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2012-07-01

上級仏単語: désinvolte

désinvolte 

【発音】
désinvolte 
デザインヴォルトゥ

【品詞】
形容詞


【意味】
無遠慮な, なれなれしい, ずうずうしい

2012-06-26

上級仏単語: contumace

【発音】
contumace
コンチュマス


【品詞】
女性名詞


【意味】
被告が法廷に欠席すること、法定への出頭拒否。


【用例】
par contumace
欠席裁判で



2012-06-17

あの人の不思議な優雅さに

(フランス語中級)


Ses délicatesses mystérieuses m'avaient séduite.

[Arthur Rimbaud, "Une saison en enfer", 1873]

ランボーの『地獄の一季節』からです。

『地獄の一季節』 については以前の記事を見てください。


【発音】

Ses délicatesses
セ デリカテッス

mystérieuses
ミステリゥーズ

m'avaient séduite.
マヴェ セデュイット

音声 (ネイティブではありません)


【語句】

délicatesse : (女性名詞) 繊細さ、優雅さ、細心さ [英語: delicacy]

mystérieuse : 形容詞 mystérieux (ミステリゥ) の女性形。

* 語尾が -x で終わる形容詞の女性形は、その -x が -se になりましたね。 たとえば heureux (ウル) が heureuse (ウルーズ) になったように。

mystérieux : (形容詞) 神秘的な、不思議な、謎の

séduit (セデュィ) : 動詞 séduire (セデュィール) の過去分詞

séduire : (動詞) 誘惑する、魅惑する

m'avaient séduite : séduire の大過去。「私を惑わした。」

* 大過去形は avoirまたはêtreの半過去形 のあとに動詞の過去分詞がついた形でした。

* 過去分詞 séduit の語尾に -e がついているのに注意。発音は[セデュィット]。


【訳】

Ses délicatesses mystérieuses m'avaient séduite.

_ 彼の神秘的な繊細さが私を魅惑したのです。

_ あの人が持っている不思議な優雅さに私は惑わされてしまったのです。


【文法解説】

●なぜ大過去を使ってるのか

なぜ m'avaient séduite と大過去形になっているかというと、大過去形の意味(用法)は「或る過去の時点までに完了している過去」 みたいな感じでした。物語とかで、何か出来事が語られていて、その出来事より前のことを表現したいときとかです。

この文の場合も、語りの中心になっている「過去」がこの文の前後に表現されているはずです。 「あの人のせいで私は堕落してしまった(← 中心となる過去のできごと)。というのもあの人の不思議な優雅な仕草にこころ引かれてしまったから( ← 「堕落」してしまった理由となるできごと ← 「堕落」した過去より以前のこと )」 みたいなかんじで。

できれば、翻訳か原文を読んで確かめてみてください。


● séduit になぜ -e がついているか

ここでは séduire の過去分詞である séduit に -e がついて séduite となっています。

これはなぜでしょうか?

「複合過去形や大過去形で、過去分詞の直接目的語が、その過去分詞より前(左)にあるときは、その過去分詞はその直接目的語に性数一致する」、みたいな規則を思い出してくれましたか?

この文で m'avaient séduite の m' (me) は、過去分詞 séduit の直接目的語です。

(直接目的語の「直接」は 前置詞とかがつかないでそのまんま(直接に)動詞の目的語になってる、みたいないみです。)

「私を(me)」 「誘惑した」 わけです。

そして、この場合、誘惑された「私(me)」 は、女性です。

なぜ、女性だとわかるのか。

それは、過去分詞の séduit に -e がついて séduite となっているからです。

というのも、「複合過去形や大過去形で、過去分詞の直接目的語が、その過去分詞より前(左)にあるときは、その過去分詞はその直接目的語に性数一致する」 からです。

この説明でわかりますか?

もっとわかりやすい説明を考えだしたら( あるいはどこかで見つけたら ) お知らせしますので、きょうはここまででお願いします。


【関連投稿】

→ 「海の風が俺の胸を」 (2012/2/5)
→ 「地獄の道連れの告白を聞こう」 (2011/11/21)


2012-04-29

綴り字記号つきの文字の入力

パソコンでフランス語を入力するときに 「綴り字記号 (アクサン) 」 つきの文字は、日本語キーボードからは直接打つことができません。

Ça va? の ç とか、étranger の é とか。


キーボードの設定をフランス語配列のキーボードに変更すれば可能ですが、その場合、日本語が入力できなくなるので、日本語とフランス語混じりの文章を書くときは不便です。

( ほかにも数年前までは 「文字コード」の制約もあって、一つの文書に日本語とフランス語を同時に記述するのは困難でした。 )


たとえば、マイクロソフトのワープロソフト Word だと、ショートカットキーを使ってアクサンつき文字を入力することができます。

たとえば、[ Ctrl ] + [ , ] のあとで c を打つと ç が入力されます。



他の文字については Word のヘルプにも書いてあるはずですが、ヘルプのどこにあるか見つけづらいので、「ワード フランス語 アクサン」 などで Webを検索すると見つかると思います。

いま検索してみたら、たとえば 「 アクサンの入力方法(wordやexcelの場合):フランス語会話の勉強法 」 というページにわかりやすく表で載っていました。


私は普段の文章書きには Word ではなくテキストエディターを使っています。

テキストエディターは Word (ワープロ) のように文字を大きくしたり色をつけたり、図や表を入れたりということがいっさいできません。

純粋に文字 (テキスト) だけを編集するソフトです。 そのぶん動作が軽快です。

私が知っている範囲だと、 EmEditor というテキストエディターは、日本語入力中でも、 Word と同じショートカットキーで綴り字記号つきの文字を入力することができます。




便利! なのですが、私はパソコンを使い始めたときから秀丸エディターというのを使っていて、秀丸エディターはこの方法でも綴り字記号つき文字を入力できません...。


(EmEdotorからコピーして貼り付けてみた。)


なので、一時的に秀丸エディターから EmEditor に常用エディターを変更してみたこともありました。

機能的にはEmEditorで十分(すぎるほど)なのですが、体というか指先に染みこんだ秀丸エディターの操作感を忘れられずに秀丸に戻りました。


どうすればいいのか。

しばらく綴り字記号つきの文字を入力する場合は、EmEditorを別途たちあげて、EmEditorでショートカットキーを使って ç や é や à を入力して、それをコピーして秀丸に貼り付けていました。

それから、気がついて、フランス語を入力するファイルの先頭に、よく使うアクサンつきの文字を入力しておいて、そのつどそこからコピーするようにしました。

こんな感じです。




でも、これでもまだ不便です。

もっといい方法はないのか?...


(続く...)


2012-04-15

彼女は立ち上がって、コーヒーが残っているかを


(フランス語中級)

Elle se leva pour aller voir s'il restait du café.

[ Zola, "L'Assommoir" ]

エミール・ゾラの 『居酒屋』 の一節(第7章)。


【発音】

Elle se leva
エル ス ルヴァ

pour aller voir .
プール アレ ヴォワール

s'il restait du café
シィル レステ デュ カフェ


今回はフランス語の音声をつけてみました...。
ネイティブの発音ではありませんよ...。

音声  [ SoundCloud ]


【語句】

_ leva : lever の直説法単純過去

_ se lever : 「起き上がる、立ち上がる」

_ aller voir : 「見に行く」

_ si : ここでは「~かどうか」

_ restait : rester (「留まる、~の状態でいる」) の直説法半過去形

_ il reste ~ : 「~が残っている」 。 この場合、il はいわゆる「非人称」の主語。

_ du café : ここでは du は部分冠詞。


【説明】

●単純過去形

Elle se leva で、「彼女は立ち上がった、彼女は起き上がった」ですが、「“立ち” 上がった」のか「“起き” 上がった」 のかどちらがいいかは状況(文脈)によります。

ここでは、「彼女」が椅子かなんかに座っていて、そこから「立ち上がった」ことにします。

leva の時制は単純過去形です。

引用文はエミール・ゾラの『居酒屋』という小説からですが、小説などでは 「だれだれは~した、それから~して、~した」みたいに、順番に何かが起こったり、だれかが何かを次々にしたりする様子が描かれます。

そういう場合に単純過去形が使われることが多いです。日常会話では単純過去形は使われません。

日本語でいえば「単純過去」はちょっと「古文」みたいな感じがするのかもしれません。


●pourの意味

つぎに Elle se leva pour aller voir ですが、前置詞 pour は「目的」を表すので、pour aller voir で 「見に行くために」となり、「彼女は~を見に行くために立ち上がった」 となります。

ですが、pour には「結果」の意味もあるので、「彼女は立ち上がって~を見に行った」でもいいですね。

どちらにするかはやはり状況(文脈)の自然さで選びましょう。


●siの意味

s'il restait du café で 「コーヒーが残っているかどうか(を)」。

ここでの si は 「~かどうか」です。また、il は 「非人称」になります。


●半過去形

rester が単純過去ではなくて、半過去形になっているのは、「コーヒーが残っている」というのは順番に起こったりしたりするような動きではなく、そのときの「状態」「状況」だからです。

そうした過去の「状況」「状態」「背景」を表す時制は、単純過去ではなく、複合過去でもなく、半過去になります。


【訳】

Elle se leva pour aller voir s'il restait du café.
彼女は立ち上がって、コーヒーが残っているか見に行った。


【補足】

* lever の直説法単純過去の活用

je levai
ジュ ルヴェ
tu levas
テュ ルヴァ
il leva
イル ルヴァ
nous levâmes
ヌ ルヴァーム
vous levâtes
ヴ ルヴァートゥ
ils levèrent
イル ルヴェール


【関連記事】


原文
* このページ内を検索すると該当する文章が見つかります。



フランス語入門005:「きみはそれが嫌いだ。」


例文: Tu détestes ça.


○発音

tu [テュ]: u の発音は唇を恥ずかしいくらい思い切り突きだして[イ]!

déteste [デテストゥ]: 語末の -es は発音しません

ça [サ]



○意味

tu : 「君は、あなたは」

détestes : 「が嫌いだ」

ça : 「それ、これ、あれ」

Te détestes ça. : 「きみはそれが嫌いだ。」


○解説

「私はそれが嫌いだ。」は、 Je déteste ça. (ジュ デテゥストゥ サ) でした。

「きみはそれが嫌いだ。」 になると、 Je が Tu に代わります。

それから変わったところはどこでしょう?

そうです、Je 「私は」 のときの déteste 「が嫌いだ」 が、Tu 「きみは」 になると détestes と、最後に -s がついています。

そうです。 「私はきみを愛している。」 が Je t'aime. で、「きみは私を愛してる。」が Tu m'aimes. だったのと同じです。

aime, aimes や déteste, détestes を「動詞」といいます。

Je や Tu はその動詞に対する「主語」ですね。

つまり、動詞の形は主語によって変わるということになります。

これを「動詞の活用」といったりします。

どのくらい「変わる」のか? それはまだ秘密です...。

とりあえず、

je → aime、déteste
tu → aimes, détestes

というふうに、

je → -e
tu → -es

というパターンがあることになります。




2012-04-14

上級仏単語: crapuleusement

crapuleusement


【発音】

crapuleusement
クラピュルーズモン


【品詞】

副詞


【意味】

卑劣に、下劣に


2012-03-25

ナンビクワラの人たちは(2)

(フランス語中級)

Les Nambikwara se réveillent avec le jour, raniment le feu, se réchauffent tant bien que mal du froid de la nuit, puis se nourrissent légèrement des reliefs de la veille.

[ Claude Lévi-Strauss, "Tristes tropiques", 1955 ]

前回の続き。きょうはこの文章の後半部分、puis se nourrissent ... からです。


【発音】

puis se nourrissent 
ピュイ ス ヌリッス

légèrement 
レジェールモン

des reliefs de la veille. 
デ ルリィエフ ドゥ ラ ヴェイユ


【語句】

puis : (副詞) 次に、それから

nourrissent < nourrir。
* ここの se nourrissent の主語は文頭の Les Nambikwara ですね。

nourrir (ヌリール) : 食べ物を与える
* se nourrir de ~ で、 「を食べる、摂取する」。
* 名詞は nourriture (ヌリチュール/女性名詞) で 「栄養, 食べ物」などのいみ。
* 活用は finir, choisir などと同じ。
* nourrir の直説法現在形の活用の実際は 「愚かさと過ちと罪と吝嗇が(2)」 を見てください。
*choisir の直説法現在形の活用は 「ああ、俺は苦しいんだ。」 で確認しています。


légèrement : (副詞) 軽く、少しばかり 
* 形容詞は léger (レジェ) で 「軽い」。

des : (ここでは) 前置詞 de + 定冠詞 les。
* des が文中に現れたら、「不定冠詞複数形のdes」 か、「前置詞 de + 定冠詞複数形のles」 かのどちらかです。
* ここの de は se nourrissent につながります。

relief : (男性名詞)[複数形で] 食事の残り物

veille : (女性名詞)前日
* 「昨日」は hier


【分かち訳】

puis se nourrissent
それから(…を)食べる

légèrement 
軽く

des reliefs de la veille. 
前日の残り物を(食べる)


【全体の訳】

Les Nambikwara se réveillent avec le jour, raniment le feu, se réchauffent tant bien que mal du froid de la nuit, puis se nourrissent légèrement des reliefs de la veille.

ナンビクワラの人たちは日の出とともに起きて、残り火をかき立て、夜のあいだに冷えた体をなんとか暖める。そして、前日の残り物で軽い食事をする。


上級仏単語: hilare


【発音】
hilare
イラール

【品詞】
形容詞

【意味】
陽気な、上機嫌の


2012-03-13

ナンビクワラの人たちは(1)


Les Nambikwara se réveillent avec le jour, raniment le feu, se réchauffent tant bien que mal du froid de la nuit, puis se nourrissent légèrement des reliefs de la veille.

[ Claude Lévi-Strauss, "Tristes tropiques", 1955 ]


クロード・レヴィ=ストロースの 『悲しき熱帯』 より。
きょうは、この文章の前半を見てみます。


【発音】

Les Nambikwara se réveillent
レ ナンビクワラ ス レヴェイユ

avec le jour, 
アヴェク ル ジュール

raniment le feu,
ラニーム ル フゥ

se réchauffent tant bien que mal
ス レショッフ タン ビヤン ク マル

du froid de la nuit,
デュ フロワ ドゥ ラ ニュイ


【語句】

◇ Les Nambikwara se réveillent
レ ナンビクワラ ス レヴェイユ

Nambikwara : 「ナンビクワラ族」。ブラジルのアマゾン奥地に住む人々。
les Nambikwara : 「ナンビクワラ族の人たち」 
se réveiller (ス レヴェイェ): (代名動詞)[眠りから]目覚める

→ 「ナンビクワラの人たちは目覚める」


◇ avec le jour,
アヴェク ル ジュール

jour : (男性名詞) 一日、日中、陽の光
se réveiller avec le jour : 日の光とともに目覚める

→ 「陽の光とともに」


◇ raniment le feu,

ranimer : 生気をかきたてる、活気づける
feu : (男性名詞) 火、暖炉、こんろ
ranimer le feu : 火をかきたてる

→ 「火をかきたてる」


◇ se réchauffent tant bien que mal

réchauffer : 温め直す
se réchauffer : (代名動詞) 体を暖める
tant bien que mal : どうにかこうにか、やっと、なんとか

→ 「どうにかこうにか体を暖める」


◇ du froid de la nuit,

froid : (男性名詞) 寒さ、冷たさ。 (形容詞) 寒い、冷たい。
nuit : (女性名詞) 夜

* du froid の de は、ここでは「寒さから(体を暖める)」の「から」。

→ 「夜の寒さから」


◇ Claude Lévi-Strauss : クロード・レヴィ=ストロース、1908-2009。フランスの人類学者。

◇ Tristes tropiques

triste : (形容詞) 悲しい
tropique : (男性名詞) 回帰線。[複数形で] 熱帯地方
Tristes tropiques : 「悲しき熱帯」。 レヴィ=ストロースの初期の作品。


【意味】

Les Nambikwara se réveillent avec le jour,
ナンビクワラの人たちは日の光とともに目覚め

raniment le feu,
火をかきたて

se réchauffent tant bien que mal
なんとか体を暖める

du froid de la nuit
夜の寒さから


【訳】

ナンビクワラの人たちは、日の出とともに起きて、残り火をかきたて、夜の冷えからなんとか体を暖める。


【補足】

* ranimer は re + animer から。re は「再び」、animer は「活気づける」。

* réchauffer も re + chauffer から。 chauffer は「温める、暖める」。

* se réveiller や se réchauffer は、いわゆる「代名動詞」。

* réveiller の直説法現在形の活用を確認してみましょう。aimer や parler などとおなじ 「第一群規則活用動詞」ですね。

je réveille (ジュ レヴェイユ)
tu réveilles (テュ レヴェイユ)
il réveille (イル レヴェイユ)
nous réveillons (ヌ レヴェイヨン)
vous réveillez (ヴ レヴェイェ)
ils réveillent (イル レヴェイユ)



* レヴィ=ストロースは、なんと100歳すぎまで生きてました!

* レヴィ=ストロースという姓は、ジーパンのリーバイ・ストラウス(Levi Strauss) と(ほぼ) 同じ綴り。 橋爪大三郎さんの 『はじめての構造主義』(講談社現代新書) にこのネタが載っていたような記憶があります。

→ 追記(2012/3/25): 本棚の本を調べてみました。 『はじめての構造主義』の冒頭に出てました。

「そんなことを考えながら、ある日ぶらぶら、渋谷の道玄坂を歩いていきますと ― なんと、私の知らぬまに、はやばやとでっかい広告の看板まで出ているではないか。 『 LEVI STRAUSS 』 こりゃ不思議だ。どうしてこんなところに、レヴィ=ストロースの広告が出ているんだろ。そうか、ボクの知らないうちに、世の中は意外に進んでいるのかもしれないな。」 ( 『はじめての構造主義』 講談社現代新書、1988、12ページより )



上級仏単語: racaille


【発音】
racaille
ラカーユ

【品詞】
女性名詞

【意味】
(集合的に)下層民、社会の屑、ごろつき、ろくでなし


2012-03-09

上級仏単語: éparpiller


【発音】
éparpiller
エパルピィエ

【品詞】
動詞

【意味】
散らす、散乱させる


2012-03-05

上級仏単語: chahuter


【発音】
chahuter
シャユテ

【品詞】
動詞

【意味】
大騒ぎする; をやじる


2012-03-04

愚かさと過ちと罪と吝嗇が(2)


[フランス語中級]

La sottise, l'erreur, le péché, la lésine,
Occupent nos esprits et travaillent nos corps,
Et nous alimentons nos aimables remords,
Comme les mendiants nourrissent leur vermine.
[Baudelaire, "Les Fleurs du mal", 1861]

ボードレールというフランスの詩人の『悪の華(はな)』という詩集の冒頭 Au lecteur の書き出し。 前回の続きです。

今回は後半の2行を見てみます。


【発音】

Et nous alimentons
エ ヌザリモントン

nos aimables remords,
ノゼマーブル レモール

Comme les mendiants nourrissent
コム レ モンディアン ヌリッス

leur vermine.
レール ヴェルミヌ


【語句】

alimenter (アリモンテ) : (動詞) に食べ物を与える、を養う
aimable : (形容詞) 愛想がいい、感じがいい
remords : (男性名詞) [単数形でも -s がつく] 悔恨、良心の呵責
comme : (接続詞) ~と(同じ)ように
mendiant : (名詞) 乞食。女性は mendiante (マンディアント)。
nourrir (ヌリール) : (動詞) に食べ物を与える、を養う
leur : (所有形容詞) 彼らの~、それらの~。 
vermine : (女性名詞) [ノミ・シラミなどの] 害虫。


【意味】

Et nous alimentons
そして私たちは養っている

nos aimables remords,
私たちの愛すべき悔恨を

Comme les mendiants nourrissent
乞食どもが栄養を与えているように

leur vermine.
彼らのノミ・シラミに。


【訳】

そしてわれらは自らの愛すべき悔恨たちを養っている、
ちょうど乞食どもが自分のノミ・シラミを育てるように。


【補足】

* vermine (害虫) は「集合名詞」 なので単数形で使われています。ですので、一匹だけしかいないというわけじゃありません。

* comme のあとは [主語+動詞] のセットが来ています。 主語は les mendiants、動詞は nourrissent です。

* nourrir は choisir、réussir、finir などと同じ活用です。 いわゆる 「第2群規則動詞」 です。 choisir の直説法現在形の活用は 「ああ、俺は苦しいんだ。」 を見てください。

(nourrir の直説法現在形の活用)

je nourris (ジュ ヌリ)
tu nourris (テュ ヌリ)
il nourrit (イル ヌリ)
nous nourrissons (ヌ ヌリソン)
vous nourrissez (ヴ ヌリセ)
ils nourrissent (イル ヌリッス)


【関連情報】

* 前半の解説 「愚かさと過ちと罪と吝嗇が(1)」 をご覧ください。

(読み上げ)
MP3ファイル ( 約2.7MB / Litterature audio.com

* MP3ファイル(音声)ファイルへの直接のリンクですので、クリックするとたいていはそのまま再生されます。
* ファイルを保存する場合は、リンクを右クリックしてファイルを保存するメニューを選んでください。
* 約2分56秒のファイルです。該当箇所は冒頭1秒あたりです。
* Au Lecteur をふくむ 『悪の華』 のMP3ファイルは、BAUDELAIRE, Charles – Les Fleurs du mal (Litterature audio.com) にあります。



どこへ行くの?

[フランス語初級]

Jan, où vas-tu?

[ Alphonse Daudet, "L'Arlésienne", 1866 ]

ゴッホ 「アルルの女」 / Van Gogh - L'Arlésienne
(ゴッホ 「アルルの女」 / Van Gogh - L'Arlésienne [Wikipediaより])


【発音】

Jan, où vas-tu?
ジャン ウ ヴァチュ

Alphonse Daudet
アルフォンス ドーデ

L'Arlésienne
ラルレズィエンヌ


【語句】

Jan : 人名
où : (疑問副詞) どこへ、どこに、どこで
vas : 動詞 aller の直説法現在二人称単数形、つまり tu に対する形

Alphonse Daudet : アルフォンス・ドーデ、1840-1897、フランスの小説家
Arlésienne (アルレズィエンヌ) : Arlésien (アルレズィアン)「アルルの人」 の女性形。「アルルの女性」。アルル( Arles ) はフランス南部の町。

L'Arlésienne : ドーデの短編。 Lettres De Mon Moulin (レットゥル ドゥ モン ムーラン / 風車小屋だより) という短編小説集 (1869) に入っています。 この作品は戯曲化され、そのときにジョルジュ・ビゼー (1838-1875) が作曲を担当しました。


【文法】

* aller の直説法現在形の活用を確認しておきましょう。

je vais (ジュ ヴェ)
tu vas (テュ ヴァ)
il va (イル ヴァ)
nous allons (ヌザロン)
vous allez (ヴザレ)
ils vont (イルヴォン)


【意味】

「ジャン、どこへ行くの?」


【関連情報】

(翻訳)
→ 『アルルの女』 ( 桜田佐 訳 / 岩波文庫 )

(原文)
→ L'Arlésienne (Wikisource)

(読み上げ)
MP3フィアル ( 約9.7MB / Litterature audio.com

* MP3ファイル(音声)ファイルへの直接のリンクですので、クリックするとたいていはそのまま再生されます。

* ファイルを保存する場合は、リンクを右クリックしてファイルを保存するメニューを選んでください。

* 約10分38秒のファイルですが、該当箇所は 9分1秒あたりです。

* L'Arlésienne をふくむ 『風車小屋だより』 の各短編のMP3ファイルは、Lettres De Mon Moulin (Litterature audio.com) にあります。


(音楽)
→ 「アルルの女」 (ビゼー 作 / ウィキペディア)


2012-03-02

その状況は長く続いた

[フランス語初級]

Cette situation se prolongea.
[Benjamin Constant, "Adolphe" ]

【発音】
Cette situation se prolongea.
セット シチュアシオン ス プロロンジャ


Benjamin Constant
バンジャマン コンスタン

Adolphe
アドルフ (「フ」は f (エフ)の「フ」と同じ発音)


【語句】
cette : 指示形容詞 ce (この、あの、その)の女性形。次の situation が女性名詞なので。
situation : (女性名詞) 状況、情勢
prolonger [プロロンジェ] : (動詞) を延ばす、延長する
se prolonger : (代名動詞) 延長される、長引く

Benjamin Constant : 1767-1830。フランスの思想家、政治家、小説家
Adolphe : コンスタンの小説、1816年


【文法】
* prolongea は 直説法単純過去形になっています。

* prolonger という動詞は manger と同じ活用をする。

確認してみましょう。

[prolonger の直説法単純過去形の活用]
je prolongeai [プロロンジェ]
tu prolongeas [プロロンジャ]
il prolongea [プロロンジャ]
nous prolongeâmes [プロロンジャーム]
vous prolongeâtes  [プロロンジャート]
ils prolongèrent [プロロンジェール]


[manger の直説法単純過去形の活用]
je mangeai [モンジェ]
tu mangeas [モンジャ]
il mangea [モンジャ]
nous mangeâmes [モンジャーム]
vous mangeâtes [モンジャート]
ils mangèrent [モンジェール]

【訳】
「この状況は長引いた。」

【関連情報】
(翻訳)
→ 『アドルフ』  (新庄嘉章 訳 / 新潮文庫)
→ 『アドルフ』 (大塚幸男 訳 / 岩波文庫)

(原文)
原文(目次) (Wikisource)
当該箇所の原文の前後 (Wikisource)

(映画)
→ 「 イザベル・アジャーニの惑い (2002) ADOLPHE



2012-02-29

愚かさと過ちと罪と吝嗇が(1)

[フランス語中級]

La sottise, l'erreur, le péché, la lésine,
Occupent nos esprits et travaillent nos corps,
Et nous alimentons nos aimables remords,
Comme les mendiants nourrissent leur vermine.
[Baudelaire, "Les Fleurs du mal", 1861]

ボードレールというフランスの詩人の『悪の華(はな)』という詩集の冒頭 Au lecteur 「読者へ」 の出だしです。

今回は前半の2行を見てみます。

【発音】

La sottise, l'erreur, le péché, la lésine,
ラ ソティーズ レルール ル ペシェ ラ レズィーヌ

Occupent nos esprits et travaillent nos corps,
オキュプ ノゼスプリ エ トラヴァーユ ノ コール

Baudelaire, "Les Fleurs du mal"
ボドレール レ フレール デュ マル

Au lecteur
オ レクトゥール

【語句】

sottise [ソティーズ] (女性名詞) 愚かさ
erreur [エルール] (女性名詞) 過ち、誤り
péché [ペシェ] (男性名詞) (宗教上の)罪 
lésine [レズィーヌ] (女性名詞) 吝嗇(りんしょく)

occuper [オキュペ] (動詞) を占領する、を占める
esprit [エスプリ] (男性名詞) 精神、心
travailler [トゥラヴァイエ] (自動詞) 働く、(他動詞) に働きかける、を悩ませる・苦しめる
corps [コール] (男性名詞) 体、身体、肉体 * 単数でも最後に -s がつきます。

Charles Baudelaire [シャルル ボドレール] 1821-1867。フランスの詩人、批評家。
fleur [フルール] (女性名詞) 花
mal [マル] (男性名詞) 悪、痛み
lecteur : (男性名詞) 読者

【文の構成】

*  「La sottise, l'erreur, le péché, la lésine,」がこの文の主語、述語動詞は occupent と travaillent 。主語が三人称複数なのでそれに合わせて occuper が occupent に、travailler が travaillent になっています。

La sottise, l'erreur, le péché, la lésine,
愚かさと過ちと罪と吝嗇が

Occupent nos esprits
私たちの精神を占め

et travaillent nos corps,
そして私たちの肉体を悩ませる。

【和訳】

_ 愚かさ、過ち、罪、吝嗇が私たちの精神を占領し、私たちの肉体に働きかける。
_ 愚かさと過ちと罪と吝嗇が、われらの心を占拠しわれらの身体を苦しめる。

【関連情報】

(翻訳)
→ 「読者へ」 (壺齋閑話)
→ 「読者へ」 (ボードレール研究サイト)
→ 『悪の華』  (安藤元雄 訳 / 集英社文庫)
→ 『悪の華』 (鈴木信太郎 訳 / 岩波文庫)

(原文)
→ Les Fleurs du mal/1857/Au lecteur (Wikisource)

【豆知識】

芥川龍之介という明治時代の小説家が 「人生は一行のボオドレエルにも若かない。」 と言っています。 ( 「若かない」 は 「しかない」 と読みます。)

或阿呆の一生』 という作品の冒頭です。



上級仏単語: écureuil

【発音】
écureuil
エキュルーユ

【品詞】
男性名詞

【意味】
りす


2012-02-28

上級仏単語: intrinsèque


【発音】
intrinsèque
アントランセーク

【品詞】
形容詞

【意味】
内在的な、固有の、本質的な


2012-02-19

私は苦しんだ。

[フランス語初級]

J'ai souffert.
( Georges Bataille, "L'Impossible", Ed. de Minuit, 1981, p.66 )


【発音】

J'ai
ジェ
souffert.
スフェール

Georges Bataille
ジョルジュ バターュ
L'Impossible
ランポッシーブル

Ed. de Minuit
エディション ドゥ ミニュィ
(Ed. は Edition の略)


【語句】

souffert : 動詞 souffrir の過去分詞。
souffrir : 「苦しむ」。

Georges Bataille : 1897-1962。フランスの作家・思想家。
impossilbe : 形容詞。「不可能な、無理な」。
* impossible から im- を取ると possible (ポッシブル)となり、いみは 「可能な、ありうる」 となります。

édition : 女性名詞 ( -tion で終わる名詞は女性名詞)。「出版、出版社」。
minuit : 男性名詞。「夜12時、真夜中」。
Edition de Minuit : フランスの出版社の名前。


【文法】

● < ai souffert > は、「avoirの直説法現在形 + 動詞の過去分詞」、つまり 「複合過去形」 になっています。

● < l'impossible > は形容詞に定冠詞 le がついた形です。形容詞に定冠詞がつくと 「~なもの」というかんじの名詞になります。< l'impossible > だと「不可能なもの」っていうかんじです。 < le beau >  だと 「美しいもの」。


【訳】

「私は苦しんだのだ。」
(ジョルジュ・バタイユ 『不可能なもの』)

【関連投稿】

・ 「ああ、俺は苦しいんだ。」 (2012/2/19)


【翻訳】

→ 『不可能なもの』 (生田耕作 訳 / 二見書房)



ああ、俺は苦しいんだ。

[フランス語初級]

Ah ! je souffre, je crie. Je souffre vraiment.

(Arthur Rimbaud, "Une saison en enfer", 1873)


【発音】

Ah !

je souffre,
ジュ スーフル
je crie.
ジュ クリ
Je souffre vraiment.
ジュ スーフル ヴレモン

【語句】

ah : ああ (感嘆の表現)
souffre : souffrir の直説法現在形・一人称単数。
souffrir : [スフリール] (動詞) 苦しむ
crie : crier より。
crier : 叫ぶ、泣きわめく (英語の cry)。
vraiment : (副詞) 本当に。形容詞は vrai (本当の、本物の)。

【訳】

Ah ! je souffre, je crie. Je souffre vraiment.

ああ、私は苦しい、私は叫ぶ。私は本当に苦しいです。
ああ苦しい、叫びます。ほんとに苦しいんです。

【解説】

souffrir は語末が -ir で終わっているけれど、choisir や réussir、finir などのいわゆる 「第2群規則動詞」 とは活用が違います。

souffrir と同じ活用する動詞にはほかに ouvrir、couvrir、découvrir、offrir  などがあります。

[choisir の直説法現在形の活用]
je choisis
ジュ ショワズィ
tu chosis
テュ ショワズィ
il choisit
イル ショワズィ
nous choisissons
ヌ ショワズィソン
vous choisissez
ヴ ショワズィセ
ils choisissent
イル ショワズィッス

[souffrir の直説法現在形の活用]
je souffre
ジュ スーフル
tu souffres
テュ スーフル
il souffre
イル スーフル
nous souffrons
ヌ スフロン
vous souffrez
ヴ スフレ
ils souffrent
イル スーフル


【関連記事】

* Arthur Rimbaud, "Une saison en enfer" については以下を参照

・ 海の風が俺の胸を [フランス語初級] (2012/02/05)
・ 地獄の道連れの告白を聞こう [フランス語中級] (2011/11/21)



2012-02-18

上級仏単語: pesticide


【発音】
pesticide
ペスティシィッド

【品詞】
男性名詞

【意味】
殺虫剤

【語源】
pest- は英語で「害虫」という意味があり、 -cide は「殺すもの・こと・人」という意味。

たとえば、 suicide [スュイシッド] は 「自殺」(男性名詞) です。
sui- には「自分の」という意味があるようです。


2012-02-10

上級仏単語: arborer

【発音】
arborer
アルボレ

【品詞】
動詞

【意味】
(旗)を掲げる
これ見よがしに身につける


2012-02-06

上級仏単語: échantillon

échantillon  


【発音】
échantillon  
エシャンティヨン
Forvoで確認


【品詞】
男性名詞


【意味】
(商品の)見本

(統計の)サンプル, 標本

2012-02-05

海の風が俺の胸を

[フランス語初級]

L'air marin brûlera mes poumons.

(Arthur Rimbaud, "Une saison en enfer", 1873)

【発音】

L'air marin brûlera mes poumons.
レール マラン ブリュルラ メ プモン

L'air : レール
marin : マラン
brûlera : ブリュルラ
mes poumons : メ プモン

Arthur Rimbaud : アルチュール・ランボー
Une saison en enfer : ユヌ セゾン オナンフェール

【語句】

air : [男性名詞] 空気、風
marin : [形容詞] 海の
brûlera : 動詞 brûler の直説法単純未来形
brûler : 燃やす、焼く
poumon : [男性名詞] 肺

【解説】

* poumon が複数形なのは肺が二つだから。

【訳】

L'air marin brûlera mes poumons.

「海の空気が私の肺を焼くでしょう。」
「海の風にぼくの胸は焼かれることだろう。」
「海の風が俺の胸を焼くだろう。」

(アルチュール・ランボー 『地獄の季節』)

→ 翻訳書1 (小林秀雄 訳)
→ 翻訳書2 (篠沢秀夫 訳)

【関連投稿】

→ 「地獄の道連れの告白を聞こう」 (2011/11/21)



2012-01-30

上級仏単語: promulgation

promulgation


【発音】

promulgation
プロミュルガシオン


【品詞】
女性名詞


【意味】
発布, 公布



2012-01-21

新しい批評と呼ばれているものは


[フランス語中級]

Ce qu'on appelle « nouvelle critique » ne date pas d'aujourd'hui.

[ Roland Barthes, "Critique et vérité" ]

【発音】

Ce qu'on appelle
スコンナペッル

« nouvelle critique »
ヌーベル クリティーク

ne date pas
ヌダットパ

d'aujourd'hui
ドジュルデュイ

Roland Barthes
ロラン バルトゥ

Critique et vérité
クリティーク エ ヴェリテ

【語句】

_ Ce qu'on : ce que の最後の e が、次に on という母音で始まる語が来ているので、取れて ce qu' と on がくっついた。

_ ce que : ce que のあとに主語と動詞が来ると、「~するところのもの」 という意味になる。

_ appelle : 動詞 appeler (アプレ)「呼ぶ」が onに合わせて活用したもの。直説法現在形。

_ on appelle ~ : 「人が(…を)~と呼ぶ」

_ Ce qu'on apelle : 「人が~と呼ぶもの」、「人に~と呼ばれるもの」

_ nouvelle : 形容詞 nouveau (ヌーヴォー)「新しい」の女性形。この形容詞に修飾される、次の名詞 ciritique が女性名詞なので女性形 nouvelle になっている。

_ critique : 女性名詞。「批評」

_ nouvelle critique : 「新しい批評」、「新批評」。それまでの文学批評にたいして、ロラン・バルトなどが行った、それまでにないやり方の批評が当時こう呼ばれた。

_ Ce qu'on appelle « nouvelle critique » : 「人が『新批評』と呼ぶもの」、「『新批評』と呼ばれているもの」。ここまでが、この次に来る動詞 date の主語の部分(主部)になっている。

_ date : 動詞 dater の直説法現在形の活用。主語(主部)は Ce qu'on appelle « nouvelle critique »。

_ dater : (de から, に) 「始まる、遡る」

_ aujourd'hui : 「今日(きょう)」、「本日」。「今日(こんにち)」、「今」。

_ ne date pas d'aujourd'hui : 「今日に始まるのではない」、「今に始まったわけじゃない」

_ Roland Barthes : ロラン・バルト。フランスの批評家。1915-1980。

_ vérité : 女性名詞。「真実、真理、事実」。

_ Critique et vérité : 『批評と真実』。ロラン・バルトの1966年の作品。

【試訳】


Ce qu'on appelle « nouvelle critique » ne date pas d'aujourd'hui.

_ 人が「新しい批評」と呼んでいるものは、今日に始まったのではない。
_ 現在「新批評」と呼ばれているものは、べつに最近になって始まったわけではない。


【翻訳】

→ 『批評と真実』( 保苅瑞穂 訳 / みすず書房 )


2012-01-06

上級仏単語: saugrenu

saugrenu


【発音】
saugrenu
ソグルニュ


【品詞】
形容詞


【意味】
突飛な、風変わりな