芸能ゴシップ誌 Closer の記事のタイトルからです。
アンジェリーナ・ジョリーがカトリックの大司教との会見に臨むさいに「ノーブラ」でいたことに、一部のネットユーザーたちがSNSで怒っている、みたいな記事です。
この文の発音は、
Sans soutien-gorge devant un archevêque
サン スティアンゴルジュ ドゥヴァン アナルシュヴェーク
Angelina Jolie choque les internautes
アンジュリーナ ジョリ ショク レザンテルノート
という感じです。
まず、
Sans soutien-gorge
は、
ブラジャーなしで(に)
です。
soutien-gorge が「ブラジャー」(男性名詞)です。
soutien-gorge の gorge は女性名詞で、「喉(のど)」という意味のほか、「(女性の)胸、乳房」も表します。
soutien は「支え、支柱」(男性名詞)なので、soutien-gorge で「乳房を支えるもの」ということでしょう。
続いて、
Sans soutien-gorge devant un archevêque
ですが、archevêque はキリスト教(カトリック)の「大司教」のことなので、
大司教を前にしてブラジャーもつけずに
という感じです。
最後に、
Sans soutien-gorge devant un archevêque, Angelina Jolie choque les internautes
の choque は動詞 choquer (ショケ)の直説法現在形で、「ショックを与える、怒らせる」などの意味、
internaute は「インターネットユーザー」のことです。
ですので、
大司教を前にしてブラジャーもつけず、アンジェリーナ・ジョリーはネットユーザーたちを不快にさせる。
となります。
タイトルっぽくすると、
大司教の前でノーブラのアンジェリーナ・ジョリーにネット民怒る
という感じでしょうか。
タイトルっぽくすると、
大司教の前でノーブラのアンジェリーナ・ジョリーにネット民怒る
という感じでしょうか。
記事中では、相手の大司教は別に気にしていないみたいなことが書いてあります。
そりゃそうだ。
ちなみに、アンジェリーナ・ジョリーは、国連難民高等弁務官事務所( Haut Commissariat des Nations unies pour les réfugiés )の特使としてこの会見に臨んでいます。
それから、この記事の見出しだけ Angelina が Angeline という綴りになっていますが、たんなる誤字ではないかと思います。