Ça va? の ç とか、étranger の é とか。
キーボードの設定をフランス語配列のキーボードに変更すれば可能ですが、その場合、日本語が入力できなくなるので、日本語とフランス語混じりの文章を書くときは不便です。
( ほかにも数年前までは 「文字コード」の制約もあって、一つの文書に日本語とフランス語を同時に記述するのは困難でした。 )
たとえば、マイクロソフトのワープロソフト Word だと、ショートカットキーを使ってアクサンつき文字を入力することができます。
たとえば、[ Ctrl ] + [ , ] のあとで c を打つと ç が入力されます。
他の文字については Word のヘルプにも書いてあるはずですが、ヘルプのどこにあるか見つけづらいので、「ワード フランス語 アクサン」 などで Webを検索すると見つかると思います。
いま検索してみたら、たとえば 「 アクサンの入力方法(wordやexcelの場合):フランス語会話の勉強法 」 というページにわかりやすく表で載っていました。
私は普段の文章書きには Word ではなくテキストエディターを使っています。
テキストエディターは Word (ワープロ) のように文字を大きくしたり色をつけたり、図や表を入れたりということがいっさいできません。
純粋に文字 (テキスト) だけを編集するソフトです。 そのぶん動作が軽快です。
私が知っている範囲だと、 EmEditor というテキストエディターは、日本語入力中でも、 Word と同じショートカットキーで綴り字記号つきの文字を入力することができます。
便利! なのですが、私はパソコンを使い始めたときから秀丸エディターというのを使っていて、秀丸エディターはこの方法でも綴り字記号つき文字を入力できません...。
(EmEdotorからコピーして貼り付けてみた。)
なので、一時的に秀丸エディターから EmEditor に常用エディターを変更してみたこともありました。
機能的にはEmEditorで十分(すぎるほど)なのですが、体というか指先に染みこんだ秀丸エディターの操作感を忘れられずに秀丸に戻りました。
どうすればいいのか。
しばらく綴り字記号つきの文字を入力する場合は、EmEditorを別途たちあげて、EmEditorでショートカットキーを使って ç や é や à を入力して、それをコピーして秀丸に貼り付けていました。
それから、気がついて、フランス語を入力するファイルの先頭に、よく使うアクサンつきの文字を入力しておいて、そのつどそこからコピーするようにしました。
こんな感じです。
でも、これでもまだ不便です。
もっといい方法はないのか?...
(続く...)