin は何でしょうか。

  ・  requin (ルカン) [男性名詞] サメ

なので、「 サメの恐ろしい攻撃の後で」 中止になったということでしょう。


さらに、

    La finale d'une compétition de surf sud-africaine a été annulée ce dimanche après l'impressionnante attaque de requin subie par ....

とありますが、subie (スュビ) は、

    subir (スュビール) [被害などを] 受ける、被る(こうむる)

という動詞の過去分詞 subi の女性形(-e) です。

過去分詞は、「~された、~される」 という受け身の意味の形容詞になります。

つまり、「~された、~される」 という意味になって名詞を修飾します。


ここでは、「...によって (par) 被られた (subie) 、サメの恐ろしい攻撃 (l'impressionante attaque de requin) 」 となります。


最後まで見ると、

    La finale d'une compétition de surf sud-africaine a été annulée ce dimanche après l'impressionnante attaque de requin subie par le surfeur Mick Fanning.


この後半部分は、

    サーファーのミック・ファニングによって被られたサメの恐ろしい攻撃
       ↓
    サーファーのミック・ファニングが被ったサメの恐ろしい攻撃

という感じです。

※ surfeur (シュルフゥール) は男性名詞で 「サーファー」 です。

全体で、

    南アフリカのサーフィン競技の決勝戦は、サーファーのミック・ファニングが受けたサメによる恐ろしい攻撃によって、この日曜に中止になった

となります。


ニュースの仏単語: indemne

南アフリカで行われていたサーフィンの大会で、選手がサメに襲われましたが、怪我をすることなく無事救出されました。

    ※ フランス語の記事の例: 週刊誌 Le Point のWebページ


事故などにあって 「無傷で」 「無事に」 いることを、

    indemne

    アンデムヌ

といいます。

形容詞です。


上記 Le Point のページ内ででも indemne という単語が使われているので探してみましょう。


2015-07-06

ギリシャがユーロ圏に留まることを望む

Hollande veut que la Grèce reste dans l’Euro.

(ニュースのフランス語)

ギリシャが欧州連合(EU)の求める緊縮財政案を国民投票の結果拒否することになりました。

今日のニュースのフランス語は、その投票が行われる直前の、フランス大統領フランソワ・オランドの様子を報告した記事のタイトルからです。

出所は、日曜紙の Le Journal du dimanche のサイトの記事です。



http://www.lejdd.fr/Politique/Hollande-veut-que-la-Grece-reste-dans-l-Euro-740784


まずは、おおまかに発音を確認。

    Hollande veut que la Grèce reste dans l’Euro

    オランド ヴ ク ラ グレース レスト ダン ルーロ


頭から見ていきましょう。

    Hollande ...

    オランドは...



ここでは、Hollande はフランス共和国大統領のフランソワ・オランド (François Hollande) のことです。


ついで、


    Hollande veut ...


    オランドは ... を欲しい・望む・したい


veut は動詞 vouloir (ヴロワール) の、直説法現在三人称単数形です。


活用させると、


         je veux        ジュヴ
         tu veux        チュヴ
           il veut        イルヴ
    nous voulons    ヌヴロン
    vous voulez     ヴヴレ
        ils veulent   イルヴッル


となります。


    → 同じ vouloir を使った Vous ne voulez pas vous taire? という例文の解説



次には、


    Hollande veut que ...


    オランドは ... であることを望む


と vouloir の後に que が来ています。

このパターンだと、この que は接続詞で、その後には 主語と動詞が続きます。

    Hollande veut que la Grèce ...


    オランドはギリシャが ... であることを望む


la Grèce はギリシャ、女性名詞です。



    Hollande veut que la Grèce reste ...


    オランドはギリシャが ... 留まることを望む

reste は動詞 rester の直説法現在形 ではなく、 接続法現在形 です。


    ※ rester は 「留まる、~のままでいる」 という意味があります。



なぜ接続法かというと、 vouloir に続く que の中の動詞は接続法にすることになっているからです。


   ※ 動詞が接続法になるパターンというのは決まっています。 こんかいの場合がその一つです。 


rester の直説法現在の活用

    ※ rester は parler や aimer と活用が同じです。

             je reste                ジュ レスト
             tu restes              テュ レスト
              il reste                イル レスト
        nous restons            ヌ レストン
        vous restez              ヴ レステ
            ils restent             イル レスト


接続法現在の活用ですが、接続法現在形の活用語幹は、基本的に直説法現在形の活用語幹を元にして作ります。

どうやるかというと、

     接続法現在形の活用語幹は、直接法現在形の三人称複数(ils) の語幹から作る

ということになります。


いまの rester の場合だと、

    ils restent

なので、そこから活用語尾の -ent を取った、

    rest

が接続法現在の活用語幹になります。

そして、活用形の後ろにつける 「活用語尾」 は決まっていて、

         je -e
         tu -es
          il -e
    nous -ions
    vous -iez
        ils -ent


となるので、rester の接続法現在の活用は、

         je reste                ジュ レスト
         tu restes              テュ レスト
          il reste                イル レスト
    nous restions           ヌ レスティオン
    vous restiez              ヴ レスティエ
        ils restent             イル レスト

となります。

...、なんか直説法現在形の活用と似てる...。

よく見ると、nous と vous のところは、直説法半過去形の活用と同じだ...。

そうなんです、そうなることもあるんです。

が、そうならないこともあります。


ですので、接続法現在形かどうかは動詞の形(活用形)だけでなく、その動詞がどういうパターンの中で使われているかも見なくてはダメなんです。

これから接続法現在形が出てきたらいちいち活用を確認すると面白いですね!


ということで、

    Hollande veut que la Grèce reste ...

の reste は直説法現在形でも接続法現在形でも形は同じですが、 vouloir の後の que の中にあるので、接続法現在形となります。

意味は、

   オランドは、ギリシャが ... 留まることを望む

です。


最後に、

    Hollande veut que la Grèce reste dans l’Euro

と dans l'Euro が付いてます。

Euro はここでは、ユーロ圏のことです。


ですので、

    Hollande veut que la Grèce reste dans l’Euro

で、

    オランドは、ギリシャがユーロ圏に留まることを望んでいる。

となります。



以下の記事では、もう少し詳しく接続法を解説しています。

    → 彼が私たちのところにやって来たのは 03



ニュースの仏単語: canicule

canicule


フランスでは猛暑 (酷暑) が続いて警報が出ていました。



    酷暑、猛暑



    canicule

    カニキュル

といいます。 (女性名詞)



canicule は、もともとは、大犬座のシリウス星 (Sirius) の別名です。

シリウス星は、夏の一定期間は太陽と同じ時間に出没するということで、そこからその別名の canicule が、猛暑 ・ 酷暑 という意味になったらしいです。


また、もともと、

    canis 

というラテン語は

    犬

という意味があります。

2015-07-03

世界と戦争をする男

L'homme qui fait la guerre au monde

(ニュースのフランス語 / 初級フランス語)

今日のニュースのフランス語は、フランスのニュース週刊誌 Le Point (ル・ポワン)の最新号の表紙のタイトルからです。


http://www.lepoint.fr/versions-numeriques/


この号では、イスラム国の指導者が特集されてます。

    L'homme qui fait la guerre au monde

    ロッム キ フェ ラ ゲール オ モォンドゥ

l'homme の l' は定冠詞 le (男性単数形) です。


定冠詞 le ( la も ) はその後に続く名詞が母音で始まる時は l' となって、その語とくっつきます。

    ※ このことを 「 エリジオン ( élision )」 と言います。 日本語では 「母音字省略」。


homme は男性名詞で意味は、

    男の人、男性

または、

    人間、人

ですが、ここではイスラム国の指導者を指していると思われるので 「男」 がよいでしょう。


次の qui は 「関係代名詞」 です。

関係代名詞 qui の役割は、

    1. qui の後に続く部分で、qui の直前の名詞を修飾 (説明) する

    2. qui に続く部分の動詞の主語になる

の二つです。


1. の 「qui の後に続く部分で、qui の直前の名詞を修飾 (説明) する」 ですが、つまり、

    qui fait la guerre au monde

の箇所が、その直前の名詞、

    L'homme

を修飾 (説明) しているということです。


また、2. の 「  qui に続く部分の動詞の主語になる 」 については、 この qui が、次の動詞

    fait

の主語になっているということになります。


この動詞 fait は faire の直説法現在 三人称単数形ですね。

faire は不規則活用動詞でした。

活用させてみると、

        je fais           ジュ フェ
        tu fais          テュ フェ
         il fait           イル フェ
    nous faisons      ヌ フゾン
    vous faites        ヴ フェット
    i   ls font           イル フォン

でした。

    ※ 複数形の活用と発音に注意が必要です。


続く、

    la guerre

は、

    戦争

という意味なので、

    fait la guerre

で、

    戦争をする

となります。


次の、

    au

は、

    前置詞 à + 定冠詞(男性単数) le

が合体したもので、これを 「定冠詞の縮約形」 と言ったりします。


前置詞 à は、主に 「~へ / ~に」 という 「方向性」 を表します。

    ※ 英語だと to や at に相当します。


au の後には、

    monde

    世界

が来ています。

ですので、

    fait la guerre au monde

で、

    世界に戦争をする

    世界に戦争をしかける

    世界と戦争する

などとなります。


そして、この箇所の動詞 fait の主語の qui が接着剤となって、直前の l'homme を修飾 (説明) します。


なので、

    L'homme qui fait la guerre au monde

で、

    世界と戦争する男

です。



2015-07-02

まだポルノにタブーはあるのか。

Existe-t-il encore des tabous dans le porno ?

( ニュースのフランス語 / フランス語初級 )

フランス語の日刊紙 Libération のサイトの、セクシャリティについて考えるブログ 「 Les 400 culs 」 の記事 (7月1日付) のタイトルからです。



( http://sexes.blogs.liberation.fr/2015/07/01/existe-t-il-encore-des-tabous-dans-le-porno/ )


まず、だいたいの発音から。

疑問文なので、最後は上げ調子で読みましょう。


    Existe-t-il encore 

    エグズィストティル アンコール

    des tabous dans le porno ?

    デ タブー ダン ル ポルノ


この文を疑問文じゃない元の文 (肯定文) にもどすと、

    Il existe encore des tabous dans le porno.


existe は 「存在する、実在する」 という意味の動詞、

    exister 

    エグズィステ

の 直説法現在形 三人称単数現在 の形です。 

活用させると、

          j'existe             ジェグズィスト
        tu existes           テュ エグズィスト
         il existe             イレグズィスト
    nous existons          ヌゼグズィストン
    vous existez            ヴゼグズィステ
        ils existent          イレグズィスト

となります。

※ parler や aimer と同じ 「第一群規則活用動詞」 というやつです。


さて、

    Il existe ...

といういうふうに、代名詞の il で始まっていますが、この代名詞 il (男性単数) はどの言葉 (男性単数の名詞) を受けているのでしょうか・

といっても、この文は記事の見出しなので、この文より前には文章がありません。

ですから、 il が受ける内容はどこにもないです...。


辞書を見てみましょう。

exister の項目に、「非人称構文」 とかいうのがあると思います。

そこには、

    Il existe ...

で、

    ...が存在する、実在する、が在る

というような意味になっています。


どういうことかというと il は形式的な主語 (ただ主語としての役目があるだけで実質的な意味がない) で、

existe の実質的な主語 (意味の上からの主語)は、 il existe ... の ... の位置にくる名詞になります。

    Il existe encore des tabous

だと、encore は、

    まだ

という意味の 「副詞」 なので、主語にはなりません

    ※ 主語には名詞/代名詞しかなれない。


ですので、 その後に続く

    des tabous

が、 existe の意味上の主語になり、

    Il existe encore des tabous

は、

    まだタブーが存在する

という意味になります。

    tabou

は、男性名詞で、

    タブ―、禁忌

です。

tabous の前の des は何でしょうか?

そうですね、 不定冠詞の複数形の des です。


最後の、

    dans le porno

は、

    ポルノの中に

となります。


ですので、この文の疑問形である、

    Existe-t-il encore des tabous dans le porno ?

の意味は、

    まだポルノにタブーはあるのか。

となるでしょう。


existe と il の間に -t- が挟まれているのに注意しましょう。

これについては、6月25日の記事 「オリンピックにボーリングの場所はあるか?」 でも触れています。

※ いつかちゃんと書きます...。




2015-07-01

上級仏単語: jovial

暗いニュースが続き、暗い単語が続くので、今日は明るい単語です。


    jovial

    ジョヴィアァル


意味は、

    陽気な、快活な

です!


アルファベ ABCD

(フランス語入門)



( 「プロフェッスゥール宮川のボンジュールフランス語」 より)


フランス語のアルファベットは 「アルファベ」 といいます。

アルファベという語のつづりは英語のアルファベットと同じです。

    alphabet

が、最後の t を発音しません。

    * フランス語は最後の子音字を発音しないことが多いです。

なので、発音は、

    アルファベ

となります。


アルファベの種類も英語と同じ、つまり以下の26文字になります。

    A B C D E F G H I J K L M N O P Q R S T U V W X Y Z



ここでは最初の A B C D の四文字の発音を見てみます。


最初の A は、

    アー

と口をちょっと大きく開けて言います。

B は、

   ベー

と、口を横に伸ばして言います。


次の C も、

    セー

と、Bのときと同じ口で言います。


そして D は、

    デー

です。


A B C D の四つで

    アー ベー セー デー

となります。


英語では A は、

    エイ

となって母音が二つ続く感じになります。


こういうのを 「二重母音」 などといいます。


そして、フランス語には 「二重母音」 はありません。


なので、A は

    エイ

ではなく、

   エー

となっています。


たとえば、私がフランス語を習っているときの先生が身ぶり混じりで教えてくれた例で言うと、

足を踏まれて痛いとき、アメリカ人なら、

    オウッ!

と二重母音で反応しますが、

フランス人は、

    オッ!

というふうに 「短母音」 で反応するのです。


ほんまかいなっ!