今日の上級仏単語: rescapé
発音は、
レスカペ
です。
意味は、
災難を逃れた人、生存者 (名詞)
などです。
また、
災難を逃れた、生き残りの
という意味で形容詞としても使われます。
最近の例だと、北アフリカからの移民を載せたボートが地中海で転覆する事故が何度かありましたが、その文脈の中で rescapé が使われていました。
2015-05-13
2015-05-05
2015-05-04
それもお終いだ。
Comme le temps passe! Nous avons été bien heureux. C'est fini.
( Victor Hugo, "Les misérables")
『レ・ミゼラブル』の三回目です。
→ 一回目、二回目
今回は、三つ目の文、
C'est fini.
セフィ二
です。
fini は動詞 finir の過去分詞で、
終わった
という意味の形容詞として使われています。
ですので、
C'est fini.
で、
終わった
とか、
お終いだ(おしまいだ)
となります。
引用文全体では、
Comme le temps passe! Nous avons été bien heureux. C'est fini.
時間がたつのはなんと速いのか。私たちは本当に幸せだった。それも終わりだ。
という感じになります。
青空文庫で読むことのできる、豊島与志雄 (としま よしお) さんの翻訳ではこの個所は、
時のたつのは実に早いものだ。
私たちはごく幸福だった。
がもうすべて済んでしまった。
となっています。
( Victor Hugo, "Les misérables")
『レ・ミゼラブル』の三回目です。
→ 一回目、二回目
今回は、三つ目の文、
C'est fini.
セフィ二
です。
fini は動詞 finir の過去分詞で、
終わった
という意味の形容詞として使われています。
ですので、
C'est fini.
で、
終わった
とか、
お終いだ(おしまいだ)
となります。
引用文全体では、
Comme le temps passe! Nous avons été bien heureux. C'est fini.
時間がたつのはなんと速いのか。私たちは本当に幸せだった。それも終わりだ。
という感じになります。
青空文庫で読むことのできる、豊島与志雄 (としま よしお) さんの翻訳ではこの個所は、
時のたつのは実に早いものだ。
私たちはごく幸福だった。
がもうすべて済んでしまった。
となっています。
2015-05-03
上級仏単語: ségrégation
本日の上級仏単語は、
ségrégation
セグレガシオン
です。
-tion で終わっているので女性名詞。
意味は、
(有色人種の)隔離・分離
で、
ségrégation raciale
セグレガシオン ラシアル
で、
人種隔離
となります。
※ 「人種隔離」 って何? という人は、例えば 「人種隔離 アメリカ」 とか、「人種隔離 南アフリカ」 とかでググってみて下さい!
他に、より一般的な意味で、
差別
という使い方もあり、
ségrégation sexuelle
セグレガシオン セクシュエェル
で、
性差別
となります。
ségrégation
セグレガシオン
です。
-tion で終わっているので女性名詞。
意味は、
(有色人種の)隔離・分離
で、
ségrégation raciale
セグレガシオン ラシアル
で、
人種隔離
となります。
※ 「人種隔離」 って何? という人は、例えば 「人種隔離 アメリカ」 とか、「人種隔離 南アフリカ」 とかでググってみて下さい!
他に、より一般的な意味で、
差別
という使い方もあり、
ségrégation sexuelle
セグレガシオン セクシュエェル
で、
性差別
となります。
本当に幸せだった
Comme le temps passe! Nous avons été bien heureux. C'est fini.
( Victor Hugo, "Les misérables")
ヴィクトル・ユゴー、『レ・ミゼラブル』からの引用、2回目。
→ 一回目
今回は二番目の文、
Nous avons été bien heureux.
ヌゥザヴォン エテ ビヤンヌゥルゥ
を見ていきましょう。
été はここでは名詞(男性名詞)の
夏
ではなく、動詞 être の過去分詞の été です。
avons été で動詞 être の複合過去形(直説法複合過去形)になっているからです。
この文を現在形(直説法現在形)で書くと、
Nous sommes bien heureux.
私たちは本当に幸せです。
となります。
bien はここでは形容詞 heureux を強調している副詞です。
※ 形容詞を修飾するのは「副詞」です。
ですので、
Nous avons été bien heureux.
で、
私たちは本当に幸せだった。
となります。
ここで「私たち」というのは、この言葉を語っているジャン・バルジャンと、ジャン・バルジャンがひきとって育てたコゼットのことです。
◇ 超おすすめ参考書!
『「レ・ミゼラブル」百六景 』(文春文庫)
( Victor Hugo, "Les misérables")
[フランス語初級]
ヴィクトル・ユゴー、『レ・ミゼラブル』からの引用、2回目。
→ 一回目
今回は二番目の文、
Nous avons été bien heureux.
ヌゥザヴォン エテ ビヤンヌゥルゥ
を見ていきましょう。
été はここでは名詞(男性名詞)の
夏
ではなく、動詞 être の過去分詞の été です。
avons été で動詞 être の複合過去形(直説法複合過去形)になっているからです。
この文を現在形(直説法現在形)で書くと、
Nous sommes bien heureux.
私たちは本当に幸せです。
となります。
bien はここでは形容詞 heureux を強調している副詞です。
※ 形容詞を修飾するのは「副詞」です。
ですので、
Nous avons été bien heureux.
で、
私たちは本当に幸せだった。
となります。
ここで「私たち」というのは、この言葉を語っているジャン・バルジャンと、ジャン・バルジャンがひきとって育てたコゼットのことです。
◇ 超おすすめ参考書!
『「レ・ミゼラブル」百六景 』(文春文庫)
鹿島茂 著
長い長い 『レ・ミゼラブル』 を読むのが大変だという方、いま読んでる最中だけどいまいち筋が見えてこない、具体的な情景が浮かびにくい、などの方。
この本(解説本? 攻略本?)はほんとうに良くできています。
当時の挿絵で情景もばっちり思い浮かびます。


映画でレミゼを見たという方にもおすすめ。
この本(解説本? 攻略本?)はほんとうに良くできています。
当時の挿絵で情景もばっちり思い浮かびます。
映画でレミゼを見たという方にもおすすめ。
他の長編小説とか (たとえば 『カラマーゾフの兄弟』 とか) でもこういうのがあるとほんとに便利で楽しいんですが...。
上級仏単語 : émeute
今日は、
émeute
という単語です。
アメリカのボルチモアで、警察に拘束された黒人青年が死亡、それに対する抗議行動が暴動に発展していますが、
émeute はこの、
暴動、騒乱
という意味になります。
発音は、
エムゥット
男性名詞です。
「 émeute États-Unis Baltimore 」 で検索すると関連するニュースが見つかります。
émeute
という単語です。
アメリカのボルチモアで、警察に拘束された黒人青年が死亡、それに対する抗議行動が暴動に発展していますが、
émeute はこの、
暴動、騒乱
という意味になります。
発音は、
エムゥット
男性名詞です。
「 émeute États-Unis Baltimore 」 で検索すると関連するニュースが見つかります。
2015-05-02
2015-04-27
上級仏単語: éruption
きょうの上級フランス単語は、
éruption
です。
発音は、
エリュプシオン
で、単語の最後が -tion で終わっているので、
女性名詞
です。l
意味は、
(火山の)噴火、(溶岩などの)噴出
です。
先日の南米チリの火山の大噴火のニュースでも使われていました。
éruption
です。
発音は、
エリュプシオン
で、単語の最後が -tion で終わっているので、
女性名詞
です。l
意味は、
(火山の)噴火、(溶岩などの)噴出
です。
先日の南米チリの火山の大噴火のニュースでも使われていました。
なんと時は過ぎ行くのか!
[フランス語初級]
Comme le temps passe! Nous avons été bien heureux. C'est fini.
( Victor Hugo, "Les misérables")
2013年春に映画が公開されて話題を呼んだ、ヴィクトル・ユゴーの 『レ・ミゼラブル』 の最後の場面からの引用です。
原作はフランス語、2013年の映画は英語です。
発音:
Comme le temps passe!
コム ル タン パァス
Nous avons été bien heureux.
ヌゥザヴォン エテ ビャンヌゥルゥ
C'est fini.
セ フィニ
では最初の文を見ましょう。
Comme le temps passe!
comme にはいろんな用法がありますが、ここでは何でしょうか。
文の最後に ! があります。
※ ! はプワンデクスクラマシォン ( point d'exclamation )といいます。
! があるということは、この文は感嘆文でしょう。
そうすると、この文の comme は、
なんと~なんだろう
という感嘆文を作る用法になります。
この「 なんと~なんだろう 」の「〜」の箇所は、
le temps passe
時が過ぎ去る
となっていますので、
Comme le temps passe!
は、
なんと時は過ぎ去るのだろうか。
となります。
これは、
時はなんと速く過ぎ去ることか。
ということです。
◇ どんな場面?
老いて死期の近づいた孤独なジャン・バルジャンのもとに、最愛の娘であるコゼットと、その夫マリウスが駆けつけます。
そこでジャン・バルジャンは、コゼットと暮らしたかつての幸せな日々を思い起こします。
◇ 翻訳


「 講談社青い鳥文庫
」 など、児童用に短く翻案されたものもいくつか出ています。
◇ レ・ミゼラブル ブルーレイ [Blu-ray]
(英語)


Comme le temps passe! Nous avons été bien heureux. C'est fini.
( Victor Hugo, "Les misérables")
2013年春に映画が公開されて話題を呼んだ、ヴィクトル・ユゴーの 『レ・ミゼラブル』 の最後の場面からの引用です。
原作はフランス語、2013年の映画は英語です。
↑コゼット( cosette ) が庭掃除をさせられている場面のイラスト
発音:
Comme le temps passe!
コム ル タン パァス
Nous avons été bien heureux.
ヌゥザヴォン エテ ビャンヌゥルゥ
C'est fini.
セ フィニ
では最初の文を見ましょう。
Comme le temps passe!
comme にはいろんな用法がありますが、ここでは何でしょうか。
文の最後に ! があります。
※ ! はプワンデクスクラマシォン ( point d'exclamation )といいます。
! があるということは、この文は感嘆文でしょう。
そうすると、この文の comme は、
なんと~なんだろう
という感嘆文を作る用法になります。
この「 なんと~なんだろう 」の「〜」の箇所は、
le temps passe
時が過ぎ去る
となっていますので、
Comme le temps passe!
は、
なんと時は過ぎ去るのだろうか。
となります。
これは、
時はなんと速く過ぎ去ることか。
ということです。
◇ どんな場面?
老いて死期の近づいた孤独なジャン・バルジャンのもとに、最愛の娘であるコゼットと、その夫マリウスが駆けつけます。
そこでジャン・バルジャンは、コゼットと暮らしたかつての幸せな日々を思い起こします。
◇ 翻訳
翻訳はたとえば、『 レ・ミゼラブル (1) (新潮文庫)
』 などがあります。
また、青空文庫で豊島与志雄(とよしま よしお)氏の翻訳が全文公開されています!
ただし、とても長くて 「うんちく」 みたいのも多いので読むのがたいへんかもしれません。
「 講談社青い鳥文庫
◇ レ・ミゼラブル ブルーレイ [Blu-ray]
2015-04-23
上級仏単語: obsèques
今日の単語は、
obsèques
です。
発音は、
オプセーク
で、品詞は女性名詞、
意味は、
葬式, 葬儀
で、ふつうは複数形で使います。
同じ「葬儀、葬式」という意味で、
funérailles
フュネラーユ
というのもあります。
こちらもやはり女性名詞で、複数形で使われます。
funérailles は一般用語として、obsèques のほうは公用語(公式用語)として使われます。
obsèques
です。
発音は、
オプセーク
で、品詞は女性名詞、
意味は、
葬式, 葬儀
で、ふつうは複数形で使います。
同じ「葬儀、葬式」という意味で、
funérailles
フュネラーユ
というのもあります。
こちらもやはり女性名詞で、複数形で使われます。
funérailles は一般用語として、obsèques のほうは公用語(公式用語)として使われます。
2015-04-19
上級仏単語: quinquennat
今日の上級フランス語単語は、
quinquennat
です。
発音は、
カンケナ
品詞は、
男性名詞
意味は、
5か年計画、(5か年計画の)5年間
のほかに、
(フランス大統領の)5年の任期
などがあります。
フランス大統領の任期は、2000年までは7年でしたが、2000年に国民投票が行われ、任期が5年に短縮されました。
現在のフランス大統領は、社会党の、
François Hollande
フランソワ・オランド

( 出典: ウィキメディア・コモンズ (Wikimedia Commons) )
です (2012年5月~)。
quinquennat
です。
発音は、
カンケナ
品詞は、
男性名詞
意味は、
5か年計画、(5か年計画の)5年間
のほかに、
(フランス大統領の)5年の任期
などがあります。
フランス大統領の任期は、2000年までは7年でしたが、2000年に国民投票が行われ、任期が5年に短縮されました。
現在のフランス大統領は、社会党の、
François Hollande
フランソワ・オランド
( 出典: ウィキメディア・コモンズ (Wikimedia Commons) )
です (2012年5月~)。
2015-04-17
上級仏単語: embargo
アメリカとキューバが接近したことで、アメリカからキューバへの制裁であった embargo (オンバルゴ) が解除されようとしています。
embargo は、
男性名詞
で、意味は、
(船舶の)出港禁止、輸出禁止
などです。
発音は、
・ ラルース社のオンライン辞書のページ
や
・ Forvo
で確認できます。
embargo は、
男性名詞
で、意味は、
(船舶の)出港禁止、輸出禁止
などです。
発音は、
・ ラルース社のオンライン辞書のページ
や
・ Forvo
で確認できます。
2015-04-11
上級仏単語: réconciliation
本日の上級仏単語: réconciliation
発音: レコンシリアシォン
品詞: 女性名詞
意味: 和解、仲直り
用例:
現在、長い間敵対関係にあった、アメリカとキューバが レコンシリアシォン に向かっています。
以下の三つの単語をコピーして、Googleなどで検索するといろんなページで使われているのがわかります。
Etats-Unis Cuba réconciliation
発音: レコンシリアシォン
品詞: 女性名詞
意味: 和解、仲直り
用例:
現在、長い間敵対関係にあった、アメリカとキューバが レコンシリアシォン に向かっています。
以下の三つの単語をコピーして、Googleなどで検索するといろんなページで使われているのがわかります。
Etats-Unis Cuba réconciliation
2015-04-10
上級仏単語: assener
きょうの上級仏単語は、
assener
です。
asséner
とアクサン付きで書くこともあります。
発音は、
アセネ
品詞は、
動詞
意味は、
[打撃などを]与える(加える)
です。
assener
です。
asséner
とアクサン付きで書くこともあります。
発音は、
アセネ
品詞は、
動詞
意味は、
[打撃などを]与える(加える)
です。
2015-04-08
留保の必要がある
[フランス語中級]
Cependant, il est indispensable de faire, sur ce point, une réserve.
(Léon Trotsky, "Ma Vie")
現在のロシアが、ソビエト社会主義共和国連邦という国になる前のロシアで、レーニンと一緒にロシア革命の中心人物となったトロツキーという人の自伝 『わが生涯』 のフランス語訳よりの引用です。
※ トロツキー 18才 (Wikipedia)
発音は、
Cependant,
スパンダン
il est indispensable
イレタンディスパンサァブル
de faire, sur ce point,
ドゥ フェール シュル ス プワン
Cependant, il est indispensable de faire, sur ce point, une réserve.
(Léon Trotsky, "Ma Vie")
現在のロシアが、ソビエト社会主義共和国連邦という国になる前のロシアで、レーニンと一緒にロシア革命の中心人物となったトロツキーという人の自伝 『わが生涯』 のフランス語訳よりの引用です。

発音は、
Cependant,
スパンダン
il est indispensable
イレタンディスパンサァブル
de faire, sur ce point,
ドゥ フェール シュル ス プワン
une réserve
ユヌ レゼルブ
という感じです。
文頭の Cependant は、
しかしながら
という意味の接続詞(副詞)です。
ユヌ レゼルブ
という感じです。
文頭の Cependant は、
しかしながら
という意味の接続詞(副詞)です。
続く文全体は、
il est 〜 de 不定詞…
…するのは〜だ
という構文になっています。
indispensable は
不可欠な、ぜひ必要な
という意味なので、
il est indispensable de …
で、
…することが必要だ(不可欠だ)
il est 〜 de 不定詞…
…するのは〜だ
という構文になっています。
indispensable は
不可欠な、ぜひ必要な
という意味なので、
il est indispensable de …
で、
…することが必要だ(不可欠だ)
…する必要がある
となります。
de に続くのは faire という動詞です。
il est indispensable de faire …
faire は「〜をする」 という動詞で、 「〜を」に当たる語句(名詞)が faire の後に来ます。
そのさいに faire と 「〜を」に当たる語句との間に前置詞が入ることはありません。
このように前置詞を介さずに動詞の対象となる語( 「〜を」に当たる語 )を 「直接目的語」 といいます。
直接目的語は名詞(または名詞相当語句)です。
では今回の faire の直接目的語は何でしょうか。
文を見てみると、faire の後には前置詞 sur があります。
de faire, sur ce point, une réserve
先ほど言ったように、 直接目的語には前置詞が付きません。
逆に言うと、前置詞が付いた語句は直接目的語ではありません。
つまり、surで始まる箇所は faire の目的語(直接目的語)ではありません。
では faire の直接目的語はどこにあるのでしょうか。
もう一度該当箇所を見てみると、
de faire, sur ce point, une réserve
というように、surという前置詞で始まる箇所は、ヴィルギュル( , )で囲まれています。
となります。
de に続くのは faire という動詞です。
il est indispensable de faire …
faire は「〜をする」 という動詞で、 「〜を」に当たる語句(名詞)が faire の後に来ます。
そのさいに faire と 「〜を」に当たる語句との間に前置詞が入ることはありません。
このように前置詞を介さずに動詞の対象となる語( 「〜を」に当たる語 )を 「直接目的語」 といいます。
直接目的語は名詞(または名詞相当語句)です。
では今回の faire の直接目的語は何でしょうか。
文を見てみると、faire の後には前置詞 sur があります。
de faire, sur ce point, une réserve
先ほど言ったように、 直接目的語には前置詞が付きません。
逆に言うと、前置詞が付いた語句は直接目的語ではありません。
つまり、surで始まる箇所は faire の目的語(直接目的語)ではありません。
では faire の直接目的語はどこにあるのでしょうか。
もう一度該当箇所を見てみると、
de faire, sur ce point, une réserve
というように、surという前置詞で始まる箇所は、ヴィルギュル( , )で囲まれています。
ちょっとここで、この ヴィルギュル( , )に囲まれた箇所を取っ払ってみましょう。
すると、
de faire une réserve
となります。
faireの後に
une réserve
という名詞が前置詞を介さずに、直接続く形になりました。
réserve(レゼルヴ)は une が付いているので女性名詞だとわかります。
意味は、
蓄え、備蓄
の他、
保留、留保
などがあります。
ここでは faire une réserve で、
留保する
ととっておきます。
最後に、
すると、
de faire une réserve
となります。
faireの後に
une réserve
という名詞が前置詞を介さずに、直接続く形になりました。
réserve(レゼルヴ)は une が付いているので女性名詞だとわかります。
意味は、
蓄え、備蓄
の他、
保留、留保
などがあります。
ここでは faire une réserve で、
留保する
ととっておきます。
最後に、
sur ce point
ですが、
この点に関して
ですが、
この点に関して
としましょう。
※ 前置詞 sur には
~について、~に関して
という意味があります。
全体では、
Cependant, il est indispensable de faire, sur ce point, une réserve.
しかしながら、この点に関しては、留保する必要がある。
という感じになりそうです。
□ 翻訳
岩波文庫から 『 トロツキーわが生涯
』 という上下二巻本が出ていますが現在は品切れのようです。


※ 前置詞 sur には
~について、~に関して
という意味があります。
全体では、
Cependant, il est indispensable de faire, sur ce point, une réserve.
しかしながら、この点に関しては、留保する必要がある。
という感じになりそうです。
□ 翻訳
岩波文庫から 『 トロツキーわが生涯
2015-04-06
上級仏単語: hébétude
上級仏単語です。
今日の単語は、
hébétude
発音は、
エベチュッド
で、語頭の h (アッシュ)は、
無音の h
です。
品詞は、
女性名詞
で、意味は、
もうろう(朦朧)状態、茫然自失
です。
今日の単語は、
hébétude
発音は、
エベチュッド
で、語頭の h (アッシュ)は、
無音の h
です。
品詞は、
女性名詞
で、意味は、
もうろう(朦朧)状態、茫然自失
です。
2015-04-04
上級仏単語: octroyer
上級フランス語単語です。
「上級」 というのは、フランス語の基本単語集などに載っていない単語で、新聞や雑誌の記事などでよく見かける語、といった意味です。
今日の上級仏単語は、
octroyer
です。
発音は、
オクトロワイェ
で、動詞です。
意味:
(恩恵として)与える, 授与する, 授ける
です。
「上級」 というのは、フランス語の基本単語集などに載っていない単語で、新聞や雑誌の記事などでよく見かける語、といった意味です。
今日の上級仏単語は、
octroyer
です。
発音は、
オクトロワイェ
で、動詞です。
意味:
(恩恵として)与える, 授与する, 授ける
です。
1844年10月の午後3時ころ 3
[フランス語中級]
Balzac, "Le cousin Pons 冒頭の第三回目です。
Vers trois heures de l'après-midi, dans le mois d'octobre de l'année 1844, un homme âgé d'une soixantaine d'années, mais à qui tout le monde eût donné plus que cet âge, allait le long du boulevard des Italiens, le nez à la piste, les lèvres papelardes, comme un négociant qui vient de conclure une excellente affaire, ou comme un garçon content de lui-même au sortir d'un boudoir.
→ 第一回目
→ 第二回目
前回までで、
Vers trois heures de l'après-midi, dans le mois d'octobre de l'année 1844, un homme âgé d'une soixantaine d'années, mais à qui
までやりました。
だいたいの意味は、
時は午後三時ころのこと、1844年の10月の月、60かそこらの男が...
という感じでした。
さて、関係代名詞 à qui はとりあえず、
その男に....
という意味にとっておきましょう。
à qui のあとに続くのは、
mais à qui tout le monde eût donné plus que cet âge,
メ ア キ トゥルモンド イ ドネ プリュ ク セッタァジュ
※ eût の発音をカタカナで 「イ」 と書きましたが、発音記号だと [y] です。
アルファベットの u の発音と同じで、唇を突き出して「イ」 を発音するつもりで音をだすと、[y] の音が出ます。
à qui は関係代名詞で 「その人に(とって)(対して)...」 となるので (=前置詞があるので) 、関係代名詞に続く文 (関係代名詞節) では主語になりません。
ということは à qui の後には主語になる語が来るのではないかと予想されます。
つまり、続く
tout le monde
は、主語になると考えて、
みんなは(が)....
としておきます。
問題は、その次の
eût donné
です。
donné は donner の過去分詞でいいとして、eût は何でしょうか?
動詞 avoir の直説法単純過去形ではないかと思った人がいるかもしれません。
確認してみましょう。 avoir の直説法単純過去形の活用は、
j'eus
tu eus
il eut
nous eûmes
vous eûtes
ils eurent
です。
※ カタカナでの発音は、
ジィ
テュ イ
イリィ
ヌゥズィム
ヴゥズィット
イルズィール
となります。
いま主語は tout le monde (すべての人、皆)で、tout le monde が主語のときは動詞は三人称単数になります。
そうすると avoir の直説法単純過去の場合は、
il eut
となっているので、今回の、
tout le monde eût donné
の eût とは微妙に違います。
では、この
eût
は、何でしょうか?
avoir の活用じゃないのかもしれないですが、avoir の直説法単純過去の il eut の eut とほぼ同じなのでやっぱり、avoir が活用したもののような気がします。
辞書で調べてましょう。
今回は、オンラインの辞書で、辞書で有名な Larousse(ラルース) 社のサイトを利用してみます。
まず、Dictionnaire français - Dictionnaires Larousse français monolingue et bilingues en ligne にアクセスします。
→ http://www.larousse.fr/dictionnaires/francais
こんな感じのページです。
ページ上部の入力欄に eût を入力して検索します。
※ eût の真ん中の û がうまく入力できないという人は、今見ているこのページからコピペしてください。
検索結果は、avoir のページが表示されました。
ということは、やはり eût は avoir の活用形のようです。
何の活用なのでしょうか (法と時制は何なのでしょうか)。
右の方にある 「活用」 (CONJUGAISON)ボタンを押してみます。
※ conjugaison は 「動詞の活用」 のことです。 (発音は コンジュゲゾン)。
最初に直説法の活用が一覧表示されました。
直説法は indicatif (アンディカティフ) です。
直説法の活用の一覧を見てみても eût は見当たりませんでした。
次に、indicatif の隣の subjonctif をクリックしてみます。
subjonctif (シュブジョンクティフ) は 「接続法」 です。
普段あまり目にしない活用もあります。
が、よく見ると eût があります!
ここは imparfait (アンパルフェ) とあるので 「半過去」 です。
といっても直説法半過去ではなく、接続法半過去です。
やっと eût が avoir の接続法半過去だということがわかりました。
接続法半過去ってどういうときに使うのでしょうか。
とりあえず文に戻ってみると、
tout le monde eût donné
となっていました。
形としては、
avoirの接続法半過去形 + 動詞の過去分詞
となっています。
この形は、
接続法大過去
と呼ばれます。
接続法大過去とは何か。
なぜここで接続法大過去が使われているのか。
続きます....。
Balzac, "Le cousin Pons 冒頭の第三回目です。
Vers trois heures de l'après-midi, dans le mois d'octobre de l'année 1844, un homme âgé d'une soixantaine d'années, mais à qui tout le monde eût donné plus que cet âge, allait le long du boulevard des Italiens, le nez à la piste, les lèvres papelardes, comme un négociant qui vient de conclure une excellente affaire, ou comme un garçon content de lui-même au sortir d'un boudoir.
→ 第一回目
→ 第二回目
前回までで、
Vers trois heures de l'après-midi, dans le mois d'octobre de l'année 1844, un homme âgé d'une soixantaine d'années, mais à qui
までやりました。
だいたいの意味は、
時は午後三時ころのこと、1844年の10月の月、60かそこらの男が...
という感じでした。
さて、関係代名詞 à qui はとりあえず、
その男に....
という意味にとっておきましょう。
à qui のあとに続くのは、
mais à qui tout le monde eût donné plus que cet âge,
メ ア キ トゥルモンド イ ドネ プリュ ク セッタァジュ
※ eût の発音をカタカナで 「イ」 と書きましたが、発音記号だと [y] です。
アルファベットの u の発音と同じで、唇を突き出して「イ」 を発音するつもりで音をだすと、[y] の音が出ます。
à qui は関係代名詞で 「その人に(とって)(対して)...」 となるので (=前置詞があるので) 、関係代名詞に続く文 (関係代名詞節) では主語になりません。
ということは à qui の後には主語になる語が来るのではないかと予想されます。
つまり、続く
tout le monde
は、主語になると考えて、
みんなは(が)....
としておきます。
問題は、その次の
eût donné
です。
donné は donner の過去分詞でいいとして、eût は何でしょうか?
動詞 avoir の直説法単純過去形ではないかと思った人がいるかもしれません。
確認してみましょう。 avoir の直説法単純過去形の活用は、
j'eus
tu eus
il eut
nous eûmes
vous eûtes
ils eurent
です。
※ カタカナでの発音は、
ジィ
テュ イ
イリィ
ヌゥズィム
ヴゥズィット
イルズィール
となります。
いま主語は tout le monde (すべての人、皆)で、tout le monde が主語のときは動詞は三人称単数になります。
そうすると avoir の直説法単純過去の場合は、
il eut
となっているので、今回の、
tout le monde eût donné
の eût とは微妙に違います。
では、この
eût
は、何でしょうか?
avoir の活用じゃないのかもしれないですが、avoir の直説法単純過去の il eut の eut とほぼ同じなのでやっぱり、avoir が活用したもののような気がします。
辞書で調べてましょう。
今回は、オンラインの辞書で、辞書で有名な Larousse(ラルース) 社のサイトを利用してみます。
まず、Dictionnaire français - Dictionnaires Larousse français monolingue et bilingues en ligne にアクセスします。
→ http://www.larousse.fr/dictionnaires/francais
こんな感じのページです。
ページ上部の入力欄に eût を入力して検索します。
※ eût の真ん中の û がうまく入力できないという人は、今見ているこのページからコピペしてください。
検索結果は、avoir のページが表示されました。
ということは、やはり eût は avoir の活用形のようです。
何の活用なのでしょうか (法と時制は何なのでしょうか)。
右の方にある 「活用」 (CONJUGAISON)ボタンを押してみます。
※ conjugaison は 「動詞の活用」 のことです。 (発音は コンジュゲゾン)。
最初に直説法の活用が一覧表示されました。
直説法は indicatif (アンディカティフ) です。
直説法の活用の一覧を見てみても eût は見当たりませんでした。
次に、indicatif の隣の subjonctif をクリックしてみます。
subjonctif (シュブジョンクティフ) は 「接続法」 です。
普段あまり目にしない活用もあります。
が、よく見ると eût があります!
ここは imparfait (アンパルフェ) とあるので 「半過去」 です。
といっても直説法半過去ではなく、接続法半過去です。
やっと eût が avoir の接続法半過去だということがわかりました。
接続法半過去ってどういうときに使うのでしょうか。
とりあえず文に戻ってみると、
tout le monde eût donné
形としては、
avoirの接続法半過去形 + 動詞の過去分詞
となっています。
この形は、
接続法大過去
と呼ばれます。
接続法大過去とは何か。
なぜここで接続法大過去が使われているのか。
続きます....。
2015-04-03
上級仏単語: martial
軍事政権下のタイで、昨年5月から続いていた戒厳令が解除されました。
戒厳令はフランス語で、
loi martiale
といいます。
martial (マルシアル)は形容詞で、
軍の、戦争の
という意味があります。
英語では戒厳令は、
martial law (マーシャル ロー)
といい、フランス語も英語も martial という形容詞を使っています。
この martial という語は、ローマの軍神、
Mars (マルス、英語読みでは マーズ)
から由来しています。
太陽系の惑星の火星がやはりフランス語・英語ともに
Mars
ですが、これも同じ語源からです。
戒厳令はフランス語で、
loi martiale
といいます。
martial (マルシアル)は形容詞で、
軍の、戦争の
という意味があります。
英語では戒厳令は、
martial law (マーシャル ロー)
といい、フランス語も英語も martial という形容詞を使っています。
この martial という語は、ローマの軍神、
Mars (マルス、英語読みでは マーズ)
から由来しています。
太陽系の惑星の火星がやはりフランス語・英語ともに
Mars
ですが、これも同じ語源からです。
2015-04-01
上級仏単語: fraude
本日の単語は、
fraude
です。
発音は、
フロォド
女性名詞です。
意味は、
詐欺、不正行為
です。
たとえば、
選挙違反
は、
fraude électorale
フロォド エレクトラァル
脱税は、
fraude fiscale
フロォド フィスカァル
となります。
fraude
です。
発音は、
フロォド
女性名詞です。
意味は、
詐欺、不正行為
です。
たとえば、
選挙違反
は、
fraude électorale
フロォド エレクトラァル
脱税は、
fraude fiscale
フロォド フィスカァル
となります。
ミラボー橋の下
Sous le pont Mirabeau coule la Seine
[フランス語初級]
今日は有名な詩の一節 (冒頭) です。
発音ですが、マルク・ラヴォワーヌ (Marc Lavoine) という歌手が歌っていますので聞いてみてください (リンク先はYouTubeのビデオです)。 ビデオの13秒あたりからです。
カタカナで書くと、
Sous le pont Mirabeau
スゥ ル ポン ミラボォ
coule la Seine
クゥル ラ セェヌ
という感じです。
さて、最初の sous ですが、これは英語で言えば under に当たる前置詞です。
意味は 「~の下に/で」 です。
何の下かといういうと、
le pont Mirabeau
つまり、
ミラボー橋
の下です。
pont は男性名詞で 「橋」 です。
ミラボー橋は、パリのセーヌ川にかかっている橋で、セーヌ川をエッフェル塔よりちょっとだけ下ったところにあります。
さて、
Sous le pont Mirabeau
で、
ミラボー橋の下で(に)
となるので、また文の主語がありません。
次に来るのは、
coule
という語ですが、これは couler という動詞です。
couler の意味は、
流れる
です。
※ couler の直説法現在形の活用を確認しておくと、
je coule ジュ クゥル
tu coules テュ クゥル
il coule イル クゥル
nous coulons ヌゥ クゥロン
vous coulez ヴゥ クゥレ
ils coulent イル クゥル
です。
動詞 coule の主語はその後ろに来ています。
Sous le pont Mirabeau coule la Seine
この la Seine (セーヌ川) が、coule の主語になります。
したがって、この文の意味は、
ミラボー橋の下をセーヌ川が流れている
ミラボー橋の下、セーヌが流れる
となります。
疑問文じゃない普通の文 (肯定文) なのに、なぜ主語と動詞の語順が逆な の(倒置されているの) か。
「詩」 だからでしょうか?...
あと、文章の最後にピリオド (ポワン point ) はありません。
この詩の全文はググるといろいろ見つかります。
たとえば、
Le Pont Mirabeau, poème de Guillaume Apollinaire - poetica.fr
などにあります。
■ 作者
この詩の作者は、Guillaume Apollinaire (ギョーム・アポリネール / 1880-1918 ) という詩人です。
→ このブログのアポリネールの記事
こんな見栄えの人です。
■ 翻訳
この詩の翻訳は、「「ミラボー橋」アポリネール 堀口大学訳 他多数の訳 - とおいひのうた いまというひのうた」 というページにいくつか紹介されています。
書籍では、新潮文庫の 『アポリネール詩集 (新潮文庫)
』 (堀口大學 訳) などがあります。


[フランス語初級]
今日は有名な詩の一節 (冒頭) です。
発音ですが、マルク・ラヴォワーヌ (Marc Lavoine) という歌手が歌っていますので聞いてみてください (リンク先はYouTubeのビデオです)。 ビデオの13秒あたりからです。
カタカナで書くと、
Sous le pont Mirabeau
スゥ ル ポン ミラボォ
coule la Seine
という感じです。
さて、最初の sous ですが、これは英語で言えば under に当たる前置詞です。
意味は 「~の下に/で」 です。
何の下かといういうと、
le pont Mirabeau
つまり、
ミラボー橋
の下です。
pont は男性名詞で 「橋」 です。
ミラボー橋は、パリのセーヌ川にかかっている橋で、セーヌ川をエッフェル塔よりちょっとだけ下ったところにあります。
さて、
Sous le pont Mirabeau
で、
ミラボー橋の下で(に)
となるので、また文の主語がありません。
次に来るのは、
coule
という語ですが、これは couler という動詞です。
couler の意味は、
流れる
です。
※ couler の直説法現在形の活用を確認しておくと、
je coule ジュ クゥル
tu coules テュ クゥル
il coule イル クゥル
nous coulons ヌゥ クゥロン
vous coulez ヴゥ クゥレ
ils coulent イル クゥル
です。
動詞 coule の主語はその後ろに来ています。
Sous le pont Mirabeau coule la Seine
この la Seine (セーヌ川) が、coule の主語になります。
したがって、この文の意味は、
ミラボー橋の下をセーヌ川が流れている
ミラボー橋の下、セーヌが流れる
疑問文じゃない普通の文 (肯定文) なのに、なぜ主語と動詞の語順が逆な の(倒置されているの) か。
「詩」 だからでしょうか?...
あと、文章の最後にピリオド (ポワン point ) はありません。
この詩の全文はググるといろいろ見つかります。
たとえば、
Le Pont Mirabeau, poème de Guillaume Apollinaire - poetica.fr
などにあります。
■ 作者
この詩の作者は、Guillaume Apollinaire (ギョーム・アポリネール / 1880-1918 ) という詩人です。
→ このブログのアポリネールの記事
こんな見栄えの人です。
■ 翻訳
この詩の翻訳は、「「ミラボー橋」アポリネール 堀口大学訳 他多数の訳 - とおいひのうた いまというひのうた」 というページにいくつか紹介されています。
書籍では、新潮文庫の 『アポリネール詩集 (新潮文庫)
2015-03-28
上級仏単語: diffamation
上級仏単語です。
今日は、
diffamation
です。
発音は、
ディファマシオン
意味は、
中傷, 名誉毀損(めいよきそん)
です。
-tion で終わっているので
女性名詞
です!
今日は、
diffamation
です。
発音は、
ディファマシオン
意味は、
中傷, 名誉毀損(めいよきそん)
です。
-tion で終わっているので
女性名詞
です!
クラクションが軋んだ音を立てた
Quatre ou cinq klaxons grincèrent à la fois.
この文は、André Malraux, "La Condition humaine" (アンドレ・マルロー『人間の条件』 ) の 1ページ目に出てきます。
→ このブログでマルローの『人間の条件』 を扱った記事
→ André Malraux, "La Condition humaine" (amazon)
まず発音を確認。
Quatre ou cinq klaxons
カトゥル ウ サンク クラクソン
までで、
4つか5つのクラクションが軋んだ
↓
クラクションが4、5回、軋んだ音を立てた
ということになります。
最後に、
とありますが、fois は女性名詞で、
~回、~度
という回数を表しますが、à la fois は熟語で、
同時に、一度に
という意味でした。
ですので、
Quatre ou cinq klaxons grincèrent à la fois.
で、
4つか5つのクラクションが一度に軋んだ音を立てた。
↓
4、5台の車のクラクションが一斉に軋んだ音を立てた。
という感じになります。
この文は、小説冒頭で、Tchen という人物が夜、蚊帳が吊られたベッドに寝ている人物を刺し殺そうとして躊躇している場面に挿入されています。
この小説の書き出しについては、やはり、
→ このブログでマルローの『人間の条件』 を扱った記事
を見てください。
この文は、André Malraux, "La Condition humaine" (アンドレ・マルロー『人間の条件』 ) の 1ページ目に出てきます。
→ このブログでマルローの『人間の条件』 を扱った記事
→ André Malraux, "La Condition humaine" (amazon)
まず発音を確認。
Quatre ou cinq klaxons
カトゥル ウ サンク クラクソン
grincèrent à la fois
グランセール ア ラ フワ
文の最初が Quatre ou cinq、つまり、
4つか5つ(の)
で始まっていて、そのすぐ右隣りには、
kalaxons
とあるので
4つか5つのクラクソン (が)
ということになりそうです。
kalaxon は男性名詞で、
警笛、クラクション
のことです。
※ もともとは kalaxon はクラクションを製造していた会社(フランス)の会社名だということです。
グランセール ア ラ フワ
文の最初が Quatre ou cinq、つまり、
4つか5つ(の)
で始まっていて、そのすぐ右隣りには、
kalaxons
とあるので
4つか5つのクラクソン (が)
ということになりそうです。
kalaxon は男性名詞で、
警笛、クラクション
のことです。
※ もともとは kalaxon はクラクションを製造していた会社(フランス)の会社名だということです。
さて 「4つか5つ(の)クラクション」 がどうしたのか。
次に grincèrent という動詞が来ます。
動詞の活用の最後が -èrent となっているパターンはこれまでも何度か出てきています。
そうです、直説法単純過去形です。
→ 直説法単純過去形についての記事
grincèrent の不定詞は grincer (グランセ)で、意味は、
軋む(軋む)、耳障り(みみざわり)な音を立てる
です。
grincer の単純過去形の活用を確認しておきましょう。
je grinçai ジュ グランセ
tu grinças テュ グランサ
il grinça イル グランサ
nous grinçâmes ヌ グランサーム
vous grinçâtes ヴ グランサート
ils grincèrent イル グランセール
ちょっと面倒ですね。
活用の語尾だけ取り出すと、
je -ai
tu -as
il -a
nous -âmes
vous -âtes
ils -èrent
となるわけですが、単純過去の活用語尾の型は 4種類ほどあります。
grincer と同じパータンになるのは、不定詞(原形)が -er で終わっている動詞です(aller も含む)。
たとえば、parler だと、
次に grincèrent という動詞が来ます。
動詞の活用の最後が -èrent となっているパターンはこれまでも何度か出てきています。
そうです、直説法単純過去形です。
→ 直説法単純過去形についての記事
grincèrent の不定詞は grincer (グランセ)で、意味は、
軋む(軋む)、耳障り(みみざわり)な音を立てる
です。
grincer の単純過去形の活用を確認しておきましょう。
je grinçai ジュ グランセ
tu grinças テュ グランサ
il grinça イル グランサ
nous grinçâmes ヌ グランサーム
vous grinçâtes ヴ グランサート
ils grincèrent イル グランセール
ちょっと面倒ですね。
活用の語尾だけ取り出すと、
je -ai
tu -as
il -a
nous -âmes
vous -âtes
ils -èrent
となるわけですが、単純過去の活用語尾の型は 4種類ほどあります。
grincer と同じパータンになるのは、不定詞(原形)が -er で終わっている動詞です(aller も含む)。
たとえば、parler だと、
je parlai ジュ パルレ
tu parlas テュ パルラ
il parla イル パルラ
nous parlâmes ヌ パルラーム
vous parlâtes ヴ パルラート
ils parlèrent イル パルレール
となります。
※ ほかの 3種類の活用のパターンについてはまたいつか...。
また、grincer の場合、主語が ils (3人称複数) 以外のときに、 c が ç (c cédille) になっているのは、c を [ k ] (カ行)ではなく、[ s ] (サ行) と読ませるためです。
( これは直説法現在の活用のときと同様です。 詳しくはやはり別の機会に...。 待てない人はググッて調べてみてください。)
さて、
tu parlas テュ パルラ
il parla イル パルラ
nous parlâmes ヌ パルラーム
vous parlâtes ヴ パルラート
ils parlèrent イル パルレール
となります。
※ ほかの 3種類の活用のパターンについてはまたいつか...。
また、grincer の場合、主語が ils (3人称複数) 以外のときに、 c が ç (c cédille) になっているのは、c を [ k ] (カ行)ではなく、[ s ] (サ行) と読ませるためです。
( これは直説法現在の活用のときと同様です。 詳しくはやはり別の機会に...。 待てない人はググッて調べてみてください。)
さて、
Quatre ou cinq klaxons grincèrent
までで、
4つか5つのクラクションが軋んだ
↓
クラクションが4、5回、軋んだ音を立てた
ということになります。
最後に、
à la fois
とありますが、fois は女性名詞で、
~回、~度
という回数を表しますが、à la fois は熟語で、
同時に、一度に
という意味でした。
ですので、
Quatre ou cinq klaxons grincèrent à la fois.
で、
4つか5つのクラクションが一度に軋んだ音を立てた。
↓
4、5台の車のクラクションが一斉に軋んだ音を立てた。
という感じになります。
この文は、小説冒頭で、Tchen という人物が夜、蚊帳が吊られたベッドに寝ている人物を刺し殺そうとして躊躇している場面に挿入されています。
この小説の書き出しについては、やはり、
→ このブログでマルローの『人間の条件』 を扱った記事
を見てください。
2015-03-24
2015-03-21
上級仏単語: truffer
今日の上級フランス語単語は、
truffer
です。
発音は、
トゥリュフェ
です。
→ Forvoで発音を確認
truffer は高級食材のトリュフ、
truffe (女性名詞)
の動詞形で、
トリュフを添える、(食材に)トリュフを詰める
という意味の他に、そこから派生して
(~を)いっぱいに詰める
という意味でも使われます。
最近のニュースだと、イラクのバクダッドの北にあるティクリットという街が、爆弾で truffer されている、という用例がありました。
truffer
です。
発音は、
トゥリュフェ
です。
→ Forvoで発音を確認
truffer は高級食材のトリュフ、
truffe (女性名詞)
の動詞形で、
トリュフを添える、(食材に)トリュフを詰める
という意味の他に、そこから派生して
(~を)いっぱいに詰める
という意味でも使われます。
最近のニュースだと、イラクのバクダッドの北にあるティクリットという街が、爆弾で truffer されている、という用例がありました。
2015-03-13
上級仏単語: percuter
今日の上級仏単語は、
percuter
です。
発音は、
ペルキュテ
→ Forvoで発音を聞く
品詞は、
動詞
です。
先日の、アスリートの乗ったヘリコプター同士の衝突の事故。
percuter は、
衝突する
という意味で、この事故のニュースのなかでも percuter が使われていました。
「二台のヘリコプターが衝突した」 だと、
Les deux hélicoptères se sont percutés.
レ ドゥゼリコプテール ス ソン ペルキュテ
となります。
percuter
です。
発音は、
ペルキュテ
→ Forvoで発音を聞く
品詞は、
動詞
です。
先日の、アスリートの乗ったヘリコプター同士の衝突の事故。
percuter は、
衝突する
という意味で、この事故のニュースのなかでも percuter が使われていました。
「二台のヘリコプターが衝突した」 だと、
Les deux hélicoptères se sont percutés.
レ ドゥゼリコプテール ス ソン ペルキュテ
となります。
2015-03-11
上級仏単語: homicide
数日前、アルゼンチンで、フランス人のアスリートなどが搭乗していた2台のヘリコプターが接触し墜落、乗客全員が死亡したとのこと。
フランスのテレビ番組のロケ中だったらしいです。
フランス当局は、過失致死罪を視野に入れた捜査を始めたというニュースがありました。
「過失致死罪」は、
homicide involontaire
オミシッド アンヴォロンテール
です。
involontaire は、
意図しない、わざとではない
という意味で、
homicide
のほうは、
殺人、殺人犯、人殺し
という意味です。
ですので、homicide involontaire は、
意図しない殺人
です。
homicide の homi- は、
homme (男、人間)
という語と同じく、「人間」という意味のラテン語の、
homo
という語から来ています。
また、-cide には、
殺す
という意味があり、「自殺」という意味の
suicide
の最後の -cide と同じです。
※ sui- は「自分」という意味になります。
フランスのテレビ番組のロケ中だったらしいです。
フランス当局は、過失致死罪を視野に入れた捜査を始めたというニュースがありました。
「過失致死罪」は、
homicide involontaire
オミシッド アンヴォロンテール
です。
involontaire は、
意図しない、わざとではない
という意味で、
homicide
のほうは、
殺人、殺人犯、人殺し
という意味です。
ですので、homicide involontaire は、
意図しない殺人
です。
homicide の homi- は、
homme (男、人間)
という語と同じく、「人間」という意味のラテン語の、
homo
という語から来ています。
また、-cide には、
殺す
という意味があり、「自殺」という意味の
suicide
の最後の -cide と同じです。
※ sui- は「自分」という意味になります。
1844年10月の午後3時ころ 2
[フランス語中級]
Vers trois heures de l'après-midi, dans le mois d'octobre de l'année 1844, un homme âgé d'une soixantaine d'années, mais à qui tout le monde eût donné plus que cet âge, allait le long du boulevard des Italiens, le nez à la piste, les lèvres papelardes, comme un négociant qui vient de conclure une excellente affaire, ou comme un garçon content de lui-même au sortir d'un boudoir.
Balzac, "Le cousin Pons 冒頭の第二回目です。
→ 第一回目
un homme âgé d'une soixantaine d'années 「60歳くらいの歳の男(が)」に、
mais à qui tout le monde eût donné
メ アキ トゥル モンド イドネ
plus que cet âge
プリュ ク セッタージュ
と続きます。
mais は「でも、しかし」なので前の内容と対立する内容が述べられると予想されます。
何と何が対立するのかはもう少し読まないとわかりませんが予想はしておきましょう。
à qui は何でしょうか。
qui は疑問詞か関係代名詞のどちらかになります。
ここまで読んだところでは疑問文っぽい感じはないので、とりあえず関係代名詞と判断して読んで行きます。
関係代名詞は「代名詞」なので、何らかの「名詞」の「代わり」になっています。
関係代名詞がその代わりになっている元の名詞のことを「先行詞」といったりします。
関係代名詞があるときはとにかくその先行詞を見つけるのが大事。
それから関係代名詞はいくつかありました。
たとえば、
qui que dont lequel
などです。
それぞれ用法がちがいます。
今回の例文の場合はどうでしょうか。
この場合は「前置詞+qui」となっていて、この組み合わせの場合は、関係代名詞 qui が指しているの(quiの先行詞)は「人」になります。
※ 先行詞が「モノ」の場合は、「前置詞+関係代名詞」の組み合わせで使われる関係代名詞は
lequel laquelle
lesquels lesquelles
になります。
そうすると、この場合の qui の先行詞は、un homme ということになりそうです。
à qui で、「その人に対して(= 60歳くらいの歳のその男に対して )」という感じです。
では関係代名詞の後ろの部分(関係代名詞節)を見ていきましょう。
(続く...)
Vers trois heures de l'après-midi, dans le mois d'octobre de l'année 1844, un homme âgé d'une soixantaine d'années, mais à qui tout le monde eût donné plus que cet âge, allait le long du boulevard des Italiens, le nez à la piste, les lèvres papelardes, comme un négociant qui vient de conclure une excellente affaire, ou comme un garçon content de lui-même au sortir d'un boudoir.
Balzac, "Le cousin Pons 冒頭の第二回目です。
→ 第一回目
un homme âgé d'une soixantaine d'années 「60歳くらいの歳の男(が)」に、
mais à qui tout le monde eût donné
メ アキ トゥル モンド イドネ
plus que cet âge
プリュ ク セッタージュ
と続きます。
mais は「でも、しかし」なので前の内容と対立する内容が述べられると予想されます。
何と何が対立するのかはもう少し読まないとわかりませんが予想はしておきましょう。
à qui は何でしょうか。
qui は疑問詞か関係代名詞のどちらかになります。
ここまで読んだところでは疑問文っぽい感じはないので、とりあえず関係代名詞と判断して読んで行きます。
関係代名詞は「代名詞」なので、何らかの「名詞」の「代わり」になっています。
関係代名詞がその代わりになっている元の名詞のことを「先行詞」といったりします。
関係代名詞があるときはとにかくその先行詞を見つけるのが大事。
それから関係代名詞はいくつかありました。
たとえば、
qui que dont lequel
などです。
それぞれ用法がちがいます。
今回の例文の場合はどうでしょうか。
この場合は「前置詞+qui」となっていて、この組み合わせの場合は、関係代名詞 qui が指しているの(quiの先行詞)は「人」になります。
※ 先行詞が「モノ」の場合は、「前置詞+関係代名詞」の組み合わせで使われる関係代名詞は
lequel laquelle
lesquels lesquelles
になります。
そうすると、この場合の qui の先行詞は、un homme ということになりそうです。
à qui で、「その人に対して(= 60歳くらいの歳のその男に対して )」という感じです。
では関係代名詞の後ろの部分(関係代名詞節)を見ていきましょう。
(続く...)
2015-03-10
上級仏単語: hérésie
今日の上級仏単語は、
hérésie
発音は、
エレズィ
です。
女性名詞。
最初の h は 「無音のh」 です。
意味は、
(カトリック教会から見た)異端
とか、
(一般的な意味での) 異端
とかです。
同じ 「エレジー」 でも、日本語にもなっている、「哀しい歌」(哀歌, 悲歌) という意味のエレジーもあります。
こちらは別の単語で、
élégie
女性名詞です。
hérésie
発音は、
エレズィ
です。
女性名詞。
最初の h は 「無音のh」 です。
意味は、
(カトリック教会から見た)異端
とか、
(一般的な意味での) 異端
とかです。
同じ 「エレジー」 でも、日本語にもなっている、「哀しい歌」(哀歌, 悲歌) という意味のエレジーもあります。
こちらは別の単語で、
élégie
女性名詞です。
2015-03-09
上級仏単語: châtiment
今日の上級仏単語は、
châtiment
発音は、
シャティモン
品詞は、
名詞 (男性名詞)
※ -ment で終わる名詞は男性名詞です。
意味は、
懲罰
です。
村上春樹が影響を受けたと言っているロシアの大作家ドストエフスキー。
そのドストエフスキーの作品に 『罪と罰』 (つみとばつ) というのがあります。
『罪と罰』 というタイトルは、フランス語で、
Crime et châtiment
と訳されています。
最近の用例では、
「 フランスで体罰が法律で明確に禁止されていないと、欧州評議会 (Conseil de l'Europe) が判断した」。
という内容の文中で、「体罰」 には、
châtiments corporels (肉体的懲罰)
という語句が使われていました。
châtiment
発音は、
シャティモン
品詞は、
名詞 (男性名詞)
※ -ment で終わる名詞は男性名詞です。
意味は、
懲罰
です。
村上春樹が影響を受けたと言っているロシアの大作家ドストエフスキー。
そのドストエフスキーの作品に 『罪と罰』 (つみとばつ) というのがあります。
『罪と罰』 というタイトルは、フランス語で、
Crime et châtiment
と訳されています。
最近の用例では、
「 フランスで体罰が法律で明確に禁止されていないと、欧州評議会 (Conseil de l'Europe) が判断した」。
という内容の文中で、「体罰」 には、
châtiments corporels (肉体的懲罰)
という語句が使われていました。
2015-03-08
2015-03-06
彼が私たちのところにやって来たのは 03
Il arriva chez nous un dimanche de novembre 189... Je continue à dire "chez nous", bien que la maison ne nous appartienne plus.
[フランス語中級]
( Alain-Fournier, "Le grand Meaulnes", )
アラン=フルニエ『モーヌの大将』 の冒頭三回目です。
→ 一回目 (2015.2.1)
→ ニ回目 (2015.2.2)
今日は引用の最後の部分です。
bien que la maison ne nous appartienne plus
[フランス語中級]
( Alain-Fournier, "Le grand Meaulnes", )
アラン=フルニエ『モーヌの大将』 の冒頭三回目です。
→ 一回目 (2015.2.1)
→ ニ回目 (2015.2.2)
Le grand Meaulnes 表紙 (Wikipediaより)
今日は引用の最後の部分です。
bien que la maison ne nous appartienne plus
発音はこんな感じです。
bien que la maison
ビャンクラメゾン
ne nous appartienne plus
ヌ ヌザパルティエンヌ プリュ
bien que la maison
ビャンクラメゾン
ne nous appartienne plus
ヌ ヌザパルティエンヌ プリュ
さてこの個所は bien que で始まります。
bien que の後には接続法の文が続き、意味は、「〜だけれども」という〈譲歩〉を表す、というのは初級を終えた人なら一度は聞いたことがあるはずです。
ここでは
appartienne
が接続法ということになりそうです。
この動詞 appartienne の不定詞は、
appartenir
アパルトゥニール
で、意味は、
(〜に)所属する、(〜の)ものである
などです。
ですから、
bien que la maison ne nous appartienne plus
はとりあえず、
もうその家は私たちの所属ではないのだけれども
その家はもう私たちのものではないのだけれど
などと訳せます。
ここで appartenir の接続法現在形の活用を確認しておきましょう。
j'appartienne ジャパルティエンヌ
tu appartiennes テュ アパルティエンヌ
il appartienne イラパルティエンヌ
nous appartenions ヌザパルトゥニオン
vous apparteniez ヴザパルトゥニエ
ils appartiennent イルザパルティエンヌ
接続法現在形の活用語幹は、基本的には(不規則な動詞以外は)直説法現在形の活用語幹を元に作られます。
その規則は、
接続法現在形の活用語幹は、直接法現在形の三人称複数(ils) の語幹から作る
というものです。
appartenir の場合だと、 直接法現在形の三人称複数(ils) の活用は、
ils appartiennent
なので、活用語尾の -ent を取った、
appartienn
が接続法現在形の活用語幹になります。
が、もう一つ規則があります。
それは、
直説法現在形の三人称複数形 (ils) の語幹と一人称複数形 (nous) の語幹が異なる動詞の場合
は、
nous と vousの接続法現在形の活用語幹のみ、直説法現在形一人称複数形の語幹を使う
というものです。
appartenir の直説法現在形の活用を見てみましょう。
j'appartiens ジャパルティヤン
tu appartiens テュ アパルティヤン
il appartient イラパルティヤン
nous appartenons ヌザパルトゥノン
vous appartenez ヴザパルトゥネ
ils appartiennent イルザパルティエンヌ
です。
bien que の後には接続法の文が続き、意味は、「〜だけれども」という〈譲歩〉を表す、というのは初級を終えた人なら一度は聞いたことがあるはずです。
ここでは
appartienne
が接続法ということになりそうです。
この動詞 appartienne の不定詞は、
appartenir
アパルトゥニール
で、意味は、
(〜に)所属する、(〜の)ものである
などです。
ですから、
bien que la maison ne nous appartienne plus
はとりあえず、
もうその家は私たちの所属ではないのだけれども
その家はもう私たちのものではないのだけれど
などと訳せます。
ここで appartenir の接続法現在形の活用を確認しておきましょう。
j'appartienne ジャパルティエンヌ
tu appartiennes テュ アパルティエンヌ
il appartienne イラパルティエンヌ
nous appartenions ヌザパルトゥニオン
vous apparteniez ヴザパルトゥニエ
ils appartiennent イルザパルティエンヌ
接続法現在形の活用語幹は、基本的には(不規則な動詞以外は)直説法現在形の活用語幹を元に作られます。
その規則は、
接続法現在形の活用語幹は、直接法現在形の三人称複数(ils) の語幹から作る
というものです。
appartenir の場合だと、 直接法現在形の三人称複数(ils) の活用は、
ils appartiennent
なので、活用語尾の -ent を取った、
appartienn
が接続法現在形の活用語幹になります。
が、もう一つ規則があります。
それは、
直説法現在形の三人称複数形 (ils) の語幹と一人称複数形 (nous) の語幹が異なる動詞の場合
は、
nous と vousの接続法現在形の活用語幹のみ、直説法現在形一人称複数形の語幹を使う
というものです。
appartenir の直説法現在形の活用を見てみましょう。
j'appartiens ジャパルティヤン
tu appartiens テュ アパルティヤン
il appartient イラパルティヤン
nous appartenons ヌザパルトゥノン
vous appartenez ヴザパルトゥネ
ils appartiennent イルザパルティエンヌ
です。
※ appartenir の活用は tenir と同じです。tenir 直説法現在形の活用を確認しておきます。
je tiens ジュ ティヤン
tu tiens テュ ティヤン
il tient イル ティヤン
nous tenons ヌ トゥノン
vous tenez ヴ トゥネ
ils tiennent イル ティエンヌ
appartenir は、
直説法現在形の三人称複数形 (ils) の語幹、
ils appartiennent → appartienn
と一人称複数形 (nous) の語幹、
je tiens ジュ ティヤン
tu tiens テュ ティヤン
il tient イル ティヤン
nous tenons ヌ トゥノン
vous tenez ヴ トゥネ
ils tiennent イル ティエンヌ
appartenir は、
直説法現在形の三人称複数形 (ils) の語幹、
ils appartiennent → appartienn
と一人称複数形 (nous) の語幹、
nous appartenons → apparten
が違います。
なので、先ほどの規則に従って、appartenir 接続法現在形の活用語幹は、
j' appartienn-
tu appartienn-
il appartienn-
nous apparten-
vous apparten-
ils appartienn-
となるでしょう。
接続法現在形の活用語尾は、
je -e
tu -es
il -e
nous -ions
vous -iez
ils -ent
が違います。
なので、先ほどの規則に従って、appartenir 接続法現在形の活用語幹は、
j' appartienn-
tu appartienn-
il appartienn-
nous apparten-
vous apparten-
ils appartienn-
となるでしょう。
接続法現在形の活用語尾は、
je -e
tu -es
il -e
nous -ions
vous -iez
ils -ent
となっています。
※ je, tu, il と ils は aimer, parler などの直説法現在形の活用語尾と同じで、nous と vous のときは直説法半過去形の活用語尾と同じです。
以上を合体させると、appartenir の接続法現在形の活用は、
j' appartienn-e
tu appartienn-es
il appartienn-e
nous apparten-ions
vous apparten-iez
ils appartienn-ent
となります。
ちょっと面倒な気もしますが、かなり明確な規則なので一度覚えれば楽勝です(たぶん)。
他の動詞でもチェックしてみましょう。
※ 活用の語幹が不規則なものもありますよ...。
※ je, tu, il と ils は aimer, parler などの直説法現在形の活用語尾と同じで、nous と vous のときは直説法半過去形の活用語尾と同じです。
以上を合体させると、appartenir の接続法現在形の活用は、
j' appartienn-e
tu appartienn-es
il appartienn-e
nous apparten-ions
vous apparten-iez
ils appartienn-ent
となります。
ちょっと面倒な気もしますが、かなり明確な規則なので一度覚えれば楽勝です(たぶん)。
他の動詞でもチェックしてみましょう。
※ 活用の語幹が不規則なものもありますよ...。
上級仏単語: patrimoine
イスラム国 (Etat islamique) が、占領地の文化遺産を売却して資金にしたり、破壊したりしているというニュースがありました。
こうした 「遺産」 を
patrimoine
といいます。
発音は、
パトリモワーヌ
で、男性名詞です。
「文化遺産」 だと、
patrimoine culturel
です。
patrimoine の patri- は 「父」 という意味があります。
patrie
パトリ
は、
祖国
という意味(女性名詞)、つまり 「父の国」 ということでしょう。
ですので、patrimoine は 「父から受け継いだもの」 で 「遺産」 となるのでしょう。
こうした 「遺産」 を
patrimoine
といいます。
発音は、
パトリモワーヌ
で、男性名詞です。
「文化遺産」 だと、
patrimoine culturel
です。
patrimoine の patri- は 「父」 という意味があります。
patrie
パトリ
は、
祖国
という意味(女性名詞)、つまり 「父の国」 ということでしょう。
ですので、patrimoine は 「父から受け継いだもの」 で 「遺産」 となるのでしょう。
2015-03-04
上級仏単語: dorénavant
今日は、
dorénavant
が上級仏単語候補です。
発音は、
ドレナヴァン
という感じです。
フランス人の発音を聞いて確認したい人は、 いつもの Forvo へ。
意味は、
今後は、これからは
という副詞で、同じ意味でより一般的に使われる語として、
désormais
デゾルメ
があります。
dorénavant は語源的には、
d'or en avant
で、or は古い言い方で、
今
という意味で、d'or で
今から
という意味になり、その後ろの en avant は、
前に(へ)、先に(へ)
という意味なので、
d'or en avant
dorénavant
が上級仏単語候補です。
発音は、
ドレナヴァン
という感じです。
フランス人の発音を聞いて確認したい人は、 いつもの Forvo へ。
意味は、
今後は、これからは
という副詞で、同じ意味でより一般的に使われる語として、
désormais
デゾルメ
があります。
dorénavant は語源的には、
d'or en avant
で、or は古い言い方で、
今
という意味で、d'or で
今から
という意味になり、その後ろの en avant は、
前に(へ)、先に(へ)
という意味なので、
d'or en avant
で、
今から 前へ
という感じです!
2015-03-03
上級仏単語: autisme
今日の上級仏単語は、
autisme
オティスム
です。
-isme で終わるのは男性名詞です。
autisme の意味は、
自閉症
になります。
auto- という接頭辞は
自己の
という意味を持っています。
autisme の場合は、 auto- じゃなくて aut- になっていますが、auto- という接頭辞から来ていると考えてよいでしょう。
autisme
オティスム
です。
-isme で終わるのは男性名詞です。
autisme の意味は、
自閉症
になります。
auto- という接頭辞は
自己の
という意味を持っています。
autisme の場合は、 auto- じゃなくて aut- になっていますが、auto- という接頭辞から来ていると考えてよいでしょう。
2015-03-01
上級仏単語: propagation
NHKのフランス語の海外向けラジオ放送、NHKワールド ラジオ日本のフランス語版での先日のニュースで、
日本で危険ドラッグのプロパガシィオンが懸念されている
という内容がありました。
プロパガシィオンの綴りは、
propagation
で、
普及、伝播 (でんぱ)、蔓延
といった意味があります。
-tion で終わっているので女性名詞です。
日本で危険ドラッグのプロパガシィオンが懸念されている
という内容がありました。
プロパガシィオンの綴りは、
propagation
で、
普及、伝播 (でんぱ)、蔓延
といった意味があります。
-tion で終わっているので女性名詞です。
上級仏単語: sporadique
今日の上級仏単語は、
sporadique
です。
発音: スポラディーク
最近のニュースだと、たとえば 「ウクライナ東部ではスポラディークな戦闘が続いています」 といった文脈で使われています。
sporadique の意味は、
散発的な、時折(ときおり)起こる
です。
最近のニュースだと、たとえば 「ウクライナ東部ではスポラディークな戦闘が続いています」 といった文脈で使われています。
sporadique の意味は、
散発的な、時折(ときおり)起こる
です。
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