Elle est debout sur mes paupières
[ Paul Éluard, "L'amoureuse" ]
(フランス語初級 )
20世紀前半の詩人、ポール・エリュアールの "L'amoureuse" (ラムルーズ / 愛する女[ひと])という詩の冒頭の一節です。
発音は、
Elle est debout エレ ドゥブ
sur mes paupières シュル メ ポピエール
というかんじです。
debout は 「立った状態で、立って」 という副詞 です。
ですので、 Elle est debout で、「彼女は立っている」 です。
この 「彼女 Elle 」 は、この詩のタイトルの L'amoureuse でしょう。
amoureuse は amoureux の女性形です。
amoureux は 「恋をしている」 という形容詞ですが、名詞として使われると 「恋人」 となります。
この詩のタイトルは L'amoureuse なので女性です。
なのでタイトルを 「ぼくの恋人」 とするとどうでしょうか。訳し過ぎかな。
さて、Elle est debout の後に sur mes paupières と続きます。
sur は 「~の上に、~に接して」 のいみの前置詞。
mes は所有形容詞 mon (私の) の複数形。
※ 所有形容詞については 「不幸が俺の神だった」 で少し書いています。
paupière は 「まぶた」 (女性名詞)。
sur mes paupières と paupière が複数形になっているので 「ぼくの(両)まぶたの上に」 という感じ。
そうすると、
Elle est debout sur mes paupières.
彼女はぼくの両まぶたの上に立っている。
となりますが、どんなイメージなんでしょう。
両目を閉じてゆっくり考えてみましょう。
原文は 「Eluard, Elle est debout sur mes paupières」 などで検索すると見つかります。
翻訳は書店では手に入らないと思うので、図書館へ行きましょう。