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2016-06-30

上級仏単語: éclabousser

上級仏単語です。


éclabousser はねかける


今日の単語:  éclabousser

発音: エクラブセ   (→ Forvoで確認

品詞: 動詞

意味: (泥・水などを)~にはねかける、~を巻き添えにする



2016-06-20

ニュースの仏単語: inondation

inondation 洪水

少しまえにフランスでセーヌ川が氾濫しました。

今日の単語は、

    inondation

    イノンダシォン

最後が -tion で終わっているので女性名詞。

意味は、

    洪水、氾濫

です。


→  発音の確認は Forvo で


2016-06-17

上級仏単語: mot-dièse

mot-dièse ハッシュタグ








今日の上級仏単語は、

    mot-dièse

    モ ディエーズ

です。

mot は、男性名詞で、「語・単語」 です。

そして、dièse は何かというと、音楽の記号の

     シャープ (嬰えい記号)

のことです (男性名詞)。


つまり mot-dièse は、twitter などの

    ハッシュタグ (hashtag)

です。



2016-06-09

上級仏単語: relent

上級仏単語です。

きょうの単語は、

    relent

    ルラン

です。

relent 悪臭



男性名詞で、意味は、

    悪臭

です。

つまり、香りではなく、いやな感じの匂いのことです。







2016-05-18

iPhoneでフランス語を入力

iPhone や iPod touch でフランス語のアクサンを入力するには。

最近、iPod touch でフランス語を入力するときにアクサンの入力方法がわからなかったので調べました。

キーボードを英語キーボードにして、アクサンをつけたい文字を長押しすると、アクサン付きのリストが表示されるのでそれを選ぶ、だけです!

iPod touch のキーボードでアクセント付きのアルファベットを入力


以下のページが詳しいです。

    >> フランス情報 役立つ情報 iPhone・ iPad・iPod touch のフランス語入力方法 | フランス情報サイトならフランスネット (http://www.france-jp.net/02info/02etc/ios.html



ついでに。

間違えた操作をしてしまって元に戻したいときは?

→ iPhoneを振ります。

これも最近まで知りませんでした....。



2016-04-21

巷のフランス語: 医者に行くよりパン屋に行ったほうがいい

Il vaut mieux aller au boulanger qu'au médecin.


先日、電車を待っているときに隣の人の持っているバッグにフランス語が書いてありました。



    Il vaut mieux aller au boulanger qu'au médecin.

    イル ヴォ ミウ アレ オ ブランジェ コ メドゥサン

と書いてあります。

〈 il vaut mieux + 不定詞 ... que ~〉 は、 「~より ... したほうがよい」 という表現です。

    ※ vaut の不定詞は valoir です。

aller au boulanger は 「パン屋に行く」。

médecin は「医者」 です。

なので、

    Il vaut mieux aller au boulanger qu'au médecin.

    医者に行くよりパン屋に行くほうがいい。

となります。


何を言いたいのか?

じつはこれはフランスの諺 (ことわざ) になります。

「がまんして病気になるより、パンを買いに行け」 、つまり、「健康のためにはバランスの取れた生活をしなさい」、みたいな意味 (なはず) です!


2016-04-17

上級仏単語: NDLR

今日は、

    NDLR

という語句、というか略語です。

これは、

    note de la rédaction

の頭文字をとったものです。

note は 「注釈」 (女性名詞)、 rédaction は 「編集(部)」 (女性名詞)。

なので、NDLR は

    編集部注

となります。

NDLRという略記は、引用文やインタビューの発言の中に編集者(編集部)が入れた注 (注釈) につけたりします。



2016-04-14

PD はホモセクシャルを侮蔑する言い方ではない (?)

Les prud'hommes de Paris estiment que "PD" n'est pas une insulte homophobe


フランスのニュースサイト、l'express の記事の見出しからです (4/7付)。


Les prud'hommes de Paris estiment que "PD" n'est pas une insulte homophobe

 ※ Les prud'hommes de Paris estiment que "PD" n'est pas une insulte homophobe - L'Express


発音は、

    Les prud'hommes de Paris estiment

    レ プリュドム ドゥ パリ エスティム

    que "PD" n'est pas une insulte homophobe

    ク ペデ ネ パズュナンスュルト ホモフォーブ

という感じ。


最初に出てくる、 prud'homme ってなんでしょう。

仏和辞典を見ると、たとえば、『ロワイヤル仏和辞典』 には、

    (労使間の紛争を調停する)労働委員

と出ています (男性名詞)。


そうすると、 estiment は動詞 estimer (評価する ・ 判断する) ですから、

    Les prud'hommes de Paris estiment que ...

で、

    パリの労働委員は ... と判断する ・ 評価する

となります。

この que ... のところには 〈主語+動詞〉 のセットが来るでしょうから、見てみると、

    "PD" n'est pas une insulte homophobe

となっているので、 "PD" が 〈主語〉 で、est が 〈動詞〉 です。


PD ってなんでしょうか。

PD は、

    pédé

    ペデ

のことです。

PD と pédé とは発音が同じです。


そして pédé は、

    pédéraste

    ペデラスト

の略で、

    男色家、ホモ

です (男性名詞)。


そうすると、 insulte は 「侮辱」、 homophobe は 「同性愛者嫌い」 という形容詞なので、

    "PD" n'est pas une insulte homophobe

は、

    PD は同性愛者を嫌った侮蔑ではない

        ↓

    PDという言い方は、同性愛者を侮辱するものではない

という感じになります。


全体では、

    Les prud'hommes de Paris estiment que "PD" n'est pas une insulte homophobe

    パリの労働委員は、PD という言い方は同性愛者を侮辱するものではないと判断

となります。 (見出しっぽく訳してみました。)


記事によると、

    パリの美容室の店員が上司に PDという言い方をされて解雇された。 その店員が労働委員会に訴えた。 労働委員会は、美容室では同性愛者を雇うことが多いので、そのコンテクストにおいては PD という言い方が必ずしも同性愛者を侮蔑するものとはならない、という判断を下した

というようなことらしいです。



2016-04-13

上級仏単語: remords

上級仏単語、今日の単語は、

    remords

    ルモール

です。
後悔


いろんな外国語の言葉の発音を、現地の人の発音で確認できる便利な Forvo で発音を聞いてみましょう。

    → remords (Forvo)


remords の意味は、

    後悔、悔恨(かいこん)、良心の呵責(かしゃく)

です!


2016-04-12

上級仏単語: périple

周遊

きょうの上級仏単語は、

    périple

    ペリープル

です。

périple は、男性名詞で、意味は、

    周遊, 大航海

などです。



2016-04-11

良識はこの世でもっとも公平に分配されている (3)

Le bon sens est la chose du monde la mieux partagée ; car chacun pense en être si bien pourvu, que ceux même qui sont les plus difficiles à contenter en toute autre chose n’ont point coutume d’en désirer plus qu’ils en ont.

(René Descartes, "Discours de la méthode", 1637)

デカルトの 『方法序説』 第一章冒頭の3回目です。

    → 1回目: 良識はこの世でもっとも公平に分配されている (1)
    → 2回目: 良識はこの世でもっとも公平に分配されている (2)

前回までで、

    Le bon sens est la chose du monde la mieux partagée ; car chacun pense en être si bien pourvu, que ...

    良識はこの世で最も良く分配されている。 というのも、だれもがそれをじゅうぶん持っていると思っているので、その結果 ... だからだ

という感じでした。


さて、その続きのうち、

    que ceux même qui sont les plus difficiles à contenter en toute autre chose

までを見てみたいと思います。

発音は、

    que ceux même qui sont les plus difficiles

    ク ス メーム キ ソン レ プリュ ディフィスィル

    à contenter en toute autre chose

    ア コンタンテ アン トゥット オートル ショーズ

となります。


さいしょの que ですが、これは前回やった、

    si bien ... que ~

    とても ... なのでその結果~だ

の que (接続詞) で、この que のあとには、〈主語 + 動詞〉 がセットされることになります。

ですので、その主語と動詞を見つけようと思って読んでいきます。

と、最初に ceux même qui sont ... となっているので、

    ceux = 〈主語 + 動詞〉 の主語

    sont = 〈主語 + 動詞〉 の動詞

なのか、と思ってはいけません。


sont の前には qui があります。

これは関係代名詞の qui ですね。

関係代名詞の部分 (関係代名詞節) は、直前の名詞 (この場合は ceux ) を修飾します。

sont の主語は qui です。

ですので、sont は先ほどの que の後の 〈主語 + 動詞〉 の 〈動詞〉 の役割はできません。


では、〈主語 + 動詞〉 の 〈動詞〉 はどこにあるのか。

もう少し読んでいくと、

    que ceux même qui sont les plus difficiles à contenter en toute autre chose n’ont point coutume ...

となっていて、n'ont point に動詞 avoir があります。

なので、

    ceux même [ qui sont les plus difficiles à contenter en toute autre chose ] n’ont point coutume

と考えて、que の後の 〈主語 + 動詞〉 の 〈主語〉 は ceux、 〈動詞〉 は ont ではないかと予想をつけます。


それはそうとして、qui 以下の部分 (関係代名詞節) の意味を考えておきましょう。

    qui sont les plus difficiles à contenter en toute autre chose

qui は主語になる関係代名詞 (主格の関係代名詞) で、それに対応する動詞が sont です。

qui 以下が修飾している語は、ceux です。

ceux は代名詞 celui の男性複数形です。

代名詞なので、ふつうは前に出た名詞を受けます。

で、ceux より前の部分で、男性の複数名詞がないか探してみると、

    Le bon sens est la chose du monde la mieux partagée ; car chacun pense en être si bien pourvu, que ceux qui sont les plus difficiles ...

...ない、ですね。 複数名詞は。


この ceux ですが、後ろに関係代名詞 (qui や que) が続くときは

    ~な人々

という意味になることがあります。


今回の場合は、

    ceux ... qui sont les plus difficiles à contenter ...

となっています。

〈 difficile à 不定詞 〉 で 「~するのがむずかしい」 です。

ここでは、les plus difficiles なので比較の最上級です。

ですので、

    ~するのがもっともむずかしい人々

になります。

で、「~する」 の部分は contenter 「満足させる」 なので、

    満足させるのがもっともむずかしい人々

です。

    ※ contenter は 「満足させる」 です。 「満足する」 ではありません。


さらに、

    ceux même qui sont les plus difficiles à contenter en toute autre chose

の、en toute autre chose ですが、

    en toute autre chose

    すべての他の事柄において

となるので、

    ほかのあらゆる事柄においては満足させるのがもっともむずかしい人々

となりますが、最後に、

    ceux même qui sont les plus difficiles à contenter en toute autre chose

の même が残っています。

même は、名詞の前に来る時は

    同じ

といういみで、

名詞(代名詞)の後ろにくるときは、

    ~でさえ

とか、

    まさにその~

とかになります。


ここでは、代名詞 ceux の後ろに来ているので、

    ~でさえ

といういみにとっておきましょう。

    ※ あとで修正するかもしれません。

すると、

    ceux même qui sont les plus difficiles à contenter en toute autre chose

    ほかのあらゆる事柄においては満足させるのがもっともむずかしい人々でさえ

となります。

この、「ほかのあらゆる事柄においては満足させるのがもっともむずかしい人々でさえ」 が、 n'ont point の主語 (主部) になります。


まとめ、

    Le bon sens est la chose du monde la mieux partagée ; car chacun pense en être si bien pourvu, que ceux même qui sont les plus difficiles à contenter en toute autre chose ...

    良識はこの世で最も良く分配されている。 というのも、だれもがそれをじゅうぶん持っていると思っているので、その結果、ほかのあらゆる事柄においては満足させるのがもっともむずかしい人々でさえ ... だからだ。



 Discours de la méthode

2016-04-03

上級仏単語: remédier

上級仏単語: remédier


発音は、「ルメディエ」。

意味は、

    remédier à ~



    ~を改善する、直す

です。


この動詞 remédier の名詞形は、

    remède

    ルメード

で、

    薬(くすり)、解決策

などの意味があります (男性名詞)。

    ※ 英語の remedy (レメディ) がだいたい同じいみの単語です。


2016-04-02

上級仏単語: sine qua non

今日の上級仏単語は、

    sine qua non

    スィネ クア ノン

です。


qua はフランス語的な発音だと 「カ」 ですが、ここでは 「クワ」 です。

また、最後の non は鼻母音の「ノン」 ではなく、最後の 「ン」 もちゃんと発音する 「ノン」 です。

なんでこんな発音かというと、この表現はもともとラテン語 (昔のローマ人たちの言葉) だから、ラテン語風に発音するのです。


そして、意味は、

    必要不可欠の、必須の

となります。

なので、全体で形容詞的に使われます。

たとえば、

    condition sine qua non

で、

    必要不可欠な条件、必須条件

です。


形容詞的に使われますが、関係する名詞と性数一致して変化したりしません。

さっきの例の場合、condition は女性名詞ですが、だからといって

    × condition sine qua none

みたいに e がついたりしません。


2016-03-30

良識はこの世でもっとも公平に分配されている (2)

Le bon sens est la chose du monde la mieux partagée ; car chacun pense en être si bien pourvu, que ceux même qui sont les plus difficiles à contenter en toute autre chose n’ont point coutume d’en désirer plus qu’ils en ont.

(René Descartes, "Discours de la méthode", 1637)


デカルトの 『方法序説』 第一章冒頭の2回目です。

    → 一回目: 良識はこの世でもっとも公平に分配されている (1)


最初の文、

    Le bon sens est la chose du monde la mieux partagée ;

は、

    良識はこの世で最も良く分配されている

っていうような感じでした。


続く文は、一文が長いです。

    car chacun pense en être si bien pourvu, que ceux même qui sont les plus difficiles à contenter en toute autre chose n’ont point coutume d’en désirer plus qu’ils en ont.


今日やれそうな部分の発音は、

    car chacun pense en être si bien pourvu,

    カル シャカン パンス アン エートル スィ ビヤン プルヴュ

です。

まず car は、

    というのも、実際~だから

と、前の文の内容の説明や理由を言うときに使う語 (接続詞) ですね。

    ※ 英語だと for になります。


つづく、chacun pense は、chacun が 「おのおの、めいめい、各自」  とか 「だれでも」 という代名詞で、pense の主語なので、

    car chacun pense

で、

    というのも、だれもが...と考えているからだ

という感じです。


そして、動詞 pense の後に en という語が来ていますが、 penser のあとに前置詞 en が来るパターンは見たことないと思います。

いま手元にある 『クラウン仏和辞典』(手元のはけっこう古い版) と 『ロワイヤル仏和中辞典』 を見ても載っていません。

そこで、この en は代名詞あるいは副詞の en なのかな、それとも 〈 penser + 前置詞 en 〉 っていう表現が、もっと調べればほんとはあるのかも、とか思いながら次を見てみましょう。

    car chacun pense en être ...

というように動詞 être の不定詞 (原形) が来ています。

なぜ?

penser の後には動詞の不定詞が来たりするの? それとも 〈 en + 不定詞 〉みたいな表現があったっけ?


またここで辞書を見ると、

    penser + 不定詞

という項目があります!

意味は、

    ~と思う、~するつもりだ

などです。


なので、(とりあえず en を取って)、

    chacun pense être ...

とすると、

    だれもが ... であると思っている

みたいになるはずです。


つづきは、

    car chacun pense en être si bien pourvu

 なんですが、si bien は修飾(副詞表現) っぽいからちょっとはずしてみて ( en もなしにして)

    car chacun pense ... être ... pourvu

とすると、pourvu は形容詞で、〈 pourvu de ... 〉 で、

    ~を備えた、~を持っている

となるので、

    というのも、だれもが(~を)持っていると思っているからだ  

となります。

    ※ もともと pouvu は動詞 pourvoir (与える、備え付ける) の過去分詞です。


でここで、さっき無視しちゃった en ですが、代名詞 en には、

    de + 前出名詞

の代わりになる用法がありました。

つまり、この場合の 〈 de + 前出名詞 〉 の de は、さっきの、

    pourvu de ...     ~を備えている、~を持っている

の de ... の代わりなんじゃないか!

そうだとすると、

    car chacun pense en être ... pourvu,

で、

    だれもがそれを持っていると思っているからだ

となります。


そして、さっき無視した si bien をもどすと、

    car chacun pense en être si bien pourvu,

となりますが、ここで思い出すと、

    si bien que ~

という表現を習いました。

    (とても ... なので)その結果 ~ だ

です。

今回は、

    car chacun pense en être si bien pourvu, que ...

というふうに、 si bien のあとに形容詞 pourvu が来ていて、その後にヴィルギュル [ , ] があって、その後に que があります。

なので、 〈 si bien que ... 〉 じゃないのかな。

でもこの文を書いたデカルトという人は17世紀の人なので、古い言い方だとそういうのもありなのかも、と思ってとりあえず、

    car chacun pense en être si bien pourvu, que ...

    というのも、だれもがそれをとても持っていると思っているので、その結果 ... だからだ

としておきますが、「とても持っている」 は変なので、

    というのも、だれもがそれをじゅうぶん持っていると思っているので、その結果 ... だからだ

としましょう。


最後に、「それをじゅうぶんもっている」 の 「それ」 とは?


あとまでちゃんと読まないと決められないけど、

    良識はこの世で最も良く分配されている。 というのも、だれもがそれをじゅうぶん持っていると思っているので、その結果 ... だからだ

となるので、「それ」 は 「良識」 ということでよいでしょう。



 Discours de la méthode

 ※ Discours de la méthode 初版のタイトルページ (Wikipedia より)



上級仏単語: frugal

本日の上級仏単語です。

frugal 質素な

単語: frugal

発音: フリュガァル

品詞: 形容詞

意味: 質素な、つましい、粗食に甘んじる


2016-03-29

良識はこの世でもっとも公平に分配されている (1)

Le bon sens est la chose du monde la mieux partagée ; car chacun pense en être si bien pourvu, que ceux même qui sont les plus difficiles à contenter en toute autre chose n’ont point coutume d’en désirer plus qu’ils en ont.

(René Descartes, "Discours de la méthode", 1637)

ルネ・デカルト (René Descartes) という、17世紀フランスのむちゃくちゃ有名な科学者・思想家の、これまた有名な 『方法序説』 (Discours de la méthode) という本の第一章の冒頭です。

 Discours de la méthode

 ※ Discours de la méthode 初版のタイトルページ (Wikipedia より)


長いので、今日は最初の一文を見てみます。

Le bon sens est la chose du monde la mieux partagée


発音は、

    Le bon sens est la chose du monde

    ル ボン サンス エ ラ ショーズ デュ モンド

    la mieux partagée

    ラ ミウ パルタジェ

です。


この文の主語は、

    le bon sens

です。

sens にはざっくり言っても

   感覚、意味、方向

などのいろんな意味があります。

どの意味かはこの文の後ろを見てみないと決められないかもしれません。

が、辞書をもうちょっと見てみると、bon sens が項目になっていて、

    良識,分別、公正な判断力、常識

などとあります。

ですので、この文の主語の le bons sens はいちおう、

    良識

と訳しておきましょう。


さて、その良識がどうなのかというと、

    Le bon sens est la chose du monde ...

「良識は世界の事物だ」 と言っているようです。


「世界の事物」 って...?

「良識」 だけじゃなく、「愛」 でも、「帽子」 でも、なんでも 「世界の事物」 じゃん?

それから、chose になぜ定冠詞 la がついてるの?

不定冠詞で、

    Le bon sens est une chose du monde ...

としちゃだめなの?


と、疑問がたくさんわくので、続きを見てみましょう。

    Le bon sens est la chose du monde la mieux partagée

となっています。


partagée は、動詞 partager の過去分詞です。

partager は、

    分ける、分割する、分配する

とか、

    共有する、ともにする

とかです。

まあ、「分ける」 ということは 「共有する」 ことでもあります。


その過去分詞ですから、

    分けられた、分配された、共有された

みたいな感じです。


で、この partagée は女性形 (さいごに e がついている) なので、女性名詞 (の単数形) を修飾しているはずです。

すると、「分けられ、分配され、共有され」 ているのは、直前の

    le monde

ではなくて、それより前 (左) にある、

    la chose

だということになります。

つまり、

    la chose ... partagée

    分配されている...事物

です。


では、partagée についている、la mieux は何でしょうか。

mieux は、そうです、副詞 bien の比較級・最上級です。

ここでは、定冠詞 (la) があるので、比較級ではなく最上級です。

なので、

    la chose ... la mieux partagée

    もっともよく分配されている...事物

となります。

そして、いま省略してた du monde ですが、そのまま訳すと、

    la chose du monde la mieux partagée

    もっともよく分配されている、世界の事物

となって、意味がわからないこともないですが、やっぱりへんです。

monde を辞書で見てみましょう。

....。

おおっ、やっぱりありました。

    du monde

という項目が用意されていて、意味は、

    この世で

となっていますが、用法として

    最上級の強調

と書いてあります。


ですので、

    la chose du monde la mieux partagée

    この世でもっともよく分配されている事物

とするとすっきりします。

ふつうは、du monde が一番後ろにきて、

    la chose la mieux partagée du monde 

となると思いますが、この文は500年近く前なので...。

あるいは、口調上の問題なのか...。


とにかく、全体では、

    Le bon sens est la chose du monde la mieux partagée

    良識はこの世でもっとも良く分配されている事物である

        ↓

    良識はこの世で最も公平に分け与えられたものである

という感じです。


あと、la chose が une chose じゃないのは、最上級で修飾された名詞にはふつう定冠詞がつくからです。

定冠詞の用法のポイントは 「特定する」 っていうことですが、最上級がつくということは 「一番~」 ということで、「一番」 なんだから言葉のうえでは一つしかないことになります。

つまり、「一つに特定される」 っていうことになるので、定冠詞を使うということでしょう。

    ※ 英語の場合も最上級で修飾された名詞には the を使いますね。


あと、けっかとして la chose ... la mieux partagée っていうふうに定冠詞が二個ついちゃいます。 

なれないと変ですね。


 原文

フランス語原文は、

    Discours de la méthode (éd. Cousin)/Première partie - Wikisource

などにあります。


 翻訳

『方法序説』 の翻訳はいくつかありますが、ここでは、岩波文庫版 を紹介します。





2016-03-27

上級仏単語: denrée

今日の上級仏単語は、

    denrée

です。

発音は、

    ダンレ

品詞は、

    女性名詞

で、ふつうは複数形

    denrées

で使われて、

     食料品

という意味です。

上級仏単語: perpétrer

上級仏単語です。

perpétrer (犯罪を)犯す

今日は、

    perpétrer

    ペルペトレ

という動詞です。

意味は、

    (犯罪を)犯す

です。


2016-03-15

上級仏単語: escroc

今日のフランス語の上級っぽい単語は、

    escroc

    エスクロ

です。


男性名詞で、

    詐欺師、ペテン師

という意味です。



以前、「詐欺、ペテン」 といういみの、

    escroquerie

という単語を紹介しました (女性名詞)。



その  escroquerie を働く人が

    escroc

ということになります。


きのうの、


とは、最初の四文字 escr- まで同じ綴りですね...。


上級仏単語: escrime

escrime


今日の上級仏単語は、

    escrime

発音は、

    エスクリィム

品詞は、

    女性名詞

意味は、

    フェンシング

です。

あの太田雄貴がやっている、

    フェンシング

です!

escrime フェンシング