( 「プロフェッスゥール宮川のボンジュールフランス語」 より)
フランス語のアルファベットは 「アルファベ」 といいます。
アルファベという語のつづりは英語のアルファベットと同じです。
alphabet
が、最後の t を発音しません。
なので、発音は、
アルファベ
となります。
A B C D E F G H I J K L M N O P Q R S T U V W X Y Z
ここでは最初の A B C D の四文字の発音を見てみます。
最初の A は、
アー
と口をちょっと大きく開けて言います。
B は、
ベー
と、口を横に伸ばして言います。
次の C も、
セー
と、Bのときと同じ口で言います。
そして D は、
デー
です。
A B C D の四つで
アー ベー セー デー
となります。
英語では A は、
エイ
となって母音が二つ続く感じになります。
こういうのを 「二重母音」 などといいます。
そして、フランス語には 「二重母音」 はありません。
なので、A は
エイ
ではなく、
エー
となっています。
たとえば、私がフランス語を習っているときの先生が身ぶり混じりで教えてくれた例で言うと、
足を踏まれて痛いとき、アメリカ人なら、
オウッ!
と二重母音で反応しますが、
フランス人は、
オッ!
というふうに 「短母音」 で反応するのです。
ほんまかいなっ!