今日のフランス語の上級な単語は、
autopsie
です。
発音は、
オトプスィ
です。
フランス人による発音を Forvo というWebサイトで聞くことができます。
意味は、
死体解剖、検死
で、女性名詞です。
殺人や死亡を伝えるニュース記事などにたまに出てきます。
2014-10-29
2014-10-28
上級仏単語: subterfuge
今日は、
subterfuge
という単語です。
発音は、
シュプテルフュージュ
です。 sub- のところは
× シュブ
ではなく、
○ シュプ
と読みます。
フランス人による発音は、
Forvo
で聞くことができます。
subterfuge は男性名詞で、
言い逃れ, 逃げ口上
とか、
策略, 手管
という意味です。
subterfuge
という単語です。
発音は、
シュプテルフュージュ
です。 sub- のところは
× シュブ
ではなく、
○ シュプ
と読みます。
フランス人による発音は、
Forvo
で聞くことができます。
subterfuge は男性名詞で、
言い逃れ, 逃げ口上
とか、
策略, 手管
という意味です。
音楽が止まったとき 1
Mme Arnoux regardait au loin d'une manière vague. Quand la musique s'arrêta, elle remua les paupières plusieurs fois, comme si elle sortait d'un songe.
(フランス語中級)
フロベール 『感情教育』 ( Flaubert, "L'Education Sentimentale" ) の一節の続き。
最初の文、
Mme Arnoux regardait au loin d'une manière vague.
については、
→ 遠くをぼんやりと
を見てください。
今日はそれに続く二文目(の途中まで)の、
Quand la musique s'arrêta, elle remua les paupières plusieurs fois
を見ていきます。
発音は、
Quand la musique
カン ラ ミュズィーク
s'arrêta,
サレタ
elle remua
エル ルミュア
les paupières
レ ポピエール
plusieurs fois
プリュズィウール フォワ
です。
まず、最初の箇所、
Quand la musique s'arrêta
は、
音楽が止まった時、
となります。
s'arrêta は s'arrêter の直説法単純過去形。
arrêter は
止(と)める、止(や)める
です。
ここでは s'arrêter と代名動詞になっています。
代名動詞の用法の一つに
自分を〜する
というのがあります。
いわゆる再帰的用法です。
s'arrêter の場合は、
自分を止める → 止める, 止まる
みたいな感じになります。
なので
Quand la musique s'arrêta
で、
音楽が止まった時
となります。
続きは、
elle remua les paupières plusieurs fois
で、前から見ていくと、
彼女は動かした / 瞼を / 何度も
です。
paupière は「瞼(まぶた)」、女性名詞。
瞼は両眼それぞれの上下にある(つまり四つある)ので複数形になってます。
remua は動詞 remuer の直説法単純過去形。
remuer は
動かす
という意味です。
つぎの、
plusieurs fois
ですが、 plusieurs は
いくつかの、若干の
という意味の形容詞で、英語の several です。
fois は男性名詞で、何回目とか何度目とかいう場合の「回」や「度」です。
fois は単数形でも最後に s が付きます。
結局、
plusieurs fois
で、
何度も、何回も
となります。
ここまでをまとめると、
Quand la musique s'arrêta, elle remua les paupières plusieurs fois
音楽が止まったとき、彼女は瞼を何度も動かした。
となります。
s'arrêter と remuer の直説法単純過去形の活用を確認しておきましょう。
je m'arrêtai ジュ マレテ
tu t'arrêtas テュ タレタ
il s'arrêta イル サレタ
nous nous arrêtâmes ヌ ヌザレターム
vous vous arrêtâtes ヴ ヴザレタート
ils s'arrêtèrent イル サレテール
je remuai ジュ ルミュエ
tu remuas テュ ルミュア
il remua イル ルミュア
nous remuâmes ヌ ルミュアーム
vous remuâtes ヴ ルミュアート
ils remuèrent イル ルミュエール
です。
続きます。
(フランス語中級)
フロベール 『感情教育』 ( Flaubert, "L'Education Sentimentale" ) の一節の続き。
最初の文、
Mme Arnoux regardait au loin d'une manière vague.
については、
→ 遠くをぼんやりと
を見てください。
今日はそれに続く二文目(の途中まで)の、
Quand la musique s'arrêta, elle remua les paupières plusieurs fois
を見ていきます。
発音は、
Quand la musique
カン ラ ミュズィーク
s'arrêta,
サレタ
elle remua
エル ルミュア
les paupières
レ ポピエール
plusieurs fois
プリュズィウール フォワ
です。
まず、最初の箇所、
Quand la musique s'arrêta
は、
音楽が止まった時、
となります。
s'arrêta は s'arrêter の直説法単純過去形。
arrêter は
止(と)める、止(や)める
です。
ここでは s'arrêter と代名動詞になっています。
代名動詞の用法の一つに
自分を〜する
というのがあります。
いわゆる再帰的用法です。
s'arrêter の場合は、
自分を止める → 止める, 止まる
みたいな感じになります。
なので
Quand la musique s'arrêta
で、
音楽が止まった時
となります。
続きは、
elle remua les paupières plusieurs fois
で、前から見ていくと、
彼女は動かした / 瞼を / 何度も
です。
paupière は「瞼(まぶた)」、女性名詞。
瞼は両眼それぞれの上下にある(つまり四つある)ので複数形になってます。
remua は動詞 remuer の直説法単純過去形。
remuer は
動かす
という意味です。
つぎの、
plusieurs fois
ですが、 plusieurs は
いくつかの、若干の
という意味の形容詞で、英語の several です。
fois は男性名詞で、何回目とか何度目とかいう場合の「回」や「度」です。
fois は単数形でも最後に s が付きます。
結局、
plusieurs fois
で、
何度も、何回も
となります。
ここまでをまとめると、
Quand la musique s'arrêta, elle remua les paupières plusieurs fois
音楽が止まったとき、彼女は瞼を何度も動かした。
となります。
s'arrêter と remuer の直説法単純過去形の活用を確認しておきましょう。
je m'arrêtai ジュ マレテ
tu t'arrêtas テュ タレタ
il s'arrêta イル サレタ
nous nous arrêtâmes ヌ ヌザレターム
vous vous arrêtâtes ヴ ヴザレタート
ils s'arrêtèrent イル サレテール
je remuai ジュ ルミュエ
tu remuas テュ ルミュア
il remua イル ルミュア
nous remuâmes ヌ ルミュアーム
vous remuâtes ヴ ルミュアート
ils remuèrent イル ルミュエール
です。
続きます。
2014-10-19
上級仏単語: déambuler
上級なフランス語の単語です。
今日は、
déambuler
で、発音は、
デアンビュレ
品詞は動詞、
意味は、
ぶらつく、散歩する
です。
たとえば、
メグレはモンマルトル界隈をぶらついていた。
なんていう文で使われると思います。
今日は、
déambuler
で、発音は、
デアンビュレ
品詞は動詞、
意味は、
ぶらつく、散歩する
です。
たとえば、
メグレはモンマルトル界隈をぶらついていた。
なんていう文で使われると思います。
2014-10-12
2014-10-11
遠くをぼんやりと
[フランス語初級]
Mme Arnoux regardait au loin d'une manière vague.
フロベール( Flaubert ) 、『感情教育 ( L'Education Sentimentale ) 』 の一節。
最初の文の発音から。
Mme Arnoux regardait
マダム アルヌー ルガルデ
au loin
オ ロワン
d'une manière vague
デュヌ マニエール ヴァーグ
です。
まず、
Mme Arnoux regardait
で、
アルヌー夫人は見つめていた
という意味になります。
※ アルヌー夫人は、「二人の目が出会った (1)」 で、主人公の青年フレデリックに、帽子を拾ってもらった人です。
regardait は動詞 regarder の半過去形。
活用させてみましょう。
まず活用語幹ですが、直説法半過去形の活用語幹は直説法現在形の nous の活用語幹と同じでした。
regarder は parler や aimer と同じ第一群規則活用動詞なので、現在形の活用はシンプルです。
[直説法現在形]
je regarde ジュ ルガルド
tu regardes テュ ルガルド
il regarde イル ルガルド
nous regardons ヌ ルガルドン
vous regardez ヴ ルガルデ
ils regardent イル ルガルド
nous のときは nous regardons なので、半過去形の活用語幹は regard- になります。
では半過去形に活用させましょう。
[直説法半過去形]
je regardais ジュ ルガルデ
tu regardais テュ ルガルデ
il regardait イル ルガルデ
nous regardions ヌ ルガルディオン
vous regardiez ヴ ルガルディエ
ils regardaient イル ルガルデ
です。
続きを見ましょう。
Mme Arnoux regardait au loin
loin は「遠くに」という意味の副詞ですが、ここでは定冠詞の le が付いているので男性名詞になります。
辞書を見ると意味は「遠方」などとなっていますが、
au loin
で、
遠くに、遠くへ
という表現です。
ですので、
Mme Arnoux regardait au loin
は、
アルヌー夫人は遠くに見つめていた。
→ アルヌー夫人は遠くを見つめていた。
という感じです。
続いて、
d'une manière vague
です。
manière は「やり方」「様式」というような意味の女性名詞ですが、
d'une manière + 形容詞
で、
〜な仕方で、やり方で
となります。
vague
は
漠然とした、曖昧(あいまい)な、ぼんやりした
という意味の形容詞なので、
d'une manière vague
で、
曖昧な仕方で、漠然と、ぼんやりと
となるので、
Mme Arnoux regardait au loin d'une manière vague.
アルヌー夫人はぼんやりと遠くを見つめていた。
という感じです!
※ vague には女性名詞として、
波
という意味もありますね。
Mme Arnoux regardait au loin d'une manière vague.
フロベール( Flaubert ) 、『感情教育 ( L'Education Sentimentale ) 』 の一節。
最初の文の発音から。
Mme Arnoux regardait
マダム アルヌー ルガルデ
au loin
オ ロワン
d'une manière vague
デュヌ マニエール ヴァーグ
です。
まず、
Mme Arnoux regardait
で、
アルヌー夫人は見つめていた
という意味になります。
※ アルヌー夫人は、「二人の目が出会った (1)」 で、主人公の青年フレデリックに、帽子を拾ってもらった人です。
regardait は動詞 regarder の半過去形。
活用させてみましょう。
まず活用語幹ですが、直説法半過去形の活用語幹は直説法現在形の nous の活用語幹と同じでした。
regarder は parler や aimer と同じ第一群規則活用動詞なので、現在形の活用はシンプルです。
[直説法現在形]
je regarde ジュ ルガルド
tu regardes テュ ルガルド
il regarde イル ルガルド
nous regardons ヌ ルガルドン
vous regardez ヴ ルガルデ
ils regardent イル ルガルド
nous のときは nous regardons なので、半過去形の活用語幹は regard- になります。
では半過去形に活用させましょう。
[直説法半過去形]
je regardais ジュ ルガルデ
tu regardais テュ ルガルデ
il regardait イル ルガルデ
nous regardions ヌ ルガルディオン
vous regardiez ヴ ルガルディエ
ils regardaient イル ルガルデ
です。
続きを見ましょう。
Mme Arnoux regardait au loin
loin は「遠くに」という意味の副詞ですが、ここでは定冠詞の le が付いているので男性名詞になります。
辞書を見ると意味は「遠方」などとなっていますが、
au loin
で、
遠くに、遠くへ
という表現です。
ですので、
Mme Arnoux regardait au loin
は、
アルヌー夫人は遠くに見つめていた。
→ アルヌー夫人は遠くを見つめていた。
という感じです。
続いて、
d'une manière vague
です。
manière は「やり方」「様式」というような意味の女性名詞ですが、
d'une manière + 形容詞
で、
〜な仕方で、やり方で
となります。
vague
は
漠然とした、曖昧(あいまい)な、ぼんやりした
という意味の形容詞なので、
d'une manière vague
で、
曖昧な仕方で、漠然と、ぼんやりと
となるので、
Mme Arnoux regardait au loin d'une manière vague.
アルヌー夫人はぼんやりと遠くを見つめていた。
という感じです!
※ vague には女性名詞として、
波
という意味もありますね。
2014-10-09
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