Faut-il renoncer à la biodiversité ?
France Culture の放送(LE 03/05/2019)のタイトルからです。
発音は、
Faut-il renoncer à la biodiversité
フォティル ルノンセ アラビオディヴェルシテ
です。
Faut-il は Il faut (~しなければならない)の倒置疑問文。
つまり、「~しなければならないのか」。
〈renoncer à ~〉で、「~を諦める、断念する」。
biodiversité は〈bio + diversité〉。
bio- は「生・生命」を表す接頭語。
たとえば biologie は「生物学」(女性名詞)(=生[命]の学)。
biographie は「伝記」(=人の生の記述)。
diversité は「多様性」(女性名詞)。
英語の diversity(ダイバーシティ)は「多様性」という意味で日本語でも使われています。
関連語に形容詞の divers(ディヴェール)「さまざまな、多様な」があります。
なので、biodiversité は「生物多様性」です。
まとめると、
Faut-il renoncer à la biodiversité ?
生物多様性を断念しなければならないのか?
です。
Faut-il で始まる疑問文は以下にも出ています。
- スーパーの品不足は心配? (2020.3.5)
Faut-il craindre une pénurie dans les supermarchés ?
(ここまで)