[フランス語初級]
Le Rêve est une seconde vie.
[ Nerval, "Aurélia"]
【発音】
Le Rêve
ル レーヴ
est une seconde vie.
エチュヌ スゴンド ヴィ
* est une は、いつもは発音しない est [エ] の最後の t と、次の une [ユヌ] とをつなげて読もう。
* いわゆる 「リエゾン ( liaison )」 というやつです。
Le Rêve est une seconde vie.
ル レーヴ エチュヌ スゴンド ヴィ
Nerval
ネルヴァル
Aurélia
オーレリア
【語句】
rêve : [男性名詞] 夢。ここでは Rêve と大文字で始まっているのは、「夢」 を固有名詞化あるいは擬人化しているからだろうか。
second : 第2の、二番目の。発音は[スゴン]なので注意。女性形は最後に e がついて seconde で発音は[スゴーンドゥ]。
vie : [女性名詞] 人生、命、生活。
Nerval : Gérard de Nerval [ジェラール・ドゥ・ネルヴァル]、1808-1855、フランスの作家。
Aurélia : 女性の名前
【訳】
夢は第二の人生だ。
2011-12-27
2011-12-24
料理にケチをつけていた
[フランス語初級]
Arnoux se plaignait de la cuisine.
[ Flaubert , "L'Education Sentimentale" ]
【発音】
Flaubert
フロベール
L'Education Sentimentale
レデュカシォン ソンティモンタール
【語句】
cuisine : [女性名詞] 料理, 台所, 調理場
Flaubert : Gustave Flaubert。 ギュスターヴ・フロベール。フランスの作家。1821-1880。
éducation : [女性名詞] 教育
sentimental : [形容詞] 感情の, 感傷的な
【活用】
se plaindre の直説法半過去形の活用
【直訳】
Arnoux se plaignait de la cuisine.
[ Flaubert , "L'Education Sentimentale" ]
【発音】
Arnoux se plaignait
アルヌー ス プレニェ
de la cuisine
ドゥ ラ キュイズィヌ
Flaubert
フロベール
L'Education Sentimentale
レデュカシォン ソンティモンタール
【語句】
Arnoux : アルヌー (人名)
plaignait : plaindre の半過去形、三人称単数形
plaindre : [動詞] に同情する, を哀れむ
se plaindre de : について文句を言う, 不平を言う
cuisine : [女性名詞] 料理, 台所, 調理場
Flaubert : Gustave Flaubert。 ギュスターヴ・フロベール。フランスの作家。1821-1880。
éducation : [女性名詞] 教育
sentimental : [形容詞] 感情の, 感傷的な
【活用】
je me plaignais (ジュ ム プレニェ)
tu te plaignait (テュ トゥ プレニェ)
il se plaignait (イル ス プレニェ)
nous nous plaignions (ヌ ヌ プレニョン)
vous vous plaigniez (ヴ ヴ プレニィエ)
ils se plaignaient (イル ス プレニェ)
【直訳】
アルヌーは料理に文句を言っていた。
(フロベール 『感情教育』)
【訳】
(フロベール 『感情教育』)
【訳】
アルヌーは料理にケチばかりつけていた。
上級仏単語: tergiversation
tergiversation
【発音】
テルジヴェルザシオン
【品詞】
女性名詞
(-tion で終わる名詞は女性名詞になります。)
【意味】
躊躇 (ちゅうちょ), 言い逃れ
【発音】
テルジヴェルザシオン
【品詞】
女性名詞
(-tion で終わる名詞は女性名詞になります。)
【意味】
躊躇 (ちゅうちょ), 言い逃れ
2011-12-13
2011-12-02
2011-11-26
2011-11-22
2011-11-21
地獄の道連れの告白を聞こう
[フランス語初級]
Écoutons la confession d'un compagnon d'enfer.
(Arthur Rimbaud, "Une saison en enfer", 1873)
【発音】
Écoutons la confession d'un compagnon d'enfer. :
エクトン ラ コンフェッシオン ダン コンパニョン ダンフェール
Écoutons : エクトン
la : ラ
confession : コンフェッシオン
d'un : ダン
compagnon : コンパニョン
d'enfer : ダンフェール
Arthur Rimbaud : アルチュール・ランボー
Une saison en enfer : ユヌ セゾン オナンフェール
【語句】
Écoutons : 動詞 étouter (耳を傾ける) の直説法現在一人称複数形。ここでは主語がないので命令形。一人称複数形の命令は「~しよう」(英語: Let's ~)
confession : [女性名詞] (-sionで終わるのは女性名詞) 「告白」
compagnon : [男性名詞] 仲間, 連れ合い (女性は compagne [コンパーニュ])
enfer : [男性名詞] 地獄
saison : [女性名詞] 季節
en : [前置詞] (どこどこ)で・に
【逐語訳】
Écoutons la confession : 告白を聞こう
d'un compagnon d'enfer. : 地獄の連れ合いの
Une saison en enfer : 地獄での一季節
【試訳】
「地獄の道連れの告白を聞いてみよう。」
(アルチュール・ランボー 『地獄の季節』)
→ 翻訳書1 (小林秀雄 訳)
→ 翻訳書2 (篠沢秀夫 訳)
2011-11-20
2011-11-12
2011-10-30
2011-09-24
2011-09-19
神はモノだとでもいうのか
[フランス語中級]
Dieu serait-il une chose?
(Jean-Luc Nancy, "Des lieux divins", 1987)
【発音】
Dieu serait-il une chose?
ディウ スレティル ユヌ ショーズ
*最後は上がり調子で読みましょう。
Jean-Luc Nancy
ジャン リュック ナンシー
Des lieux divins
デ リゥ ディヴァン
【単語】
Dieu serait-il une chose?
「神はモノなのだろうか。」
"Des lieux divins"
Dieu serait-il une chose?
(Jean-Luc Nancy, "Des lieux divins", 1987)
【発音】
Dieu serait-il une chose?
ディウ スレティル ユヌ ショーズ
*最後は上がり調子で読みましょう。
Jean-Luc Nancy
ジャン リュック ナンシー
Des lieux divins
デ リゥ ディヴァン
【単語】
Dieu [ディウ] [男性名詞] 神
serait [スレ] être の条件法。主語が三人称単数 ( il や elle など) のときの形。
chose [ショーズ] [女性名詞] 物、事柄
lieux [リゥ] lieu の複数形
lieu [リゥ][男性名詞] 場所
divin [ディヴァン] 神の
【文法】
● être の条件法の活用の確認
je serais [ジュ スレ]
tu serais [テュ スレ]
il serait [イル スレ]
nous serions [ヌ スリオン]
vous seriez [ヴ スリエ]
ils seraient [イル スレ]
● 条件法の用法
条件法の用法の一つは、断定して言うのを避けて和らげて言ったり、人から聞いたことだとして言ったり、することです。
Dieu est une chose. [ディウ エチュヌ ショーズ]
だと、est は条件法ではなく直説法で、「神は(ある種の)モノである。」 と断定して言っています。
これが、
Dieu serait une chose. [ディウ スレチュヌ ショーズ]
となると、「神はモノなのでしょう。」 「神はモノだということです。」 みたいな感じになります。
【直訳】
Dieu serait-il une chose?
「神はモノなのだろうか。」
"Des lieux divins"
『神の場所ども』
パトリスの愉快なフランス語基本表現ビデオ
フランス語初心者におすすめ!
NHK のフランス語講座にも出演している、ちょっと “うるさい” パトリス・ルロワ さんの Webサイト 「 Rond Point 」。
ここで連載?されていたフランス語の基本フレーズを “大げさ” なジェスチャーで学べるビデオがとても良いです。
その名も 「 ジェスチャーで覚えるフランス語表現 」 ( Quelques gestes et expressions de base... )。
パトリスさんがこれでもかというくらいフレーズを大仰に繰り返してくれるので、いやでもその表現がシチュエーションとともに身につきます。
全部で70表現ほどあります。
NHK のフランス語講座にも出演している、ちょっと “うるさい” パトリス・ルロワ さんの Webサイト 「 Rond Point 」。
ここで連載?されていたフランス語の基本フレーズを “大げさ” なジェスチャーで学べるビデオがとても良いです。
その名も 「 ジェスチャーで覚えるフランス語表現 」 ( Quelques gestes et expressions de base... )。
パトリスさんがこれでもかというくらいフレーズを大仰に繰り返してくれるので、いやでもその表現がシチュエーションとともに身につきます。
全部で70表現ほどあります。
2011-09-15
巷のフランス語: プチ・クレイシュ
勤務先の近くの複合施設の看板に 「プチ・クレイシュ」 というのを見つけました。
うまく写真が撮れませんでしたが、こんなのです。
調べてみると、プチ・クレイシュというのは、東京都の認証保育園の名称のようです。
「プチ」 は petit (小さな) ですが、「クレイシュ」 は何でしょうか。
「保育園」 とかでしょうか。
「クレイシュ」 は crèche で、「託児所」 という意味になります。 (女性名詞)
発音は [クレイシュ] というより [クレーシュ] みたいに途中に [イ] は入らない感じです。
crèche の古い意味は 「まぐさ桶」 (家畜の餌となる草を入れる桶) です。
そこから、キリストが生まれたときに入れられていたまぐさ桶という意味も持っています。 その場合は、la Crèche と大文字で書き始めます。
クリスマスが近づくとキリスト誕生の様子を模型で作って飾ったりしますが、これが la Crèche です。
Google の画像検索で 「la Crèche」 を検索してみるとその画像がいくつも見つかります。(託児所の画像もあります。)
ということで、「プチ・クレイシュ」 は、「ちっちゃな託児所」 という感じでしょうか。
が、しかし、crèche は女性名詞です。女性名詞を修飾する形容詞 (今回の場合は petit ) は
語の終に e がつきます。
なので、文法的に正しくは petite crèche (プティットゥ クレーシュ) ということになりそうです。
うまく写真が撮れませんでしたが、こんなのです。
調べてみると、プチ・クレイシュというのは、東京都の認証保育園の名称のようです。
「プチ」 は petit (小さな) ですが、「クレイシュ」 は何でしょうか。
「保育園」 とかでしょうか。
「クレイシュ」 は crèche で、「託児所」 という意味になります。 (女性名詞)
発音は [クレイシュ] というより [クレーシュ] みたいに途中に [イ] は入らない感じです。
crèche の古い意味は 「まぐさ桶」 (家畜の餌となる草を入れる桶) です。
そこから、キリストが生まれたときに入れられていたまぐさ桶という意味も持っています。 その場合は、la Crèche と大文字で書き始めます。
クリスマスが近づくとキリスト誕生の様子を模型で作って飾ったりしますが、これが la Crèche です。
Google の画像検索で 「la Crèche」 を検索してみるとその画像がいくつも見つかります。(託児所の画像もあります。)
ということで、「プチ・クレイシュ」 は、「ちっちゃな託児所」 という感じでしょうか。
が、しかし、crèche は女性名詞です。女性名詞を修飾する形容詞 (今回の場合は petit ) は
語の終に e がつきます。
なので、文法的に正しくは petite crèche (プティットゥ クレーシュ) ということになりそうです。
2011-08-21
2011-08-16
今日、母さんが死んだ。
[フランス語初級]
Aujourd'hui, maman est morte.
(Albert Camus, "L'étranger", 1942)
アルベール・カミュ 『異邦人』 の冒頭です。
Albert Camus (1913-1960)【発音】
Aujourd'hui,
オジュルデュイ
maman est morte.
ママン エ モルトゥ
Albert Camus
アルベール カミュ
L'étranger
レトゥランジェ
【語句】
aujourd'hui : [副詞] 今日, 本日
maman : かあさん(自分の母親を呼ぶときに使われる。英語の mama )
est : il, elle (三人称単数)が主語のときの être の現在形の活用(直説法三人称単数現在)
morte : mourir (死ぬ) の過去分詞 mort [モール] の女性形。
est morte : mourir の複合過去。
* être を使う複合過去では、過去分詞(この場合 mort )は、主語に性数一致する。この文の場合、主語が maman で女性名詞なので mort は morte となる。
* 複合過去は avoir または être と動詞の過去分の組み合わせで作る。ほとんどの動詞は avoir を使うが、venir, monter, mourir など一部の自動詞は être を使う。
étranger : [形容詞] 外国の, 外国人の, 関係のない, 無縁の ; [名詞] 外国人, よそ者
* étranger は 「エトランゼ」 という日本語で使われている。 検索してみたら、日本のロックバンド(?) スピッツ(SPITZ )にも 「エトランゼ」 という曲がありました。
【直訳】
今日、お母さんが死にました。
【試訳】
今日、母さんが死んだ。
【補足】
アルベール・カミュは、タレントのセイン・カミュの母親の父の弟です。
【翻訳】
→ 『異邦人』 (窪田啓作 訳 / 新潮文庫)
2011-07-06
上級仏単語: contumace
contumace
[コンチュマッス]
(女性名詞) (刑事被告人が法廷に)欠席すること
例文:
L'ex-président tunisien Ben Ali est à nouveau jugé par contumace.
レクス プレズィダン チュニズィアン ベン アリ エタヌボ ジュジェ パル コンチュマッス。
ex- : 「元の」「前の」
à nouveau : 改めて, 新たに
juger : 裁く
par contumace : 欠席裁判で
「チュニジアの前大統領ベン・アリは欠席裁判で新たに裁かれた。」
[コンチュマッス]
(女性名詞) (刑事被告人が法廷に)欠席すること
例文:
L'ex-président tunisien Ben Ali est à nouveau jugé par contumace.
レクス プレズィダン チュニズィアン ベン アリ エタヌボ ジュジェ パル コンチュマッス。
ex- : 「元の」「前の」
à nouveau : 改めて, 新たに
juger : 裁く
par contumace : 欠席裁判で
「チュニジアの前大統領ベン・アリは欠席裁判で新たに裁かれた。」
見つめれば見つめるほど
[フランス語中級]
Plus il la contemplait, plus il sentait entre elle et lui se creuser des abîmes.
[ Flaubert , "L'Education Sentimentale" ]
【発音】
plus ..., plus ~ : ...すればするほど~だ。
Plus il la contemplait, plus il sentait entre elle et lui se creuser des abîmes.
[ Flaubert , "L'Education Sentimentale" ]
【発音】
Plus il la contemplait,
プリュ イル ラ コンタンプレ
plus il sentait
プリュ イル サンテ
entre elle et lui
アントゥル エル エ リュイ
se creuser des abîmes.
ス クルゼ デ ザビーム
【語句】
● Plus il la contemplait,
plus ..., plus ~ : ...すればするほど~だ。
contemplait : contempler の半過去・三人称単数形
三人称単数: 「私」(一人称)と「あなた」(二人称)以外で、単数形
contempler : 熟視する, 見つめる
「彼が彼女を見つめれば見つめるほど」
● plus il sentait
● plus il sentait
sentait : sentir の半過去・三人称単数形
sentir : 感じる
「彼は感じていた」
● entre elle et lui
entre A et B : AとBの間に
「彼女と彼との間に」
●se creuser des abîmes
creuser うがつ, 掘る
se creuser 掘られる, 溝などができる
abîme [男性名詞] 溝, 深淵
「溝がうがたれるのを」
● il sentait se creuser des abîmes
sentir + 目的語 + 不定詞 : ~が…するのを感じる
ここでは目的語は des abîmes、不定詞が se creuser。
「彼は溝ができていくのを感じていた」
【逐語訳】
Plus il la contemplait, plus il sentait entre elle et lui se creuser des abîmes.
「彼は感じていた」
● entre elle et lui
entre A et B : AとBの間に
「彼女と彼との間に」
●se creuser des abîmes
se creuser 掘られる, 溝などができる
abîme [男性名詞] 溝, 深淵
「溝がうがたれるのを」
● il sentait se creuser des abîmes
sentir + 目的語 + 不定詞 : ~が…するのを感じる
ここでは目的語は des abîmes、不定詞が se creuser。
「彼は溝ができていくのを感じていた」
【逐語訳】
Plus il la contemplait, plus il sentait entre elle et lui se creuser des abîmes.
彼が彼女を見つめれば見つめるほど、彼は彼女と彼との間に溝ができていくのを感じていた。
【試訳】
彼女のことをじっと見つめれば見つめるほど、彼女と自分との間に大きな溝ができていくのを感じてしまうのだった。
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