グローバルメニュー

2015-05-25

ニュースの仏単語: carburant

中東のイエメンという国が内戦状態になっています。

その結果、市民生活に必要な「カルビュラン」 が不足しているというニュースがありました。

    carburant

は、男性名詞で、

    エンジン用の燃料、ガソリン

などの意味です。


Yémen carburant でフランス語のGoogleを検索すると関連するニュースがいろいろ出てくると思います。


2015-05-18

ニュースの仏単語: sentence


エジプトで、5月16日前大統領モルシ氏に死刑判決が下されました。


アメリカでは、5月15日に、ボストン・マラソンの爆弾テロの容疑者に陪審団が死刑の量刑を下しました。


この、

    死刑判決

や、

    死刑の宣告

は、

    sentence de mort

   サンタンス ドゥ モール

となります。

sentence de mort  死刑宣告

sentence は女性名詞で、

    判決、宣告

という意味です。


2015-05-15

ニュースの単語: férroviaire

(上級仏単語)

「上級仏単語」 というのはなんか堅苦しい表現なので、「ニュースの単語」 というタイトルに変えてみました。

きょう取り上げるニュースの単語は、アメリカの列車事故に関連しています。


現地時間で5月12日夜9時すぎに、アムトラック(全米鉄道旅客公社)のワシントン発ニューヨーク行きの急行列車が、アメリカ東部ペンシルベニア州フィラデルフィア市のカーブで脱線し横倒しになった、という事故です。


フランス語のニュースでは、

    アメリカでの列車事故

という言葉を、

    accident férroviaire aux Etats-Unis

    アクシダン フェロヴィエール オゼタズュニ

と表現していました。


たとえば、rfi というニュースサイトでは見出しに使われています。

ニュースサイトrfiのアメリカ鉄道事故の見出し

  → A la Une: l’accident ferroviaire aux Etats-Unis - Amériques - RFI


ここで使われている、

  férroviaire

は、

    鉄道の

という意味の形容詞です。


発音はいつもの

    → Forvo

でご確認下さい。




2015-05-13

上級仏単語: rescapé

今日の上級仏単語: rescapé 

発音は、

レスカペ

です。

意味は、

災難を逃れた人、生存者 (名詞)

などです。

また、

災難を逃れた、生き残りの

という意味で形容詞としても使われます。


最近の例だと、北アフリカからの移民を載せたボートが地中海で転覆する事故が何度かありましたが、その文脈の中で rescapé が使われていました。



2015-05-05

上級仏単語: illicite

きょうの上級仏単語は、

    illicite

です。

発音は、

    イリシット

で、

    形容詞

です。


意味は、

    違法の、不法な、不正な

です。


2015-05-04

それもお終いだ。

Comme le temps passe! Nous avons été bien heureux. C'est fini.

( Victor Hugo, "Les misérables")

『レ・ミゼラブル』の三回目です。


    → 一回目二回目







今回は、三つ目の文、

    C'est fini.

    セフィ二

です。

fini は動詞 finir の過去分詞で、

    終わった

という意味の形容詞として使われています。

ですので、

    C'est fini. 

で、

    終わった

とか、

    お終いだ(おしまいだ)

となります。

引用文全体では、

    Comme le temps passe! Nous avons été bien heureux. C'est fini. 

    時間がたつのはなんと速いのか。私たちは本当に幸せだった。それも終わりだ。

という感じになります。


青空文庫で読むことのできる、豊島与志雄 (としま よしお) さんの翻訳ではこの個所は、

時のたつのは実に早いものだ。
私たちはごく幸福だった。
がもうすべて済んでしまった。

となっています。

2015-05-03

上級仏単語: ségrégation

本日の上級仏単語は、

    ségrégation

    セグレガシオン

です。


-tion で終わっているので女性名詞。


意味は、

    (有色人種の)隔離・分離

で、

    ségrégation raciale

    セグレガシオン ラシアル

で、

    人種隔離

となります。


※ 「人種隔離」 って何? という人は、例えば 「人種隔離 アメリカ」 とか、「人種隔離 南アフリカ」 とかでググってみて下さい!


他に、より一般的な意味で、

    差別

という使い方もあり、

    ségrégation sexuelle

    セグレガシオン セクシュエェル

で、

    性差別

となります。



本当に幸せだった

Comme le temps passe! Nous avons été bien heureux. C'est fini. 

( Victor Hugo, "Les misérables")



[フランス語初級]

ヴィクトル・ユゴー、『レ・ミゼラブル』からの引用、2回目。

    → 一回目


今回は二番目の文、

    Nous avons été bien heureux.

    ヌゥザヴォン エテ ビヤンヌゥルゥ

を見ていきましょう。

été はここでは名詞(男性名詞)の


    夏

ではなく、動詞 être の過去分詞の été です。

avons été で動詞 être の複合過去形(直説法複合過去形)になっているからです。

この文を現在形(直説法現在形)で書くと、

    Nous sommes bien heureux.

    私たちは本当に幸せです。

となります。

bien はここでは形容詞 heureux を強調している副詞です。


    ※ 形容詞を修飾するのは「副詞」です。

ですので、

    Nous avons été bien heureux.

で、

    私たちは本当に幸せだった。

となります。


ここで「私たち」というのは、この言葉を語っているジャン・バルジャンと、ジャン・バルジャンがひきとって育てたコゼットのことです。


◇ 超おすすめ参考書!

『「レ・ミゼラブル」百六景 』(文春文庫) 

鹿島茂 著

長い長い 『レ・ミゼラブル』 を読むのが大変だという方、いま読んでる最中だけどいまいち筋が見えてこない、具体的な情景が浮かびにくい、などの方。

この本(解説本? 攻略本?)はほんとうに良くできています。

当時の挿絵で情景もばっちり思い浮かびます。




映画でレミゼを見たという方にもおすすめ。

他の長編小説とか (たとえば 『カラマーゾフの兄弟』 とか) でもこういうのがあるとほんとに便利で楽しいんですが...。


上級仏単語 : émeute

今日は、

    émeute

という単語です。


アメリカのボルチモアで、警察に拘束された黒人青年が死亡、それに対する抗議行動が暴動に発展していますが、

émeute はこの、

    暴動、騒乱

という意味になります。

発音は、

    エムゥット

男性名詞です。


émeute  États-Unis  Baltimore 」 で検索すると関連するニュースが見つかります。


2015-05-02

上級仏単語 : procureur

上級仏単語です。


今日の単語: procureur

発音: プロキュルール

品詞: 男性名詞

意味: 検事



上級仏単語: état-major

今日の上級仏単語は、

état-major

です。

発音: エタ マジョール

男性名詞で、意味は、

(軍の)参謀本部

のほか、

首脳部

などがあります。