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2015-07-03

世界と戦争をする男

L'homme qui fait la guerre au monde

(ニュースのフランス語 / 初級フランス語)

今日のニュースのフランス語は、フランスのニュース週刊誌 Le Point (ル・ポワン)の最新号の表紙のタイトルからです。


http://www.lepoint.fr/versions-numeriques/


この号では、イスラム国の指導者が特集されてます。

    L'homme qui fait la guerre au monde

    ロッム キ フェ ラ ゲール オ モォンドゥ

l'homme の l' は定冠詞 le (男性単数形) です。


定冠詞 le ( la も ) はその後に続く名詞が母音で始まる時は l' となって、その語とくっつきます。

    ※ このことを 「 エリジオン ( élision )」 と言います。 日本語では 「母音字省略」。


homme は男性名詞で意味は、

    男の人、男性

または、

    人間、人

ですが、ここではイスラム国の指導者を指していると思われるので 「男」 がよいでしょう。


次の qui は 「関係代名詞」 です。

関係代名詞 qui の役割は、

    1. qui の後に続く部分で、qui の直前の名詞を修飾 (説明) する

    2. qui に続く部分の動詞の主語になる

の二つです。


1. の 「qui の後に続く部分で、qui の直前の名詞を修飾 (説明) する」 ですが、つまり、

    qui fait la guerre au monde

の箇所が、その直前の名詞、

    L'homme

を修飾 (説明) しているということです。


また、2. の 「  qui に続く部分の動詞の主語になる 」 については、 この qui が、次の動詞

    fait

の主語になっているということになります。


この動詞 fait は faire の直説法現在 三人称単数形ですね。

faire は不規則活用動詞でした。

活用させてみると、

        je fais           ジュ フェ
        tu fais          テュ フェ
         il fait           イル フェ
    nous faisons      ヌ フゾン
    vous faites        ヴ フェット
    i   ls font           イル フォン

でした。

    ※ 複数形の活用と発音に注意が必要です。


続く、

    la guerre

は、

    戦争

という意味なので、

    fait la guerre

で、

    戦争をする

となります。


次の、

    au

は、

    前置詞 à + 定冠詞(男性単数) le

が合体したもので、これを 「定冠詞の縮約形」 と言ったりします。


前置詞 à は、主に 「~へ / ~に」 という 「方向性」 を表します。

    ※ 英語だと to や at に相当します。


au の後には、

    monde

    世界

が来ています。

ですので、

    fait la guerre au monde

で、

    世界に戦争をする

    世界に戦争をしかける

    世界と戦争する

などとなります。


そして、この箇所の動詞 fait の主語の qui が接着剤となって、直前の l'homme を修飾 (説明) します。


なので、

    L'homme qui fait la guerre au monde

で、

    世界と戦争する男

です。



2015-07-02

まだポルノにタブーはあるのか。

Existe-t-il encore des tabous dans le porno ?

( ニュースのフランス語 / フランス語初級 )

フランス語の日刊紙 Libération のサイトの、セクシャリティについて考えるブログ 「 Les 400 culs 」 の記事 (7月1日付) のタイトルからです。



( http://sexes.blogs.liberation.fr/2015/07/01/existe-t-il-encore-des-tabous-dans-le-porno/ )


まず、だいたいの発音から。

疑問文なので、最後は上げ調子で読みましょう。


    Existe-t-il encore 

    エグズィストティル アンコール

    des tabous dans le porno ?

    デ タブー ダン ル ポルノ


この文を疑問文じゃない元の文 (肯定文) にもどすと、

    Il existe encore des tabous dans le porno.


existe は 「存在する、実在する」 という意味の動詞、

    exister 

    エグズィステ

の 直説法現在形 三人称単数現在 の形です。 

活用させると、

          j'existe             ジェグズィスト
        tu existes           テュ エグズィスト
         il existe             イレグズィスト
    nous existons          ヌゼグズィストン
    vous existez            ヴゼグズィステ
        ils existent          イレグズィスト

となります。

※ parler や aimer と同じ 「第一群規則活用動詞」 というやつです。


さて、

    Il existe ...

といういうふうに、代名詞の il で始まっていますが、この代名詞 il (男性単数) はどの言葉 (男性単数の名詞) を受けているのでしょうか・

といっても、この文は記事の見出しなので、この文より前には文章がありません。

ですから、 il が受ける内容はどこにもないです...。


辞書を見てみましょう。

exister の項目に、「非人称構文」 とかいうのがあると思います。

そこには、

    Il existe ...

で、

    ...が存在する、実在する、が在る

というような意味になっています。


どういうことかというと il は形式的な主語 (ただ主語としての役目があるだけで実質的な意味がない) で、

existe の実質的な主語 (意味の上からの主語)は、 il existe ... の ... の位置にくる名詞になります。

    Il existe encore des tabous

だと、encore は、

    まだ

という意味の 「副詞」 なので、主語にはなりません

    ※ 主語には名詞/代名詞しかなれない。


ですので、 その後に続く

    des tabous

が、 existe の意味上の主語になり、

    Il existe encore des tabous

は、

    まだタブーが存在する

という意味になります。

    tabou

は、男性名詞で、

    タブ―、禁忌

です。

tabous の前の des は何でしょうか?

そうですね、 不定冠詞の複数形の des です。


最後の、

    dans le porno

は、

    ポルノの中に

となります。


ですので、この文の疑問形である、

    Existe-t-il encore des tabous dans le porno ?

の意味は、

    まだポルノにタブーはあるのか。

となるでしょう。


existe と il の間に -t- が挟まれているのに注意しましょう。

これについては、6月25日の記事 「オリンピックにボーリングの場所はあるか?」 でも触れています。

※ いつかちゃんと書きます...。




2015-07-01

上級仏単語: jovial

暗いニュースが続き、暗い単語が続くので、今日は明るい単語です。


    jovial

    ジョヴィアァル


意味は、

    陽気な、快活な

です!


アルファベ ABCD

(フランス語入門)



( 「プロフェッスゥール宮川のボンジュールフランス語」 より)


フランス語のアルファベットは 「アルファベ」 といいます。

アルファベという語のつづりは英語のアルファベットと同じです。

    alphabet

が、最後の t を発音しません。

    * フランス語は最後の子音字を発音しないことが多いです。

なので、発音は、

    アルファベ

となります。


アルファベの種類も英語と同じ、つまり以下の26文字になります。

    A B C D E F G H I J K L M N O P Q R S T U V W X Y Z



ここでは最初の A B C D の四文字の発音を見てみます。


最初の A は、

    アー

と口をちょっと大きく開けて言います。

B は、

   ベー

と、口を横に伸ばして言います。


次の C も、

    セー

と、Bのときと同じ口で言います。


そして D は、

    デー

です。


A B C D の四つで

    アー ベー セー デー

となります。


英語では A は、

    エイ

となって母音が二つ続く感じになります。


こういうのを 「二重母音」 などといいます。


そして、フランス語には 「二重母音」 はありません。


なので、A は

    エイ

ではなく、

   エー

となっています。


たとえば、私がフランス語を習っているときの先生が身ぶり混じりで教えてくれた例で言うと、

足を踏まれて痛いとき、アメリカ人なら、

    オウッ!

と二重母音で反応しますが、

フランス人は、

    オッ!

というふうに 「短母音」 で反応するのです。


ほんまかいなっ!



2015-06-30

同盟国間としては普通ではないやり方だ

C'est une pratique anormale entre alliés de longue date. 

( ニュースのフランス語 / フランス語中級 )


アメリカの NSA ( 国家安全保障局 ) がフランスの歴代大統領の電話を盗聴していた問題で、フランスの首相 マニュエル・ヴァルス Manuel Valls がアメリカを批判して述べた言葉です。

引用元は、フランス語のニュース週刊誌 L'Express のWebサイトの6月24日付ニュースです。

( http://www.lexpress.fr/actualite/politique/espionnage-valls-demande-aux-etats-unis-de-reparer-les-degats-lies-aux-ecoutes_1693000.html )




発音は、

    C'est une pratique anormale

    セチュン プラティーク アノルマァル

    entre alliés de longue date.

    オントゥル アリエ ドゥ ロング ダァト

という感じになります。


さて、

    C'est une pratique

ですが、この場合の pratique は女性名詞で、

    実践

という意味のほかに、

    やり方

などが意味があります。

ですので、

    これは(~な)やり方だ

という感じで、この (~な) のところに来るのが、

    C'est une pratique anormale

の anormal です。


normal (ノルマァル) は、英語のノーマルと同じで、

    普通の、通常の

ですが、a- が付いて anormal となると

    異常な、変な

となります。

    ※ 英語だと ab- がついた abnormal ですね。


ですので、 C'est une pratique anormale で

    これは異常なやり方だ

です。

次の entre は、

    ~ の間に/で

という前置詞。

    allié  

は、

    同盟国、 連合軍

という意味で、第一次・第二次世界大戦で、

    les Alliés

と大文字で書くと、

    連合軍

つまり、ドイツに対する同盟軍のことになります。


ここまでで、

    C'est une pratique anormale entre alliés

   これは、同盟国の間では(間としては) 異常なやり方だ

となります。


最後の、

    de longue date

ですが、これは

    古くからの、長年の

という表現です。

    ※ 直訳すると 「長い日付の」 という感じでしょうか。


したがって、全文を、

    これは、古くからの同盟国の間では異常なやり方だ
        ↓
    これは、古くからの同盟国の間としては普通じゃない行為だ。

と訳してみます。






2015-06-29

ニュースの仏単語: station balnéaire

station balnéaire 海水浴場

世界各地でテロが相次いでいます。

6月26日には北アフリカのチュニジアでテロがありました。

テロの現場は、チュニジアの中部スースという街のリゾートホテルのビーチです。


この現場について、フランス語のニュースでは、

    station balnéaire

    スタシオン バルネエール

という言葉が使われていました。


この、

    balnéaire

は、

    海水浴の

という意味の形容詞で、


    station

には 「駅」 という意味もありますが、ここでは、

    静養地、保養地、リゾート

といった意味です。 (女性名詞)


ですので、

    station balnéaire

で、

    海水浴場

となります。



2015-06-26

ニュースの仏単語: espionnage

またもやアメリカの NSA ( National Security Agency : 国家安全保障局 ) がフランスで盗聴していた(いる?)ことが明らかになりました。

こんどはフランスの大統領の電話を三代にわたって盗聴していたとのことです。

※ 三代とは、 Jacques Chirac (1995–2007)、 Nicolas Sarkozy (2007–2012)、 François Hollande (2012–) です。

情報を暴露したのは ウィキリークス ( WikiLeaks 

こうした 「スパイ行為」 を、

    espionnage

    エスピオナージュ

といいます。

男性名詞です。

espionnage スパイ行為



この単語が英語に輸入されて、英語では、

    espionage

    エスピオナージ

と、n が一個少ないです。


そういえば古い話ですが、アリスという音楽グループの曲で 「エスピオナージ」 というのがありました!




2015-06-25

オリンピックにボーリングの場所はあるか?

Le bowling a-t-il sa place aux Jeux olympiques?

(フランス語初級)


フランスのニュース週刊誌 L'Express  のニュース (2015/6/22)見出し より。






2020年の東京オリンピックで、ボウリングが正式な競技として採用されるのだろうか、という記事です。


この文のおおまかな発音は、

    Le bowling a-t-il sa place aux Jeux olympiques?

    ル ボリング アティル サ プラァス オ ジュゾランピーク

となります。


意味を前から見ていきましょう。

    Le bowling ... ?

    ボーリングは ... だろうか。

最後が ? (ポワン ダンテロガシォン point d'interrogation : 疑問符) で終わっているので、この文は疑問文です。


つぎに、

    Le bowling a-t-il ... ?

は、

    ボーリングは ... を持っているだろうか。

です。

a は avoir の直説法現在 三人称単数形 (つまり il や elle に対する形)です。


フランス語の疑問文の作り方はいくつかありますが、その一つが、主語と動詞を倒置させる (主語と動詞の位置を入れ替える) やり方です。

ただし、今回の例のように主語が代名詞以外の時 (今回の主語は le bowling) は、その主語の代名詞 (今回は il ) を使って主語・動詞を倒置させます。

    Le bowling a sa place ...
        ↓
    Le bowling a-t-il sa place ... ?


また、a と il の間に t が入っているのは a-il としてしまうと、発音が「ア イル」 となって母音が続いてしまい発音しにくくなるので、その調整として t を入れることになっているからです。

※ この説明はあいまいですねぇ。 「北鎌フランス語教室」 さんのページにきちんとした説明があります。


つぎに、動詞 avoir の目的語 sa place が来ています。

    Le bowling a-t-il sa place ... ?


    ボーリングはその (自らの) 場を持っているだろうか。


sa は 所有形容詞 son の女性形で、「彼の、彼女の、それの」 という意味です。

なぜ女性形になっているかというと、sa が修飾している名詞 (place) が女性名詞だからです。

※ つまり、所有形容詞は 「形容詞」 なので、それが修飾する名詞に性数一致する、ということになります。


最後に、文全体だと、

    Le bowling a-t-il sa place aux Jeux olympiques?


    ボーリングはオリンピックゲームにその (自らの) 場を持っているだろうか。

    → オリンピックにはボーリングの場所はあるのか?

    → オリンピックにボーリングが入る余地はあるのか?
  
という感じです。



「オリンピック (オリンピック・ゲーム)」は、

    les Jeux Olympiques

    レ ジュゾランピーク

といいます。


※ Jeux Olympiques の O は大文字で書くのが普通です。


jeux は jeu (遊び、競技、ゲーム : 男性名詞) の複数形ですね。

olympique は 「オリンピックの」 という形容詞です。


Jeux Olympiques のように、名詞の複数形の後ろに形容詞(の複数形) がつく場合、リエゾン(つなげて読む)できる場合はリエゾンして読むことができます (リエゾンしなくてもいいです)。

※ 「単数名詞+形容詞」 の場合はリエゾンしてはいけません。


現在のオリンピックを最初に企画した人は フランス人の Pierre de Coubertin (ピエール・ド・クーベルタン: 1863-1937)。

彼は 「近代オリンピックの父」 と呼ばれています。

そのためか、国際オリンピック委員会やオリンピック競技ではフランス語が英語よりも重視されています。


そういえば、東京オリンピックの誘致活動のスピーチでは、滝川クリステルさんも、高円宮(たかまどのみや)久子さんもフランス語を使っていました!



2015-06-22

ニュースの仏単語: faillite

アメリカの拳銃で有名な銃器メーカー、コルト社が破産というニュースがありました。

「破産」 はフランス語で、

    faillite

    ファイット

と言い、女性名詞になります。

faillite 破産



政策や理論の

   破綻(はたん)

という意味にも使われます。


あなたが好きです

Je t'aime.

(フランス語入門)




( 「プロフェッスゥール宮川のボンジュールフランス語」 より)


1970年前半に歌謡曲を聞いていた人 (いますか?) なら覚えているでしょう。

沢田研二の名曲 「魅せられた夜」(1973)。


この曲のサビでは、

    Je t'aime.

が繰り返されます。


Je t'aime は英語で言えば I love you. です。


現在TBSで放映中のドラマ 「天皇の料理番」 でも、主人公の秋山徳蔵 (佐藤健) が、離れて暮らす妻に送る手紙の最後に、

    ジュテーム

とカタカナで書いていました。


それぞれの単語の意味は、

    je は 「私は」

    t' が 「あなたを、君を」

    aime が 「愛している」

となります。


※ このブログの別の記事 「 フランス語入門001: Je t'aime. 」 でも説明しています。



2015-06-19

パリにカジノはできないでしょう。

Il n’y aura pas de casinos à Paris.

(フランス語初級)


フランスの新聞 Le Monde (ル モンド) の 2015.6.11 の記事からの一文です。




とりあえず発音は、


    Il n’y aura pas de casinos à Paris.

    イルニ オラ パ ドゥ カズィノ ア パリ

という感じです。

この文の動詞はどれかというと、

  aura

ですね。

aura の不定詞 (原形) は avoir で、

aura は avoir の未来形 (単純未来形) の活用です。


確認しておくと、

    j'aurai                         ジョレ
    tu auras                     テュ オラ
    il aura                         イロラ
    nous aurons              ヌゾロン
    vous aurez                ヴゾレ
    ils auront                   イルゾロン


です。



ちょっと、aura を現在形の a にして書き換えてみます。

    Il n’y a pas de casinos à Paris.

il y a ~ は、「~がある (在る)」 という構文だったので、この文全体の意味は、

    パリにはカジノがない。

となります。

※ casino は男性名詞で、意味は 「カジノ」 です。


この文は ne (n') と pas があるので否定文です。

ここでさらにこの ne と pas を取り去ってみましょう。

すると、

    Il y a des casinos à Paris.

となるでしょう。

否定の文と普通の文(肯定文)を並べると、


    Il n’y a pas de casinos à Paris.

    Il y a des casinos à Paris.

となり、casinos の前が、

    否定文では、 de

    肯定文では、 des

となっています。



des は不定冠詞の複数形でした。

なぜ、否定文で不定冠詞複数形の des が de になっているかというとと、

    否定文中では、目的語(直接目的語)につく不定冠詞 ( un, une, des ) や
    部分冠詞 (du, de la ) は de になる。

という規則があるからです。

※ 初級文法の急所の一つです...。


いま、des casinos は il y a の目的語(直接目的語) になっているのです。

ですので、規則にしたがって否定文中で des が de になっています。

...。


元の未来形 (単純未来形) の文、

    Il n’y aura pas de casinos à Paris.

は、結局、

    パリにはカジノができないでしょう。

みたいな感じになります。

どうも、パリの議会でとりあえずパリにカジノは作らないということが決まったらしいです。

東京にはできるんでしょうか。



ニュースの仏単語: indemnisation

何か事故があったときの補償や賠償、国家間での補償や賠償などのように、「補償・賠償」 もニュースによく出る言葉です。
indemnisation 補償

フランス語では、

    indemnisation

    アンデムニザシォン

といいます。


最後が -tion で終わっているのは女性名詞になるので、 indémnisation は女性名詞です。


ちょっと発音しずらそうなので、 各国語の単語の発音が聞けるすばらしいコンセプトと仕組みのサイト、

    Forvo

で検索してみました。

    → indemnisation の発音 (Forvo)



空が青いです

(フランス語入門)

YouTube 「プロフェッスゥール宮川のボンジュールフランス語」 より。




今回の文は、

    Le ciel est bleu.

で、意味は、

    空が青い。

です。


「空」 はフランス語で、

    ciel

    シィエル

といいます。


フランス語の名詞には「性」の区別があって、それぞれの名詞ごとに「男性名詞」か「女性名詞」か決まっています。

ciel (空) は男性名詞です。


なぜ ciel (空) が「男性」 なのか。

カラッと晴れた空が男っぽいから?

別にそういった理由ではなくて、とりあえずそう決まっているのでそう覚えます。


さて、英語と同じく 「定冠詞」 というのがあります。

英語の定冠詞は the しかないですが、フランス語の定冠詞は、それが付く名詞が男性か女性か (さらには単数か複数か) で形を変えます。

ciel のような男性名詞 (の単数形) につく定冠詞は、

    le

    ル

です。

フランス語の単語の最後に e があっても発音しないので、 le の発音は、「レ」 ではなく 「ル」 に近いです。


ここまでの、

    le ciel

で、英語でいえば、

    the sky

ということになります。


つぎの

    est

ですが、発音は、

    エ

となります。

※ 「エスト」 とかにはなりません。


意味は、

    ~だ、~である

で、英語で言えば 「be動詞」 っていうやつです。

ですので、

    Le ciel est

までで、

    空は~だ

となります。

英語なら、

    The sky is

ですね。


最後の、

    bleu

    ブル

は、英語の blue に似ていますが u と e の順番が逆です。

意味は、英語の blue と同じ。 つまり、

   青い

という意味 (の形容詞) です。


というわけで、

    Le ciel est bleu.

は、

    空が青い。

となります。

英語なら、

    The sky is blue.

です。


2015-06-08

数字の0から8まで

(フランス語入門)

YouTubeの 「プロフェッスゥール宮川のボンジュールフランス語」 より。

0 から 8 まで、車のダッシュボードに並んでいる数字を読んでいます。




0  zéro

    ゼロォ

1  un

   アン(ウン)


2  deux

    ドゥ

  さいごの x は発音しません。


3  trois

    トゥロワ

  oi は 「 わ 」 みたいな発音になります。

  さいごの s は発音しません。


4  quatre

    カトゥル

   さいごの e は発音しません。

   ※ どんな単語でも綴り(つづり)の最後の e は (ぜったいに) 発音しません。 


5  cinq

    サンク


6  six

    シィス

  さいごの x は 「 す 」 みたいな発音になります。


7  sept

    セット

  とちゅうの p は発音しません。

  英語で september (セプテンバー) といえば 9月ですが、フランス語の数字の sept は 9 ではなく 7 です。

  ※ ちなみに フランス語の 9月は英語の 9月に似た、

      septembre 

      セプタァンブル

  で、この場合は p を発音します!


8  huit

    ユィット

  さいしょの h は発音しません。

  ※ フランス語では、単語の綴り(つづり)に h が入っていても (ぜったいに) 発音しません。




2015-06-07

ニュースの仏単語: chavirer


中国の長江で船が転覆するという事故がありました。


「(船が)転覆する」 は、

    chavirer

    シャヴィレ

です。



2015-06-01

ニュースの仏単語: méridional

今日のニュースなフランス語単語は、

    méridional

   メリディオナァル

です。


発音しにくいですね。

   mé -  メ

   ri -    リ

   dio -  ディオ

   nal - ナァル

というふうに、分けて一区切りずつ発音するとよいかもしれません。


   mé - ri - dio - nal

   メ  - リ - ディオ - ナァル


意味は、

    南の

で、最近ニュースによく出る 「南シナ海」 は、

    mer de Chine méridionale

    メール ド シヌ メリディオナル

です。

    mer (海)

が女性名詞なので、形容詞の méridional は最後に -e がついて

    méridionale

となっています。


※ Chine (中国) も女性名詞ですが、 méridional は Chine ではなく、mer を就職していると考えたほうがよいでしょう。


Wikipedia の項目に、

    Conflit territorial en mer de Chine méridionale

というのがあります。


この、

    conflit  コンフリ

は、男性名詞で、

    衝突、紛争

という意味で、

    territorial

    テリトリアァル

は、

    領土の

という意味の形容詞です。


ですので、

    Conflit territorial en mer de Chine méridionale

で、

    南シナ海における領土紛争

などとなります。


犬です。黒い犬です。

(フランス語入門)

YouTubeの 「プロフェッスゥール宮川のボンジュールフランス語」 より。






【例文】

    C'est un chien.

    これは犬です。


    C'est un chien noir.

    これは黒い犬です。



【語句】

    C'est ~ : これは~です。

    un : 男性名詞単数形につく不定冠詞。


フランス語の名詞は、「男性」と「女性」の性(性の区別)があります。

    chien : 犬。男性名詞です。


chien (犬)は(なぜか) 「男性名詞」 なのです。

名詞につく不定冠詞は、その名詞が 「男性」 か 「女性」 かによって形がことなります。

男性名詞につく不定冠詞は un (アン) です。


なので、chien に不定冠詞をつけると、

    un chien

となるのです。


    noir : 黒い。形容詞。


ふつう、形容詞は名詞の後ろに付けます。

「黒い犬」 だと、

    un chien noir

となります。

2015-05-25

ニュースの仏単語: carburant

中東のイエメンという国が内戦状態になっています。

その結果、市民生活に必要な「カルビュラン」 が不足しているというニュースがありました。

    carburant

は、男性名詞で、

    エンジン用の燃料、ガソリン

などの意味です。


Yémen carburant でフランス語のGoogleを検索すると関連するニュースがいろいろ出てくると思います。


2015-05-18

ニュースの仏単語: sentence


エジプトで、5月16日前大統領モルシ氏に死刑判決が下されました。


アメリカでは、5月15日に、ボストン・マラソンの爆弾テロの容疑者に陪審団が死刑の量刑を下しました。


この、

    死刑判決

や、

    死刑の宣告

は、

    sentence de mort

   サンタンス ドゥ モール

となります。

sentence de mort  死刑宣告

sentence は女性名詞で、

    判決、宣告

という意味です。


2015-05-15

ニュースの単語: férroviaire

(上級仏単語)

「上級仏単語」 というのはなんか堅苦しい表現なので、「ニュースの単語」 というタイトルに変えてみました。

きょう取り上げるニュースの単語は、アメリカの列車事故に関連しています。


現地時間で5月12日夜9時すぎに、アムトラック(全米鉄道旅客公社)のワシントン発ニューヨーク行きの急行列車が、アメリカ東部ペンシルベニア州フィラデルフィア市のカーブで脱線し横倒しになった、という事故です。


フランス語のニュースでは、

    アメリカでの列車事故

という言葉を、

    accident férroviaire aux Etats-Unis

    アクシダン フェロヴィエール オゼタズュニ

と表現していました。


たとえば、rfi というニュースサイトでは見出しに使われています。

ニュースサイトrfiのアメリカ鉄道事故の見出し

  → A la Une: l’accident ferroviaire aux Etats-Unis - Amériques - RFI


ここで使われている、

  férroviaire

は、

    鉄道の

という意味の形容詞です。


発音はいつもの

    → Forvo

でご確認下さい。




2015-05-13

上級仏単語: rescapé

今日の上級仏単語: rescapé 

発音は、

レスカペ

です。

意味は、

災難を逃れた人、生存者 (名詞)

などです。

また、

災難を逃れた、生き残りの

という意味で形容詞としても使われます。


最近の例だと、北アフリカからの移民を載せたボートが地中海で転覆する事故が何度かありましたが、その文脈の中で rescapé が使われていました。



2015-05-05

上級仏単語: illicite

きょうの上級仏単語は、

    illicite

です。

発音は、

    イリシット

で、

    形容詞

です。


意味は、

    違法の、不法な、不正な

です。


2015-05-04

それもお終いだ。

Comme le temps passe! Nous avons été bien heureux. C'est fini.

( Victor Hugo, "Les misérables")

『レ・ミゼラブル』の三回目です。


    → 一回目二回目







今回は、三つ目の文、

    C'est fini.

    セフィ二

です。

fini は動詞 finir の過去分詞で、

    終わった

という意味の形容詞として使われています。

ですので、

    C'est fini. 

で、

    終わった

とか、

    お終いだ(おしまいだ)

となります。

引用文全体では、

    Comme le temps passe! Nous avons été bien heureux. C'est fini. 

    時間がたつのはなんと速いのか。私たちは本当に幸せだった。それも終わりだ。

という感じになります。


青空文庫で読むことのできる、豊島与志雄 (としま よしお) さんの翻訳ではこの個所は、

時のたつのは実に早いものだ。
私たちはごく幸福だった。
がもうすべて済んでしまった。

となっています。

2015-05-03

上級仏単語: ségrégation

本日の上級仏単語は、

    ségrégation

    セグレガシオン

です。


-tion で終わっているので女性名詞。


意味は、

    (有色人種の)隔離・分離

で、

    ségrégation raciale

    セグレガシオン ラシアル

で、

    人種隔離

となります。


※ 「人種隔離」 って何? という人は、例えば 「人種隔離 アメリカ」 とか、「人種隔離 南アフリカ」 とかでググってみて下さい!


他に、より一般的な意味で、

    差別

という使い方もあり、

    ségrégation sexuelle

    セグレガシオン セクシュエェル

で、

    性差別

となります。



本当に幸せだった

Comme le temps passe! Nous avons été bien heureux. C'est fini. 

( Victor Hugo, "Les misérables")



[フランス語初級]

ヴィクトル・ユゴー、『レ・ミゼラブル』からの引用、2回目。

    → 一回目


今回は二番目の文、

    Nous avons été bien heureux.

    ヌゥザヴォン エテ ビヤンヌゥルゥ

を見ていきましょう。

été はここでは名詞(男性名詞)の


    夏

ではなく、動詞 être の過去分詞の été です。

avons été で動詞 être の複合過去形(直説法複合過去形)になっているからです。

この文を現在形(直説法現在形)で書くと、

    Nous sommes bien heureux.

    私たちは本当に幸せです。

となります。

bien はここでは形容詞 heureux を強調している副詞です。


    ※ 形容詞を修飾するのは「副詞」です。

ですので、

    Nous avons été bien heureux.

で、

    私たちは本当に幸せだった。

となります。


ここで「私たち」というのは、この言葉を語っているジャン・バルジャンと、ジャン・バルジャンがひきとって育てたコゼットのことです。


◇ 超おすすめ参考書!

『「レ・ミゼラブル」百六景 』(文春文庫) 

鹿島茂 著

長い長い 『レ・ミゼラブル』 を読むのが大変だという方、いま読んでる最中だけどいまいち筋が見えてこない、具体的な情景が浮かびにくい、などの方。

この本(解説本? 攻略本?)はほんとうに良くできています。

当時の挿絵で情景もばっちり思い浮かびます。




映画でレミゼを見たという方にもおすすめ。

他の長編小説とか (たとえば 『カラマーゾフの兄弟』 とか) でもこういうのがあるとほんとに便利で楽しいんですが...。


上級仏単語 : émeute

今日は、

    émeute

という単語です。


アメリカのボルチモアで、警察に拘束された黒人青年が死亡、それに対する抗議行動が暴動に発展していますが、

émeute はこの、

    暴動、騒乱

という意味になります。

発音は、

    エムゥット

男性名詞です。


émeute  États-Unis  Baltimore 」 で検索すると関連するニュースが見つかります。


2015-05-02

上級仏単語 : procureur

上級仏単語です。


今日の単語: procureur

発音: プロキュルール

品詞: 男性名詞

意味: 検事



上級仏単語: état-major

今日の上級仏単語は、

état-major

です。

発音: エタ マジョール

男性名詞で、意味は、

(軍の)参謀本部

のほか、

首脳部

などがあります。