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2016-03-08

上級仏単語: bidonville

今日の上級仏単語。
bidonville スラム街

    bidonville

    ビドンヴィル

    女性名詞

    「スラム街、 貧民窟」

です。


※ ville は 「都市、町」 ですが、 bidon には、

    ブリキ缶 (男性名詞)

とか、

    見せかけの、いんちきの

といった形容詞的ないみがあります。



2016-03-06

上級仏単語: estival

estival 夏の


きょうの上級仏単語は、

    estival

    エスティヴァル

です。

品詞は、

    形容詞

で、意味は、

    夏の

です。

たとえば、

    station estivale

で、

    夏の保養地 ・ 避暑地

となります。

※ station (女性名詞) には 「保養地、リゾート」 といういみがあります。


2016-02-19

上級仏単語: chambouler

chambouler

chambouler ひっくり返す


単語: chambouler

発音: シャンブレ

品詞: 動詞

意味: ひっくり返す、がらりと変える


2016-02-17

サルコジ前大統領を取り調べ

L’ancien président Nicolas Sarkozy a été mis en examen ce mardi 16 février pour financement illégal de sa campagne présidentielle de 2012, dans le cadre de l’affaire Bygmalion.


フランスのニュースサイト rfi の記事から。

 Affaire Bygmalion: Nicolas Sarkozy mis en examen

  ※ Affaire Bygmalion: Nicolas Sarkozy mis en examen - france - RFI (2016/2/16)


フランスのサルコジ前大統領が、2012年の大統領選で選挙活動費を不正に操作した疑いで事情聴取を受けています。


文を前から見ていきましょう。


>>  L’ancien président Nicolas Sarkozy

    ランシアン プレズィダン ニコラ サルコズィ

    ニコラ・サルコジ前大統領は


ancien は 「古い、昔の」 という意味の形容詞ですが、名詞の前に来ると 「かつての、以前の、元」 という意味になります。


>>  a été mis en examen

    ア エテ ミザンネグザマン


a été の été は動詞 être の過去分詞なので、a été で être 複合過去形になります。

続く mis は動詞 mettre の過去分で、直前の été と合わせて 〈 être +過去分詞 〉 なので受動態になります。

なので、 a été mis で 「置かれた」 という感じです。

「どこに」 置かれたのかというと en examen となってます。 examen はここでは 「尋問、審理」 です(男性名詞)。

mettre 人 en examen で 「人を尋問・審理する」 という表現です。


ここまでで、

>>  L’ancien président Nicolas Sarkozy a été mis en examen

    ニコラ・サルコジ前大統領は取り調べを受けた


つづく、

>>  ce mardi 16 février

    ス マルディ セーズ フェヴリエ

は、

    この2月16日火曜日に

です。


>>  pour financement illégal

    プール フィナンスマン イレガァル

この pour は 「理由」 を表しています。

financement illégal は 「違法な資金調達」。

なので、

    違法な資金調達が理由で


そして、それが何のための資金調達かというと、

>>  de sa campagne présidentielle de 2012,

    ドゥ サ カンパーニュ プレズィダンスィエッル ドゥミルドゥーズ

campagne はここでは 「田舎 ・ 田園」 ではなく、 「キャンペーン活動 ・ 運動」 のことです (女性名詞)

présidentiel は 「大統領の」 。

なので、

    2012年の大統領選の

となります。


ここまでで、

>>  L’ancien président Nicolas Sarkozy a été mis en examen ce mardi 16 février pour financement illégal de sa campagne présidentielle de 2012,

    ニコラ・サルコジ前大統領は、2012年の大統領選の違法な資金調達によって、この2月16日火曜日に取り調べを受けた

です。


最後に、

>>  dans le cadre de l’affaire Bygmalion.

    ダン ル カードル ドゥ ラフェール ビグマリオン

cadre は 「枠 ・ 枠組み」 (男性名詞)ですが、 dans le cadre de で 「~の範囲内で」 「~の一環として」 などの意味があります。

affaire は 「事件、スキャンダル」 (女性名詞)。

ですので、

    ビグマリオン事件の一環として

というかんじ。


全体で、

>>  L’ancien président Nicolas Sarkozy a été mis en examen ce mardi 16 février pour financement illégal de sa campagne présidentielle de 2012, dans le cadre de l’affaire Bygmalion.

    ニコラ・サルコジ前大統領は、2012年の大統領選の違法な資金調達により、ビグマリオン事件の一環として、この2月16日火曜日に取り調べを受けた。


2016-02-16

第三身分とは何か 3

Que demande-t-il? À devenir quelque chose.




※ Wikipedia より


1789年、フランス革命の前夜に発表されたシェイエス (Sieyès) の有名なパンフレット 「第三身分とは何か」 から。


今回は、第三身分の定義の三つ目。

    → 第一文目
    → 第ニ文目


まずは発音を確認します。

    Que demande-t-il?

    ク ドゥマンドティル

    À devenir quelque chose.

    ア ドゥヴニール ケルクショーズ


Que demande-t-il? ですが、最初の que は疑問代名詞で、「何を」 です。

demande は 動詞 demander 「求める」 の直説法現在形、主語は il 。

倒置形の疑問文になってます。


この il が何を指しているかを確認するために、ここまでの流れを見てみましょう。

    1. Qu'est-ce que le Tiers-État ? Tout.

       第三身分とは何か。 全てである。

    2. Qu'a-t-il été jusqu'à présent dans l'ordre politique? Rien.

       これまで政治秩序において第三身分とは何だったのか。 何ものでもなかった。

    3. Que demande-t-il? À devenir quelque chose.


という流れだったので、 il は le Tiers-État 「第三身分」 を指していることになります。

ですので、

    Que demande-t-il?

    第三身分は何を求めているのか。

です。


その答え: À devenir quelque chose.

devenir は 「~になる」。

quelque chose は 「何か」。

なので、devenir quelque chose で 「何かになること」。

最初の à は、質問文の動詞 demander に続く à です。

〈 demander à + 不定詞 〉 で 「~することを求める」 という表現になります。


つまり、

    Il demande à devenir quelque chose.

    それは何かになることを求めている。

と考えると良いでしょう。


結局、

    Que demande-t-il? À devenir quelque chose.

    第三身分は何を求めるのか? 何者かになることを。

となります。


2016-02-15

メドベージェフ: ロシアと西欧 「新冷戦」に突入

La Russie et l’Occident sont entrés dans une « nouvelle guerre froide », selon Medvedev



ドイツのミュンヘンで開かれた安全保障会議で、ロシアのメドベージェフ首相が、ロシアと西欧が「新しい冷戦に突入した」 と述べました。


 La Russie et l'Occident sont entrés dans une « nouvelle guerre froide », selon Medvedev


そのニュースを報じたフランスの日刊紙 Le Monde のWebサイトの記事の見出しです。

発音は、

    La Russie et l’Occident sont entrés 

    ラ リュスィ エ ロクシダン ソンタントレ

    dans une « nouvelle guerre froide », 

    ダンズュン ヌヴェッル ゲール フロワッド

    selon Medvedev

    スロン メドヴェデフ

です。


この文の主語は、 La Russie et l’Occident  で、

Russie は 「ロシア」 (女性名詞)、 Occident は 「西洋、西欧、西側諸国」 (男性名詞) です。


つづく sont entrés は、動詞 entrer の複合過去です。

entrer や sortir, partir などの移動の意味を表す自動詞は、複合過去 (などの複合形) になるときに、avoir ではなく être を使います。

また、entrer の過去分詞 entré の最後に s がついているのは、être を使う複合過去形は、動詞の過去分詞が主語に性数一致するからです。

この場合、主語は La Russie et l’Occident なので複数形 (で女性名詞と男性名詞の混合) です。

    ※ 同じようなパターンの文を、「プロローグが語っている間に」 という投稿で紹介してます。


ここまでで、

    La Russie et l’Occident sont entrés

    ロシアと西欧は入った

となりますので、つぎには 「どこに」 入ったのかの記述がくるはずです。


続きを見ると、dans une « nouvelle guerre froide » となっています。

nouvelle は形容詞 nouveau (新しい) の女性形。

nouvelle という形容詞は名詞の前 (左) に来ることも多いです。

guerre は 「戦争」 (女性名詞)。

froide は形容詞 froid (フロワ: 冷たい) の女性形。

というこどで、dans une « nouvelle guerre froide » で、

    「新しい冷たい戦争」に

です。

「冷たい戦争」 は 「冷戦」 というものです。 

アメリカを中心とする 「西側」 と、 「ソ連」(当時のロシア) を中心とする 「東側」 が実際に戦闘行為を行わないまま戦争状態に近い状態にあったことを指しています。 

詳しくは、ウィキペディア などを見て下さい。


ここまで:

    La Russie et l’Occident sont entrés dans une « nouvelle guerre froide »

    ロシアと西欧は[新しい冷戦」 に入った

となります。


最後の selon Medvedev の selon は、「~にしたがって」 とか 「~に応じて」 とかいう意味の前置詞ですが、「(だれだれ)によると ・ によれば」 という意味もあります。

ですので、 selon Medvedev は 「メドベージェフによれば」 という感じです。

全体で、

    La Russie et l’Occident sont entrés dans une « nouvelle guerre froide », selon Medvedev

    メドベージェフによれば、ロシアと西欧は 「新冷戦」 に突入したとのことである。

となります。

新聞の見出しっぽく訳すと、

    メドベージェフ: ロシアと西欧 「新冷戦」に突入

みたいな感じでしょうか。


2016-02-03

ニュースの仏単語: séquestrer

séquestrer 

発音: セケストゥレ

意味: 閉じ込める ・ 不法監禁する


フランスのトゥールーズで、30才台の男性が、女性二人に監禁されて暴行を受けた事件があったようです。



  ※ 20minutes.fr の記事より


ここで使われている séquestré が séquestrer (監禁する) の過去分詞です。



2016-01-31

第三身分とは何か 2

Qu'a-t-il été jusqu'à présent dans l'ordre politique? Rien.


シェイエス Sieyès のパンフレット 「第三身分とは何か」 から。

 Qu'est-ce que le Tiers-État ?
 ※ Wikipedia より


今回は、パンフレット冒頭の第三身分の定義の第二文目です。

    → 第一文目


発音は、

    Qu'a-t-il été jusqu'à présent

    カティル エテ ジュスカ プレザン

    dans l'ordre politique?

    ダン ロルドゥル ポリティーク

    Rien.

    リィヤン

です。


最初の、

    Qu'a-t-il été jusqu'à présent  ... ?

は疑問文になっていますが、倒置されている a-t-il été を平叙文 (ふつうの語順) にしてみると、

    il a été ~

となって、「それ(=第三身分) は ~ だった」 みたいな文です。

    ※ a été は 〈 avoir の直説法現在 + être の過去分詞 〉 なので、 être の複合過去です。


いま、この 「... だった」 の 「~」 の箇所が 「何」 という疑問代名詞 que になって文頭に出ているのですね。

ですので、

    Qu'a-t-il été ...?

で、「それは...何だったのか」 となります。

続く、

    jusqu'à présent

は、 jusqu'à ~ 「~まで」 と、 「現在、今」 という意味の présent という名詞 (男性名詞) がいっしょになった表現で、

    これまで、今までのところ

なので、

    Qu'a-t-il été jusqu'à présent  ... ?

    これまでのところ、それは何だったのか

となります。


さらに、

    Qu'a-t-il été jusqu'à présent dans l'ordre politique? 

と、 dans l'ordre politique というのが続きます。

ordre は 「順番、秩序、命令、注文」 などいろんな意味があります (男性名詞) が、後ろに politique 「政治の」 という形容詞が付いているので、

    l'ordre politique

は、

    政治秩序

としてみます。

すると、

    Qu'a-t-il été jusqu'à présent dans l'ordre politique? 

    これまでのところ、それは政治秩序において何であったのか。

となります。


この問いに対して、

    Rien.

    無である。

と答えています。


まとめ:

    Qu'a-t-il été jusqu'à présent dans l'ordre politique? Rien.

    これまで政治秩序において第三身分とは何だったのか。 何ものでもなかった。


上級仏単語: ratifier

今日の上級仏単語

ratifier 批准する


単語: ratifier

発音: ラティフィエ

品詞: 動詞

意味: 批准する


上級仏単語: stipuler

今日の上級仏単語



単語: stipuler

発音: スティピュレ

品詞: 動詞

意味: (契約で)定める、規定する、明記する



2016-01-27

第三身分とは何か 1

Qu'est-ce que le Tiers-État ? Tout. 

(Sieyès)

1789年、フランス革命の年の1月に出されたシェイエスのパンフレット『第三身分とは何か』。

歴史の教科書にもよく出てくる一節です。


 Qu'est-ce que le Tiers-État ?

 ※ Wikipedia より


このパンフレットの冒頭で 「第三身分とは何か」 ということについて、シェイエスが三つの応答の形でまとめています。

    1. Qu'est-ce que le Tiers-État ? Tout.

    2. Qu'a-t-il été jusqu'à présent dans l'ordre politique? Rien.

    3. Que demande-t-il? À devenir quelque chose.


きょうは最初の

    1. Qu'est-ce que le Tiers-État ? Tout.

について見てみます。


まず、発音の確認から :

    Qu'est-ce que le Tiers-État ?

    ケスク ル ティエールゼタ

    Tout.

    トゥ

です。


Qu'est-ce que ~ ? は、「~とは何か」。

Tiers-État は、「第三身分」。

tiers は現在は 「3分の1」 という意味で使われますが (男性名詞)、ここでは古い意味で 「第三の」 という形容詞になります。

état は、

    状態

や、

    身分

ほかに、

   国家

という意味がありますね (男性名詞)。


ですので、

    Qu'est-ce que le Tiers-État ? Tout.

で、

    第三身分とは何か。 全てである。

というかんじになります。


□ 翻訳

岩波文庫から 『 第三身分とは何か』 が出ています。





2016-01-25

上級仏単語: sortant


sortant は、動詞 sortir (出る) の現在分詞ですが、

    任期が切れた (満了した)

という意味があります。

    député sortant

    デピュテ ソルタン

で、

    任期の切れた議員

となります。


2016-01-24

日本人高校生の驚くべき巧妙なやり方 (全国高校サッカー選手権)

L’incroyable astuce de lycéens japonais pour marquer sur coup franc


全国高校サッカー選手権の決勝戦のフリーキックで、東福岡高が見せたトリックプレー。

フランスのスポーツメディアでも紹介されています。


 L’incroyable astuce de lycéens japonais pour marquer sur coup franc

この記事は、Eurosport (ユーロスポール) というスポーツニュースサイトの Le Buzz というスポーツ関連のちょっと変わった、面白い動画・画像を紹介しているコーナーからです。

    → VIDEO : L'incroyable astuce de lycéens japonais pour marquer sur coup franc - LE BUZZ


発音の確認から、

    L’incroyable astuce de lycéens japonais

    ランクロワイヤーブラステュス ドゥ リセアン ジャポネ

    pour marquer sur coup franc

    プール マルケ スュル クーフラン

です。


incroyable は 「信じられない」 「驚くべき、途方もない」 という意味の形容詞。

croire (クロワール 「信じる」 ) という動詞の親戚の言葉です。

それから astuce は 「巧妙なやり方」 といった意味。

ですので、

    L’incroyable astuce de lycéens japonais

で、

   日本の高校生の驚くべき巧妙なやり方

となります。


つぎに出てくる動詞 marquer は 「印をつける」 という意味ですが、スポーツ用語としては 「(シュートを) 決める、得点する」 という意味になります。

coup は 「一撃」 (男性名詞)、 franc は 「率直な」 (形容詞) で、二つ合わせて coup franc となると 「フリーキック」 という意味です。


以上で、

    L’incroyable astuce de lycéens japonais pour marquer sur coup franc

    フリーキックで決めた日本人高校生の驚くべきトリックプレー

という感じでしょうか。



2016-01-17

さよならを言いに来たんだ

Je suis venu te dire que je m'en vais

Serge Gainsbourg (セルジュ・ゲンズブール) というフランス20世紀の大アーチスト (1928-1991) の歌のタイトルです。



発音は、

    Je suis venu te dire

    ジュ スュイ ヴニュ トゥ ディール

    que je m'en vais

    ク ジュマンヴェ

というかんじ。


最初の

    Je suis venu

の suis venu は venir の複合過去です。

    私は来た

となります。


続いて

    Je suis venu te dire

と、 (te) dire という不定詞(動詞の原形)が続いています。

venir のあとに不定詞がくると、

    ~しに来る

という意味なので、

    Je suis venu te dire

で、

    君に言いに来た

です。


何を言いに来たかというと、

    Je suis venu te dire que je m'en vais

となっています。

   dire que ...

の ... には、〈主語 + 動詞〉 が来て、

    ~は…する (である) と言う

となります。


いま ... の箇所は、

    je m'en vais

となってます。

m'en vais ってなんでしょうか。


m'en vais を不定詞(動詞の原形)に戻してみると ( me は se にして)

    s'en aller

となるので、辞書を調べます。

そうすると aller の説明の中に s'en aller が見つかります。

    立ち去る、出て行く、消える、死ぬ

などと書いてあります。


これは別れの歌なんですね!


    Je suis venu te dire que je m'en vais

    私は君に私は立ち去ると言いに来ました

        ↓

    君にさよならを言いに来たんだ


ニュースの仏単語: sanction

イランの核開発に関して、欧米が課していた経済制裁が解除される方向のようです。

この、

    制裁

は、

    sanction

    サンクション

といいます (女性名詞)。

「経済制裁」 は、

    sanctions économiques

です。


sanction にはほかに、

    批准、承認、認可

などといういみもあります。


2016-01-13

息子はテロリストなんかじゃなかった

Mon fils n’était pas un terroriste

フランスの日刊紙 「リベラシオン」 ( Libération ) のWebサイトの記事見出しからです。


リベラシオン紙の見出し



1月7日にパリ北部の警察署に刃物を持った男性が侵入しようとして、警察官に射殺され、遺体が舗道に横たわった画像がニュースに載った事件がありました。

Mon fils n’était pas un terroriste は、「リベラシオン」 がその男性の父親 (チュニジア在住) にインタビューしたさいの父親の言葉です。

記事の見出し全体は、

    Goutte-d’Or : «Mon fils n’était pas un terroriste»

    グット ドール: モンフィス ネテパザン テロリスト

で、最初の Goutte-d’Or は、事件の起きた地区の名前です。


Goutte-d’Or のそれぞれの単語の意味は、

    goutte : (女性名詞) 水滴、しずく

    or : m. 金(きん)、黄金

なので、訳すと

    黄金のしずく

となります。


父親の語ったという言葉、

    Mon fils n’était pas un terroriste

    私の息子はテロリストではなかった。

は、動詞 était が半過去形 (直説法半過去形)です。


否定文ではなくすると、

    Mon fils était un terroriste

    モンフィス エテタン テロリスト

    私の息子はテロリストだった


となり、これを現在形 (直説法現在形) にすると、

    Mon fils est un terroriste

    モンフィス エタン テロリスト

    私の息子はテロリストだ


で、さらに否定にすると、

    Mon fils n’est pas un terroriste

    モンフィス ネパザン テロリスト

    私の息子はテロリストではない

です。


◇ 練習

以下の二つを仏作文してみましょう。

    私の娘はテロリストだ。

    私の娘はテロリストではない。


答え:

    Ma fille est une terroriste.

    マフィーユ エチュン テロリスト

    Ma fille n'est pas une terroriste.

    マフィーユ ネパズュン テロリスト


では、上記の文二つを半過去形にしてみましょう。

    Ma fille était une terroriste.

    マフィーユ エテチュン テロリスト

    Ma fille n'était pas une terroriste.

    マフィーユ ネテパズュン テロリスト

となるでしょう。


2016-01-12

永遠回帰(存在の耐えられない軽さ)

L'éternel retour est une idée mystérieuse et, avec elle, Nietzshe a mis bien des philosophes dans l'embarras : penser qu'un jour tout se répétera comme nous l'avons déjà vécu et que même cette répétition se répétera encore indéfiniment!

(Kundera, "L'insoutenable légèreté de l'être")


◇ 訳

永遠回帰というのは謎めいたアイデアだ。そもそもニーチェはこのアイデアでもってたくさんの哲学者たちを途方に暮れさせた。いつかある日全てのことが私たちがすでに体験したとおりに繰り返され、さらにこの繰り返し自体がさらに際限なく繰り返される、なんてことを考えるのだから!

(クンデラ 『存在の耐えられない軽さ』)


◇ 逐語訳

L'éternel retour est une idée mystérieuse

レテルネルルトゥール エチュヌイデ ミステリゥーズ

永遠回帰は謎めいた考えである


et, avec elle, Nietzshe a mis bien des philosophes dans l'embarras :

エ アヴェケル ニーチュアミ ビヤンデフィロゾフ ダンロンバラ

そして、それ(=謎めいた考え)でもって、ニーチェは多くの哲学者を困惑させた


penser qu'... !

パンセク

...と考えるなんて!


un jour tout se répétera

アンジュール トゥ スレペトゥラ

ある日、すべてが繰り返されるだろう(と)


comme nous l'avons déjà vécu

コム ヌラヴォンデジャヴェキュ

私たちがそれ(=すべて)をすでに体験した通りに


et que même cette répétition se répétera

エ ク メーム セット レペティシオン スレペトゥラ

そして、さらにこの繰り返しが繰り返されるだろう(と)


encore indéfiniment!

アンコール アンデフィニモン

再度際限なく!


◇ 翻訳

『存在の耐えられない軽さ』は集英社文庫から出ています。





2016-01-10

上級仏単語: lie

今日の上級仏単語は、

    lie

です。

発音は、

    リ

で、意味は、

    (ワインなどの) 澱(おり)、(酒などの) かす(糟)

です (女性名詞)。


2016-01-03

ニュースの仏単語: décapiter

サウジアラビアが年明け2日に、テロ関連の死刑囚47名の死刑を執行しました。

死刑の方法は銃殺刑と斬首刑だったようです。

「首を斬る」 は、

    décapiter

    デカピテ

で、「斬首刑 (ざんしゅけい)」 はこの動詞の名詞形で、

    décapitation

    デカピタシオン

です (女性名詞)。

この単語の構成要素の、〈cap〉 には 「頭」 という意味があり、

また、〈dé〉 には、「除去・分離」 という意味があります。


〈cap〉 が入っている単語には、たとえば、

    capitaine

    キャピテーヌ

    (男性名詞) キャプテン、主将、隊長

があります。

キャプテンは 「頭」 に立っているからですね。



2016-01-02

ニュースの仏単語: Déchéance de nationalité


Déchéance de nationalité


非常事態宣言下のフランスでは、パリの連続テロなどを受けて憲法改正が行われようとしています。

その改正案の中には、フランスとの二重国籍を持つ人物が、テロ行為などの重大犯罪を犯した場合にその人物のフランスの国籍を剥奪する、という規定が含まれているようです。


この 「国籍剥奪」 は、

    déchéance de nationalité

    デシェオンス ドゥ ナショナリテ

です。

nationalité が 「国籍」 (女性名詞) 。

déchéance (女性名詞) は、

    失墜、堕落

といった 「落ちていく」 意味と、

    剥奪、失効

などの 「権利取り上げ」 の意味などがあります。


たとえば、

    la déchéance de Napoléon

は、

    ナポレオンの廃位

となります。